25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

時の花

2017年12月14日 | 日記

  Goo からメールが来る。「去年の今日あなたが書いたブログ」を連絡してくるのである。それで時々覗くことをする。校正してないものもある。こんなことを考えてたのか、ということもある。今日は新しい小説を書き終え、校正をした。そして幾日か幾月か頭の隅のほうに置いておいて、醸成させる。きっと気になるところが出て来る。それを手直しする。

 別に人を楽しませたいからと書いているわけではない。自己慰安のひとつである。こういう作業を週日している。決まった時刻から時刻まで、土曜と日曜を除いて毎日。土曜と日曜は頭の中であれこれ考えている。次の作品のことも考える。ほぼ頭の中はそういうことで占められていて、外から見れば暇そうにコメダやマックにいて、のんびり買い物をしているように見えるが、実は脳の中はグツグツと煮込むように動いているのである。それは映画を見るときも、テレビドラマを見るときも同じで、セリフ、構成、などに注意を払いながら見る。ぼんやり見るときというのはない。何かを求めて見ている。

 やっとこのような時間が取れるようになったのだ、と思うと、人生を振り返ってしまう。そしてまだまだ時の花を咲かせなければとひそかに思っている。