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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

いのししの恩返し

2010-11-05 12:54:57 | 日記・エッセイ・コラム

ニュースではクマの出没、被害が頻繁に言われている。
釜場から車で2,30分走った奥でもクマの目撃情報が出ている。
クマとイノシシにはまだ遭遇したことは無いけれど、鹿、サルを見かけたことはすでに手の指の数ではおさまらなくなった。

農作物の被害もよく聞くし、私の畑はほとんどあきらめてしまった。
ここ数年の夏の畑は「♪こんにゃく畑に赤しそ生えた~~♪」と歌っている私。
こんにゃくと赤しそは、唯一被害を受けない作物なのである。
カボチャ、冬瓜、ミョウガ、サツマイモにジャガイモ。皆、芽を出す。
丈が10センチくらいになった頃、鹿が芽を食べる。それでも作物はけなげにまた大きくなろうと芽を伸ばす。頃合いを見てまた!鹿が食べる(>_<)
何度かくり替えした後、食い尽くされるか、大きくなりきれず花が咲くまでにいかず絶えてしまう。

お陰で赤しそは大きく育ち、夏中しそジュースは絶えることなく作ることができた。

赤しその花も咲き終わりタネができはじめた先月下旬。
雨風が激しかったのか?なぎ倒され、まるでジャングルのようになった畑。
よくよく見たら、倒れたこんにゃくの茎の先の葉が・・・
食べられている!!
周囲の雑草の葉も見事に同じ高さに剪定されたように食べている。

こりゃぁ大変!!
箱詰めの予定を急遽、こんにゃく芋の収穫に変更。
30分くらいで中くらいの芋を15~6個掘り出す。
小さいモノはそのままにしておいたら、来年の春、芽を出して秋には大きな芋に育つ。
鳥獣被害によって極力手をかけなくなった私。ほっといて勝手にできる作物くらいにしなくては、やってらんないのである。
その日はそれくらいにして、あとは炭の箱詰め作業に戻った。

その翌々日。畑を見て唖然 (@_@)
Photo 2日前に私が収穫した芋の倍以上もある大きなこんにゃく芋が畑の真ん中にころがっていた。

「これを掘らんと、どうすんじゃ!」 とでも言いたげなように・・・