ロシア大統領報道官の対外発言に思う

ロシア大統領報道官が英国メディアのインタビューで「ロシア軍は多大な被害を被った」と初めて自軍の苦戦を認めたようだ。
さすがに首都キーウ周辺から撤退を決めたわけだからこう言わざるを得なかったのだろう。
それにしても「これは我々にとって多いなる悲劇だ」と聞いて思わず思考が止まってしまった。
何倍、何十倍もの被害者、とりわけ女性・子どもを含む民間人にも被害が及んでいることをどう理解しているのか。
憤る以上にあきれ返ってしまう。
これじゃとても話にならないねぇ。
自軍の苦戦に言及しながらまだ東部地区で戦闘活動を続けるという。
そしてあくまで侵攻は正当化する・・・・残念ながら未だに終戦はおろか停戦の糸口は見えてこない。
結局我が国の対応もまだまだ甘いのではないか。
外交官の国外通報も、禁輸除外対象品目も、経済協力プロジェクトの在り方についても・・・。
経済制裁について小出ししている場合ではないと思うのだが如何だろう。