新人農家

2007年3月農業大学校を卒業。
いよいよ農業を始めます。
農業のこと、食のこと、趣味のこと等々、発信していきます。

東日本大震災から1年

2012-03-11 06:54:52 | 農業のいろいろ
今日で東日本大震災から1年。

死者1万5854人。
そして未だに行方不明の方が3155人。

1年経っての避難者34万3935人。

言葉がありません。

亡くなられた方、心よりご冥福申し上げます。

行方不明のご家族の方、ご心配でしょう。

避難されている方、この冬の厳しさもあり大変だったと思います。

震災当時、あの津波の映像が流れると目をそむけたくなった自分。
今でも、イヤです・・・。

一向に進まない復興。
確かに元の場所に再び家を建てるということに対して良いのか?
高台に新しく住居を移すのか?

難しい選択でしょう。

またがれきの処理が一向に進まない現実。
放射能に汚染されているがれきの処理をどうするか?

他県での処理には必ず市民団体の反対運動が出ています。

自分は良いが子供の事考えると・・・という意見が多いようです。
難しい問題です。

この時期に来て今まで給付されていた失業手当が切れてきているようです。
今後さらに避難生活も苦しくなっていくのではないでしょうか?

政府には何としても復興を現地の方が少しでも潤うものにして欲しいです。
現地の方の雇用が進むように仕向けて欲しいです。

エネルギー問題は、すぐには解決できないでしょう。
日本の原発が全て止まるこの夏、エネルギーが足りるのか?
これは東日本だけの問題ではありません。

今のように石油やらガスを使っていたらやはり資源の無い日本は厳しいでしょう。
太陽光、地熱をはじめとした自然エネルギーへの転化は避けられないでしょうし、国を挙げて取り組んでいかなければならないでしょう。

さて農業のほうはどうか?
昨年は夏まではとにかく野菜が値崩れしていました。
おそらく、千葉、茨城あたりの野菜が売れず、買い叩かれたのだと思います。

こちらも、それなりに価格を落としての販売になりました。

放射能の問題はしばらく続くでしょうね。
みんなが良く分からないだけになおさらです。

北日本の農業はこれから復興していくと思いますが、原発に絡むところは厳しいでしょうね。
農業を続けたいのなら他県へ行くしかないでしょう。
土地に愛着があって移れない方は、別の職につくしかないのではないでしょうか。

有機農家さんにとっては厳しい一年だったと思います。
多くの方が使われる落ち葉に放射能の問題が発生。
未だに規制があります。

個別販売が主体の有機農家さん、お客様がかなり減ったと言っています。
先日もNHKのニュースで農家を諦める青年が出ていました。
残念です。

1年経っていろいろ思うことをダラダラと書いて纏り無い文書になってしまいました。

確かなことは、残った我々が亡くなられた方の分まで一生懸命頑張るってことです。
ボランティアに行くことだけが手助けではないでしょう。
今できること、やっていることを一生懸命やる。
お金を使うことでも、復興に役立ちます。

頑張ろう、日本!







コメント (2)
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