マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

中国メーカーが席巻するテレビ市場に思う

2025-01-25 20:51:07 | 経済
国内テレビ市場で中国メーカーのシェアが5割を超えたという。
かっては家電は日本メーカのお家芸で世界各国でその存在感をアピールしていたものだがこの凋落ぶりはどうしたことか。
ソニー、パナソニックと並んでシェア争いを演じていた東芝(ブランド名は「エグザ」)が中国ハイセンスの傘下に入ったのも大きいがどんな経緯があったにせよテレビ市場でも中国に席巻されるとはねぇ・・・。
品質面でも大きな差はなくてしかも価格は倍半分のようだからシェア逆転も『さもありなん」である。
ただ我が国の産業が中国の後塵を拝するのは家電に限ったことではない。
EVにしても昨今よく話題になる鉄鋼もそうだろう。
何時の日からか、我が国は中国の産業に負けてしまった。
今さら産業政策というのも時代錯誤のような気もするが何か手を打たなければ失地回復は難しいかもしれない、情けない話だが。
当節、我が国では「賃上げ」の話題花盛りだが競争環境も忘れてはいけない。
「失われた30年」のツケは大きい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする