テネリフェ島~ゴメラ島へ

2010-04-27 10:53:00 | スペイン カナリア諸島
ホテルから5分の港、ロス・クリスティアーノスからフェリーでゴメラ島のサン・セバスティアン港へ 45分。
ゴメラ島はテネリフィ島と違い深い山と谷で手つかずの自然が溢れています。
サンセバスチャン港はコロンブスがアメリカ大陸遠征前に立ち寄り、その後、基地としても重要な役割を果たしました。







ゴメラ島 [ガラホナイ国立公園]
 世界自然遺産に(1986年)登録されています。

最高峰のガラホナイ山(標高1487m)

ガラホナイ国立公園は大陸から隔絶してるため、氷河期以前の原生林の姿が今でも見ることができます。
国立公園内には太古の植物が残っています。
数千本のヤシの木が生い茂り、照葉樹の原生林があります。
シルバー月桂樹とヒースの原生林があってスポンジ・フォーレスと呼ばれ上空にかかる雲の水分を森の木々が含みます。
大西洋の貿易風とアフリカの暑い風がぶつかり雨を降らせます。
世界でも珍しいシルバー月桂樹の原生林が茂っています。
カナリア諸島の中で最も早く 火山活動が停止したため、氷河期時代以前の太古の原生林が残っているのです。

シルバー月桂樹 Laurisilva Canaria

ヒースの森
ツツジ科の耐寒性のある常緑低木
(荒涼とした地域に生い茂る諸種の低木の色とりどりの花々、これがヒースだそうです)
(ヒイラギ、エニシダ、アザミ、ジャンボタンポポ、ゼラニウム、サンザシ、デイジー)

ゴメラ島は手つかずの大自然で、奇岩”アガンドの岩”もあります。
























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