叔母が「柿をとりにおいで」と言ってくれたので、紀北へ
柿畑の間にある叔母の家、今回初めて迷わずにたどり着けた
いとこが採っているのを手伝うつもりが…
梅採りのようには簡単じゃないことを知った。
きれいに色づいていると思いきや「まだ青い」とのこと。
柿のお尻を見てまわるが、難しい
いとこが収穫した柿の入ったボッツリかごを運ぶ仕事に徹した。
選果が済んだコンテナを見たら、確かに青いのがわかる
ちょっとでも傷があったら、格落ち。
キズが多いのは出荷できず、自家消費が3コンテナも
「こんなに酷い出来は今まで経験なかった」と、嘆いていた。
今年は作物のほとんどが、どこの農家にとっても受難の年のようだ
そして、どうやら【とる】のは取りで、「自家消費を手伝え」ってことだったようだ
大きな袋2つに詰め込んで持ち帰ってきた。
ご近所さんに配ったら、みんな「甘くて美味しかった」と大喜び
そう、多少の傷があったって、味は変わらない
ただただ、見た目だけで出荷さえできずに、世間では「不作だ」というのは、ちょっと変だと思う
私が採ったのは渋柿
これは、T字に枝を残して切らなければならず、それはそれなりに難しかった
ただで、もらえる 鈴なりになっている木を見たら、ついつい欲張ってしまったような…
で、持ち帰ったその夜に、一気に干し柿に
美味しくできあがりますように
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