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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

九段一茶庵本店

2011年09月27日 23時57分00秒 | 関心事
今日は縁あって首を突っ込まして頂くことになりやした、とある研究会参加のために九段方面へ。

その研究会が夕刻スタートってぇことで、顔合わせも兼ねてまずは食事でも、という主宰者さんのご提案により訪れましたのが、今日ご紹介のこちら「九段一茶庵本店」さん。

Kanother的には全く知らなかったんですが、蕎麦屋の暖簾には、何やら「一茶庵系」的な系譜があるらしく、こちら九段一茶庵さんはその名の通り、その系譜に連なるお店のようです。

てかそもそも一茶庵系って何なのさ?て事なんですが、元々の「一茶庵」てのは明治37年埼玉県に生まれの片倉康雄ってぇおヒトが、21歳の時にわずか一週間の見習い修行だけで新宿に開店した蕎麦屋なんだそうです。

そんな始め方だったもんで、開店当時は客がロクに入りゃしない感じだったりしたそうなんですが、こっからが片倉氏のエラいとこで「だって修行短かったもんね。しゃあないじゃんね。でも、だったらやりながら修行すりゃいいんじゃん?」的な感じで、自分の蕎麦を批判するお客さんの言葉から蕎麦技術改善のヒントを会得していったんだそうですよ。ヤル男だねぇ、全く。

その後、片倉氏考案の「そばとろ(とろろ汁で喰う蕎麦)」が大評判を呼んだのを切っ掛けに、著名な文士や北大路魯山人などとの交流が拡がったことから、蕎麦を素材や道具、器などまでを包括する芸術の域にまで高めた功労者なんだそうです。ほほ~。

Kanother的にはワケ知り顔でウダウダと蘊蓄を語る蕎麦オヤジとかはイマイチ敬遠気味だったりするんで、嗚呼、お前さんがあの手合いを産み出しちまった元凶なのかいと嫌味の一つも言いたくなるところですが、しかしこの蕎麦を喰わされては、そんな嫌味は飲み込まざるを得ませんでした。いやはや、旨いもんは旨い。何だかんだって、旨けりゃ全て帳消しですよ。旨い。文句なしに旨かったす。

今日はKanother的に「そばとろ」を頂いたんですが、冒頭のような事情もあって、不本意ながらノンアル。今度は天ぷらやら鴨やらでジックリ呑んだ後に、改めて「そばとろ」で締める的な感じで来たいのう、と思ったりしたんでした。てなワケで、そんな感じで是非また来よう。うむ。



アサヒ 冬の贈り物

2011年09月26日 02時06分00秒 | Kanother酒日記
ビール業界ではいよいよ、秋の新製品シーズンが到来しており、Kanother的に期待感満々なワケですが、今回はアサヒさんの新ジャンル「冬の贈り物」のご紹介です。

例に依って例の如くニュースリリースを見てみますと、この「冬の贈り物」、やわらかなコクとすっきりとした飲み口が特長なんだそうですよ。とは言えそれって具体的に何なのさ?てことなんですが、曰く「冬の夜に暖かい部屋の中で冬の味覚とともにゆったり楽しんでいただく」ことを目的に、「じっくりと時間をかけてローストした『クリスタル麦芽』を一部使用」したんだそうです。へ~。

てか、そうすると今度は「クリスタル麦芽って何のさ?」てことになるワケですが、このクリスタル麦芽、「発芽させてからローストした、ほのかに甘い風味を持つ麦芽」なんだそうです。なんで、クリスタル?なんとなく、クリスタル?まあ、その辺はどうでもいいっちゃあどうでもいいんですが。

冬の夜空とイルミネーションをモチーフとした缶デザインの「冬の贈り物」、発売は10月4日だそうです。そしてこの発売日から来年1月31日まで、抽選で1,000名様に「“さかなクン”オススメ!北海かにちゃんこ鍋セット」が当たるという、さかなクンなのにカニかよ、とツッこみたくなる感じのキャンペーンが展開されるようです。てことは、CMはさかなクンか?いいのか、それで?なんとなく。



横浜から電車に乗って両国に着いた

2011年09月25日 23時16分00秒 | ぶちでたん
さてさて今日のでたんは、ダブルヘッダー。第一試合の場所は、横浜。対ベイスターズ4連戦、2連敗のあと昨日の試合で一矢報いて迎えた4試合目。

この試合は今季のカープの試合でこれほどストレスフリーな試合が、一体何試合あっただろうか?てほどの快勝。今井選手の快投、前田選手の快打、栗原選手の快走。いやホント、良い試合見にきたと思いました、マジで!

そしてでたん的第二試合は、両国。カープ観戦後、関内から両国まで移動、先週に引き続いての両国でたん稽古です。そんな稽古終わりで、稽古後打合せ場を考えたでたん、「そう言えば久しくアケボノヤに行ってないね?」みたいな話しになり、んじゃアケボノヤに行く?的な話しをしつつ過去をひもとくと、何と前回のアケボノヤ訪問は2010年9月21日。ジャスト!とは言わんまでも、ほぼ1年振りだったワケです。

何かこう、久し振りにあそこ行く?的なそれのアバウト1年的な時間感覚に、酒呑みの意外と正確っぽいタイム感を強く意識した、今夜のでたんだったんでした。

ちなみに写真は、キンミヤ焼酎サワー&梅シロ。右のノズル付きの瓶が梅シロです。旨~ッ!幸~ッ!



食酒所 豆

2011年09月23日 23時59分00秒 | Kanother下町日記
今日は地元で、地元のあんなヒトやら、地元所縁のあんなヒトやらが、何しろ色々集まっての地元お祝い呑み会です。

そんな地元呑み会の場所は、地元のあんなヒトからご紹介の錦糸町のお店「食酒所 豆」。Kanother的に入院経験アリの都立墨東病院にほど近い、隠れ家的な呑み屋さんです。

こちらのお店、なんで豆って名前なのかと言うと、『仕入れた新鮮素材は、その日のうちに「まめに手造り」』てのがモットー、てことからのようです。

そういった『適材仕入れ』のスタイルを守り続けて、東京東部の呑み屋激戦区・錦糸町にて既に開店から16年とのこと。てこたぁ、Kanother入院時にはここにあったワケですね。知らんかったす。シツレーしやした。

店内はってぇと、ホワッとして落ち着いた感じの照明と、暖かい感じな木造りで統一感のある内装がリラックスさしてくれる、何ともマッタリとした空間。

料理の方は結構創作料理系で、且つこのテの店にありがちな「皿ばっかデカくて料理はちょっこし」的なこともあんましなくて、男的にも喰い応え充分。満足度高いッすよ。酒のラインナップとして梅酒がかなり充実しとるんで、女的な満足度も高いんではないでしょうか?

とは言え内装やらムードやらが、店内に流れるズージャとも相まって小洒落ちゃったりしてるもんだから、でたん稽古後打合せ場としては幾分使いづらいのですが、旨いことは間違いないので機会をみてまた寄らして頂きたいとおもいやす。



当世若者言葉研究ノート

2011年09月22日 23時30分00秒 | 声に出して読みたい広島弁
こないだテレビを見ていると「当世若者言葉」的な特集をやってたんですが、そのBGMで流れてたんがEAST END × YURIの"DA.YO.NE"。狙ってんの?外してんの?みんなハッキリ言っとけ~て、これは違うヒトですね。すんませんです。

それはさて措き、その特集の「若者の間で流行る省略形的言い回し」ってな流れのなかで、「大丈夫」を「だいじ」て言うのが渋谷で流行中ってな話しでしたが、この言葉は6年前、茨城県古河市の病院で入院中に看護婦さんの口から散々聞きました。要は省略形ってよりかは、北関東弁なんすよね、これって。Kanother的大腿骨顆部の様子を窺いながら「Kanotherさん、だいじか~?」とか聞かれたんが、何か久し振りに懐かしく思い出されましたよ。

ところで省略形的若者言葉と言えば、少し前に流行った「キショい」「ハズい」「ハブる」とかは、Kanother的小学校時代の広島ではフツーに使われとった気がします。他にも変わったとこでは悲劇的である様を指す形容詞「ヒゲい」なんてのも使うとったのう。悪事を働く様を指す形容詞「アクジい」なんてのも使うとったのう。「わりゃ何しょんなら、アクジいのう」とか言いよったのう。何か懐かしいのう。シミジミ。

テレビの特集では、こうした省略的傾向を「今の若者は色々と面倒なことを嫌がるんで、色々と短め短めで」的なまとめ方をしてましたが、単に北関東弁だったりしてることや、Kanother的小学校時代の広島で既にフツーに使用されていた辺りなんかを鑑みると、この分析は何か違う気がするな~って思ったりしました。

じゃぁお前はどう思うんだよって話しになるワケですが、「イタい」「寒ッ」などの用語と言い、省略形的な用いられ方の由縁と言い、西日本オリジンな言い回しやら関東周縁部やその他エリアの方言などから来てたりする用法やらが混じりあって形作られとると言う意味で、東京の当世若者言葉の成り立ちってぇのは、実は江戸時代のそれとさほど変わっとらんのではないか?てのがKanother的なボンヤリとした仮説です。仮説っても、別に今後検証したりはしないワケですが。