
日本シリーズも盛り上がってるってことで。


「42 ~世界を変えた男~」71点★★★★




**************************
1945年。人種差別ど真ん中の時代。
米メジャーリーグの
ブルックリン・ドジャースのオーナー
ブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は
「黒人選手を入団させよ」と言い出す。


そして選ばれたのは
俊足で盗塁がうまく、打撃力もある
ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)。


だが、400人のメジャーリーガーのなかで
初の黒人選手となったジャッキーを
数々の試練が待っていた――。

**************************
ハリウッドらしい、安心&優良なスポーツ実話。

1945年、人種差別ど真ん中な時代に、
メジャーリーグに黒人選手を初めて起用したオーナーと、
その黒人選手の物語ですが
プレーを見せることにあまり執着せず、
全体的にサクサク進行なのが見やすく、
野球知識ゼロでも楽しめます。


何より本人を知らないので
「似てる」「似てない」とかに翻弄されることもないのが、ラク(笑)

ハリソン・フォードの
落ち着きの老け芝居も、すごくいい。
しっくりくるなあ。

罵声や嫌がらせにグッと耐えるジャッキーの姿は
「怒りを抑える勇気と強さ」の凄さを
感じさせてくれる。

その苦悶はもっと激しかっただろうとも思い、
やや食い足りない部分もあるけれど
「自分に打ち克つ」ことの大切さ

それが人生を変え、歴史をも変える素晴らしさは
子どもたちにもよく伝わると思う。
お子さんと、ぜひ!


★11/1(金)から全国で公開。
「42 ~世界を変えた男~」公式サイト(英語版)
(なぜか日本語版HPが閲覧できないので、とりあえず英語版で

先駆者の苦闘を描くのですからもうこれでしょう。
野茂投手を思い出してしまいました。最初は冷ややかに見ていた日本のスポーツ記者が活躍しだすと手のひらを返したような報道をしましたもんね~。
子どもは大人の鏡
途中の白人の少年のエピソードの“痛い”こと。
この作品はやはり子どもさんに観てもらいたいです。
お勧め度3.6。
野球には
ドラマがありますよねえ・・・。
楽天、バンザ~イ!
あ、失礼しました(笑)