マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

日銀総裁の利上げ議論否定に思う

2022-01-20 09:45:12 | 政治
先日日銀総裁が将来の利上げに関わる議論を「全くしていない」と否定していた。
昨今の原油高、資源高に伴う物価高は軽微なもので2%の物価目標には程遠いとの判断もしているようだ。
物価目標はさておき異次元の低金利からいつ脱却できるのか気になるねぇ。
「出口戦略」なる言葉も何度となく耳にしたが最近はそれすらあまり聞かれなくなった。
安倍元首相に指名された現総裁は異次元低金利を演出し首相と2人3脚でアベノミクスにまい進した。
一方に主役は今表舞台から退いたが日銀総裁はその後も留まり今日に至っている。
そして海外の中央銀行が利上げの方向に動いている中、依然としてゼロ金利政策を維持するという。
物価目標も相変わらず未達のままである。
総裁任期はあと1年半残っているがどうもこのまま現政策を続けていく所存のようだが岸田後継首相は日銀の現政策をどう評価しているのだろうか。
本来なら金融政策は政治の世界から独立していいはずなのだが現在の日銀はあまりにも元首相に寄り過ぎだったので逆にこの辺りで何らかの軌道修正があって然るべきだと思うのである。


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