25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

貴ノ岩

2017年12月05日 | 社会・経済・政治

 貴ノ岩が引退するのではないか、という危惧を僕は抱いている。どう収めるのがよいのか、貴ノ岩が初場所に戻れる環境を作ってあげないといけない。もしも初場所が休場になれば彼は幕下に落ちることになる。幕内に戻るのに2年かかると言われる。その時かれは29歳になってしまっている。精神的ダメージも大きいだろう。貴乃花親方、相撲協会、モンゴル相撲協会がどこまで彼をケアできるかだ。

 マスコミも見張り、監視を一日、二日は無くし、病院にも行き、貴乃花と弁護士の付き添いで会見をして、復帰への準備を進めて欲しい。巡業にも出ず、稽古ができない状態で、巡業が終われば一月には初場所がくる。

 ぼくはきの事件はそこにいたものたちが日馬富士が殴るのを止めないで、デンモクで殴り、血が吹き出したときに、あわてて止めたのだと推測する。共同正犯的である。いわばリンチである。

 このどうしようもなく質の低い事件で、被害者の相撲人生が終わってはいけない。

 マスコミは貴ノ岩をいじらず、そっとしてやり、稽古に

集中できるよう世間に訴えるべきである。可哀想でならない。

 有望な力士であった。大関にはなるだろうと思っていた。貴乃花も立腹、憤慨、そして残念でならないだろう。