マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

トランプ大統領の就任演説に学ぶ

2025-01-24 10:35:32 | 米国政治
先日トランプ氏が米国大統領就任演説を行っていたが気になったのであらためて読み直してみた。
冒頭列席していた歴代大統領に加え選挙期間中は口汚く罵倒していたバイデン前大統領やハリス前副大統領にも名前を挙げて謝意を述べていた。
まぁ、戦いは終わったということか…。(笑)
演説の中で黒人やヒスパニック系社会にも謝意を評していた。
トランプ大統領は白人労働者の代弁者というイメージがあったが必ずしもそうではないんだねぇ。
マーチン・ルーサー・キング牧師の偉業を称えていたしねぇ・・・。
気になったのはグリーン・ニューディールに終止符を打ち電気自動車の義務化を撤退する、と言明していたことだ。
米国の自動車産業は助かるかもしれないが脱炭素化の動きは後退していくのである。
盟友のイーロン・マスクはこのくだりをどう聞いていたのだろう。
そうそう演説ではパナマ運河の管理権についても言及していた。
トランプ大統領によればパナマ運河は元々アメリカの資金と尊い人命(3万8000人)を犠牲にして完成したものだが愚かにもパナマにその管理権を譲ってしまった、そして今では中国がこのパナマ運河を運営しているという。
これが事実であればパナマ運河を取り戻したいという新大統領の言い分は一理も二理もありそうだ。
話はいささか飛躍するが今ロードショーにかかっている映画に「アプレンティス」というのがある。
若き日のトランプ氏に多大な影響を与えた顧問弁護士との交流を描いたものだがこの映画の副題は「トランプ大統領の育て方」だ。
さて映画を見てからもう一度この演説全文を読み直してみようか・・・。(笑)
コメント
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