予選、4戦エントリー409名から選抜勝ち抜いてきた11名と昨年チャンプ計12名で舞台、平戸沖合い島で行われるエギング王者決定戦決勝。
非常にレベル高い大会です。
今年で4回目参加、そう簡単に高い所のお立ち台の座は取れない。
まして魔物がいるのかと思わせるくらいこの時期、サイズに非常に苦労する。
まして渋い。
プラでは800~キロくらいは出るのだが大会当日、毎年苦労するのである。
集まった侍は豪腕ばかり、皆が渋いので当然激戦になるから面白い。
マズは検量300g以上、いや超すサイズを獲らないと安心は出来ないのがこの大会。
出発地点である平戸フェリーターミナルに集合。
天候は昼から崩れる予報だが風が止まった。
スタッフの皆さんも慌しく準備が進む。
昨年チャンプ、脇山さんよりトロフィー返還。
運命のアミダでペアとポイント順番が決まる。
俺は1-2を引いて沖合い向きのaポイントからスタート。
二人ペアなので先攻後攻にて最初は後攻。
朝9時ごろ到着。
aポイント。
俺はプラでは上げやすいポイントなのだが下げ潮が本命。
状態は上げの反対潮で上と底は二枚潮だった。
南からの風で正面風。
当然エギを入れても安定せず対策である糸鉛を忘れてしまったという最悪パターン。
DEEPだと誘いでソッポ向かれ、思うようなアクションが出来ずタイムアウトとなる。
1Rで他ポイントで上がったのは検量サイズ300代でただ1杯のみ。
次はポイントC
普段と状況が違うのがフェリーが接岸し停泊。
ノーバイトだったが湾内でミノカサゴ30cm位のがエギにヒット。
直にアウトする。
烏賊はノーバイト。
渋・・・・。
ステイやズル引きの範疇ではない、居ないとすら感じる沈黙。
潮が通るすbポイント。
午前中最終ポイント。
ココではリアルカラーに豆しか来ず。
一度、フックしたがカンナがやや開いておりフックアウト。
横抱きが基本なバイトパターンみたいだった。
ダダ引きから引き抜きでアワセで入れても抜いてまで上げるサイズではない。
それだけ居る所には豆が多い。
同じペアの方も渋いと苦戦されていた。
午前中終わると、検量サイズウェインが3名。
300代2名と400代が1名。
いつもならばココから午後始まる前に寝かせるので昼から1ッパツも狙える訳なのだが今日はその逆。
午後一からポイント入る前に雨がポツポツと。
※ ここから雨がキツク画像がありません。
午後スタートするも雨は本降りになり雨具は必要だった。
風は吹いて当るとこはラインコンも厳しい。
まして気温も下がり、釣れないダラケさが集中力を奪っていく。
ここで絶対抜いてしまえばそのままウェイン出来ない。
R6、プラでも俺の本命ポイントが最終ラウンドだった。
R4~R5、当っても大したやつではない。
しかもチョン触りで掛かりが浅く浮かせると同時に外れる。
タイムアウト。
残すは最終R。
午後からは何処も上がって無い様子。
沖合いから入り込む潮と波戸に当る潮が周り反転流。
底はゴロタと大きな石があり入れ込んで出そうなピンは目処付けてた。
天候がいいと周りにはベイトも沢山居るのだが今日は全く見ない。
リアルカラーで全く反応がなくケイムラ、グローでも豆が反って邪魔する。
選択に悩む所だがこういう時はベースを入れてみると分かりやすい物です。
当て潮から手前に誘い中層ステイにて引っ張る当り。
小さいのだろうか掛からずだったがすぐさまムーンと重く感じるアタリが。
危なかったが横抱きでウェインサイズが時間ギリチョンで引出せた。
もう一杯狙うが出ずままホイッスルが雨音の中で今年の終了の合図が鳴った。
ウェイン4名のみと超激シブ。
納得がいかんサイズだが準優勝。
やはり高いとこは壁が厚い。
終わってしまうと毎回寂しい気持ちになります。
また来年、一からスタート。
ファイナリストは殆んどの方が言います。
この舞台があるからまた来たくなると。
引き出しの真髄がココには何かあるような思いです。
今回、画像が少なくスイマセン。
詳細はまるきんさんのHPでアップされたら御覧下さい。