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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

炭焼きの仕事

2006-04-21 13:32:38 | 日記・エッセイ・コラム

私のダンナの仕事は炭焼き。紀州備長炭を作っている。

私の公的書類の仕事欄は自営業手伝い。

昨日はその手伝いの中でも1番大変な作業をやってきた。以前はそれ以上のもっと大変な仕事もしていたけれど、少しだけ楽させてもらっている。とは言っても、もともと炭焼きというのは3Kなんて通り越した3Kの中の3Kと言える仕事。

「灰だし」と言って、釜から出した炭を消火するために、灰(赤土)の中に入れて炭ができるのだけど、数日後それを取り出す作業。文字通り灰だらけの作業だ。頭に三角巾を巻き防塵マスクにサングラス。それでも容赦なく、灰が口から鼻から、耳にまで入ってくる。

それでもこの中の炭を箱に詰めてようやく製品となって、どうにか食べていけるのだから、機嫌のいいときは宝探しぐらいの遊び心も出るけれど・・・やはり、キツイ仕事だ。

釜場へ行くのに少しでも楽しみがあるようにと、作業場の隅に小さな畑を作ってある。ちょっとだけだが新鮮な野菜の収穫があれば、それでいいかな?ぐらいの小さな畑だ。アスパラが1本だけ、できていた。