マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

シャープのEV事業参入に思う

2024-09-18 08:13:52 | 経済
電機業界大手のシャープが電気自動車(以下EVと略)事業に参入することを決断、昨日コンセプトモデルを公開していた。
コンセプトモデルの名称はLDK+とか・・、何やらクルマではなくマイホームをイメージさせたいらしい。(笑)
キッチン機能まではどうか、と思うがホームオフィス、モバイルオフィスには十分かもしれない。
それにしてもヘッドライトが見当たらない外観にはビックリした。
どんな照明を考えているんだろうねぇ?
話は変わるがシャープは直近2期連続で赤字を計上し経営再建最中にある。
そんな状況での新規事業の立ち上げだからEV事業は乾坤一擲の大勝負になろう。
事業関係者にその覚悟と必死さがあるかどうか、・・・文字通り生死をかけた戦いになるのではないか。
変わりついでにもう1つ、既存自動車メーカーのEV 取り組みにも疑問を呈したい。
世界に目を転じると米国ではテスラ、中国ではBYDがすでに量産化を進めているが我が国のメーカーはいささか立ち遅れているのではないか。
従来のエンジン車の強みが慢心となって、あるいは重荷になって、かえってEVへの取り組み遅れの原因になってはいないか。
三菱自,ホンダの中国市場からの撤退ではEV 化の立ち遅れが指摘されているのだ。
シャープのEV 事業進出以前にこちらの方が問題かもしれないねぇ。
そのうちにソニーもEVをやるからね。




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1 コメント

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マルテンサイト千年グローバル (サムライ鉄の道リスペクト)
2024-09-20 13:39:43
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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