マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

コロナ禍時代のクリニックの鑑

2021-12-29 10:33:50 | コロナ禍
ここにきてコロナウィルスの新規感染者数は若干増勢に転じている。
年末年始の国民大異動期に突入したが感染力が強いと言われるオミクロン株の動向が気になる。
再度大爆発してまた緊急事態宣言なんてことはないんだろうねぇ。
そうそう、先日某紙が我が国のクリニック(個人医院)はコロナ対応に後ろ向きだと解説していたが筆者が通っているクリニックは例外、まさにクリニックの鑑ではないかと思うでここに紹介したい。
あれはいつだったか、このクリニックは突如通常診療時間の一部を発熱外来専用に切り替えた。
午前と午後の後ろ1時間づつを「コロナに感染したのではないか」と恐れる新規患者に診療窓口を開放したのである。
当然その分一般診療時間は縮小される。
担当する医師は1名だから負荷は集中する。
場合によっては感染を恐れる一般診療患者から敬遠されるかもしれない。
それでもこのクリニックはコロナ診療を断行した。
新規感染の可能性を危惧する近隣社会はさぞかし安堵したことだろう。
前述のように我が国のクリニックはコロナ禍に対しては後ろ向きとされるがこんな個人クリニックもあるのである。
筆者も一時期は本気で初期対応窓口の有無を心配していたので当クリニックの社会貢献スピリットに敬服している。
このクリニックは使命を果たし今は従来の診療体制に戻っているが再び専用窓口を設置しなくても済むことを願っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする