あるプロレスラーの善行に思う

先日ある小さなニュースがネットに流れた。
ある駅での出来事、母親がトイレ使用のため女児から離れたスキに見知らぬ男が接近し女児を連れ去ろうとした。
女児の悲鳴を聞いて居合わせた新日本プロレス所属のプロレスラーが女児を救出したというものだ。
このニュースを見てふと遥か昔の故郷での光景を思い出した。
ある私鉄のターミナル駅で電車に乗り込んだ時の事、先客に外国人プロレスラーの一団がいた。
リング上で暴れまわるレスラーたちが専用車ではなく庶民的な乗合で巡業地移動するなんてちょと意外な気がしたが彼らが後から乗車した高齢者たちに席を譲っているのにも驚いた。
リング上では悪役に徹する外国人レスラーたちの別の一面に遭遇し妙に新鮮な気持ちになったものだ。
翻って先だっての日本人レスラーも風貌からしていかにも悪役風だったが無論これは営業上の演出なのだろう。
人は見かけで判断してはいけなねぇ。(笑)
件のレスラーは警察署から表彰状を受けていた。
メデタシ、メデタシ。