今日も今日とてKanother in 仙台。今日もまたまたの東北新幹線です。東北新幹線、飽きた。でもシゴトだからねぇ。しょうがないねぇ。
そんな今日の仙台昼エサタイムは、Kanother独りのエサタイム。んなワケで、Kanother的にこないだっから気になってたお店へ。
既にお話し差し上げてるように、Kanother的には冷やし中華が大好きなんですが、先の仙台出張りで仙台が実は冷し中華の発祥の地と知ったんでした。こうなると、発祥を遡りたくなるのが人情でしょう?
んなワケでその発祥は遡ると、それはおよそ半世紀の昭和12年。「夏でも売れる中華はないものか?」というのがきっかけだったんだそうな。で、具やら何やら色々と試行錯誤した結果、日本初の(てことは世界初の?)冷し中華を作ったんが、仙台・龍亭の初代主人なんだそうです。
今みたいに具を細切りにして供するようになったんは、さらに下って戦後のことなんだそうですが、そんな歴史話はさて措き、発祥店である龍亭、今も仙台駅から少し歩いたとこにあるってんで、コイツぁ行かねば!てことで、行って参りやした。
鏑矢としての拘りからか、龍亭では「冷やし中華」ではなく「涼拌麺」と呼んでるようで、具材は錦糸卵、ロースハム、くらげ、蒸し鶏、きゅうり、チャーシュー。しかもそれらは麺と別の皿に盛られてくるので、混ぜて喰うなり別皿のまま個々に交互に喰うなり、お好きなやり方でどうぞってことなんで、まずは別々に、そして中盤からガッと混ぜて頂きやした。
たれの味付けが繊細で柔らかい点も良かったのですが、特筆すべきはやはり、麺のコシですかね。すすりやすく噛み応えのある麺は、さすがは元祖冷やし中華と言ったところ。先日の「ぴょんぴょん舎」に続く元祖冷やし麺、満足さして頂きやしたよ。
でも、この時期に冷やし中華なんかやっとんかいな・・・・・・と、入店前のKanother的には正直、不安もあったんですが、そこは流石、発祥の店。こちらの涼拌麺は通年メニューなんだそうですよ。素晴らしい!今日は醤油だれを頂きやしたが、味噌だれもあるらしいし、また来ちゃうかもな~。