知り合いに訊いたら、どうも近年オレンジ色を(勝手に)リンクのルールにしている事が伝わっていなかったので・・・今回、実験的にリンクはオレンジ色、その他、大事な事は、太字とか線、フォントを大きくする等だけにしてみます。
『随時更新』
海に囲まれた島国イギリスのmaldon(マルドン)のスモークシーソルトを頂いたのですが・・・
先ずはそのまま食べてみる。
(封を開けたら、フワッと燻香が・・・←流石スモークサーモンも得意な国って印象も)
お、甘いな・・・、以前使った事のあるmaldonのスモークをしていないシーソルト(←近年オレンジ色はリンク=因みに記事の中間部分にシーソルトの事が書いてある=)と比べ、旨味というか、そういうのが1.5段階ぐらい違う視点で世界を観る事が出来る。
普通のシーソルトの方が、ややシャープな印象も僅かに受ける。
何事もかもしれないが、その僅かな差ってのが難しい・・・
(なんか、舐めていて止まらなくなった・・・美味し過ぎてキケンだ・・・)
粒子的な差は~普通のシーソルトの方を潰してしまったからな~
(粗塩はフライパンで潰しながら炒って焼き塩にする『下処理の仕方』もある事は知っているが、多忙過ぎてそれはしていないから、ワリと指で潰してしまったからか)
スモークの方が岩塩の如くシッカリした【原始的】な粒子の印象。
先ず、茹で卵に(これは目玉焼きではないだろ・・・)、
凄い!!素材自体の旨味を引き立たせる印象!!!
「卵と兵隊」の時に味わった様な感じになった・・・何、このコクの増え方?
普通のシーソルトの時もイギリスの鯖を使い焼き鯖寿司や「soused mackerel」で似た様な事を試したと思うが、イギリス(今回はノルウェーも含む)の鯖をイギリスのスモーク・シーソルトで焼いてみた。
(そのままだとポロポロと落ちてしまうので)少し潰しながら馴染ませる様に振って、少しだけ置く。
グリルで焼くのだが、焼く前に網の下に落ちた塩を拾って更にかけた。
お、美味しそー
うん、キレと旨味を感じる。素材が引き立つ・・・ヤハリ、その土地で作られた塩とその土地周辺で獲れた素材との相性は抜群に良い!
先程書いた1.5の差みたいなのも出ている・・・(気がする)。
なんというか(モノは違えど)英国の伝統的な味に凄く近かった気がした・・・
(明日の分も焼いてしまった)
因みにイギリスとかの鯖の裏側ってこんなに油脂分があるのね・・・
イギリスでは油脂分の多い鯖(トロみたいなの)はあまり好まれないと何かに書かれていた・・・
・油脂分が多いと酸化し易い?アシが早い?
・サッパリしたモノが好き?
※トロ崇拝信仰のある日本とイギリスは需要と供給で良いのかもしれない・・・
(見よ、この脂質!!回転寿司のビントロなみだろ↓)
トマトに・・・お、おお、おお、スッゲー、美味しい!!
燻製をした分、旨味が出るというか、トマトにも出汁があるし・・・、この塩は、その素材の持つパワーを極限まで引き出す印象。
こりゃ、イギリス料理が何故、調理人の仕事が加熱をする所までで、食べる人が塩・胡椒を使い、自分で味を付けるか?、素材を活かした食べ方をするのかが解かった気がした!!
素材がここまで活きるか?と・・・
EXオリーブオイルと合わせてみよう・・・
(止まらなくなったわ・・・)
もうね、サラダみたい・・・
そう、この塩、止まらなくなるんだよねー
ホロ苦い蕗の薹(フキノトウ)をこの塩で食べてみた。
お、美味しい!!、絶妙。蕗の薹って普段少しクセがあって子供のうちは食べつけないが、春の、素材の息吹が活きる!
牛ミスジ肉と沖縄県産のパプリカ串をmaldonの塩で。
凄い美味しさ。
ワサビ好きだが、今回だけは山葵が要らないぐらい美味しかった。
(もっと上手にやりゃぁ、山葵とも合わせられるのかもしれんが・・・)
訊いたらキュウカンバーとかも合うようだ・・・
木綿豆腐に一応かけてみたらチーズみたいになった!!
(そりゃ豆腐だから完全にってはいかないけれど、モッツァレラチーズ7:クリームチーズ1にやや近い様な感じで)
なにこれ。やっぱり素材の味を極限まで引き出す事が出来るのかもしれない!!?
このイギリスの塩で酢飯を作ってみよう!!
塩や塩が引き立てる酢の鋭角さが無く丸みがある印象、も少しキレがあってもいいかも、やはりイギリスなのかも・・・
イギリスの鯖で、以前作った焼き鯖寿司に。
う~、ちょっとシツコカッタ。
(英国人が油脂分が多過ぎる鯖を避ける意味も解かった気がした・・・←寿司屋さんの場合は違うのだろうけれど・・・)
目玉焼きご飯に合う!!!
なんか、こう、卵の卵黄の風味を格段に引き出してくれる。
ステーキには~・・・俺のステーキの腕が足りないのか、少しビミョーだった。
(米国産の成長ホルモン剤や抗生物質等のお薬漬けで実験台になるのも嫌だし、昔世界中で問題になり揶揄されたモンサント法ではないが【遺伝子組み換え】みたいなのも嫌だが、普段から高価で買えない事は勿論、元々フライパンで焼く行為って素材の表面にカリっとストレスが掛かる様で、ステーキ自体、実は、あまり好きではないので腕が上がらない・・・←牛肉が嫌いってワケではないのだけれど、だから同じくポークソテーも左程好きではない・・・)
ただ、山葵醤油を追加したら、尋常では無く、ご飯に合うって感じに変化が起きた。
山葵菜にパラパラと塩をふった方が美味しかったな。
(因みにステーキとの相性も良かった)
昭和のおじさん達みたいに珍しく分厚いトーストに無塩バターを塗り塗りし、maldonの塩2種(ノーマルとスモーク)をパラパラ
う~ん塩が勝つかも
市販の天婦羅へ・・・
おお!!、凄い美味しさ!!
これは凄い!!
『感想』
今回、この塩を食べてみて、とにかく凄く素材本来の味を極限まで引き出し、旨味が増大する調味料という印象が凄くあったが、
↓
【イギリス料理の調理人は加熱する所までが仕事】で、多少の下味は付いているが、食べる人それぞれが自身で塩・胡椒をし、自分の味で食す事と、頭の中で符号をした!!
成程、素材本来の味を極限まで出す為→こういう塩を使い→自身で味を付けるのだなと。
・(他人と100%同じ味覚なんて指紋と同じ様に人それぞれ違うから)喧嘩にもならないし、相手を尊重する味の『ユニバーサルデザイン』なのかもなーって(=譲り合う『島国』らしさ?)。
※料理の味「だけ」ではなく、どちらかというと素材自身の味を学びたい料理人としては、助かるのだが・・・世の中は100%完成され押し付けられた(=素材が押し殺された味)がメディアで褒め称えられる傾向にある。
(「未完成のメロディ」ではダメなのか?)
金儲けに対抗し、本質は普及と追及をするのに凄く時間がかかる。
『本物』・素材・生産者・命に感謝をする素材本来の味に、感謝を続けたい!!
これもユズレナイものだな・・・
※先日、若者に「ユズレナイモノはなんですか?」と訊かれ、即、「正義」と答えられた。
広義の意味で、この本物・素材への感謝も含まれているのだろうなー。
最後は千葉県産の海苔(←やっぱ美味め~な~)ヤハリ、おにぎりに。
1個は塩むすび
やっぱ、素材だよね・・・
しっかし、この塩は素材を活かすなぁ~
『随時更新』
海に囲まれた島国イギリスのmaldon(マルドン)のスモークシーソルトを頂いたのですが・・・
先ずはそのまま食べてみる。
(封を開けたら、フワッと燻香が・・・←流石スモークサーモンも得意な国って印象も)
お、甘いな・・・、以前使った事のあるmaldonのスモークをしていないシーソルト(←近年オレンジ色はリンク=因みに記事の中間部分にシーソルトの事が書いてある=)と比べ、旨味というか、そういうのが1.5段階ぐらい違う視点で世界を観る事が出来る。
普通のシーソルトの方が、ややシャープな印象も僅かに受ける。
何事もかもしれないが、その僅かな差ってのが難しい・・・
(なんか、舐めていて止まらなくなった・・・美味し過ぎてキケンだ・・・)
粒子的な差は~普通のシーソルトの方を潰してしまったからな~
(粗塩はフライパンで潰しながら炒って焼き塩にする『下処理の仕方』もある事は知っているが、多忙過ぎてそれはしていないから、ワリと指で潰してしまったからか)
スモークの方が岩塩の如くシッカリした【原始的】な粒子の印象。
先ず、茹で卵に(これは目玉焼きではないだろ・・・)、
凄い!!素材自体の旨味を引き立たせる印象!!!
「卵と兵隊」の時に味わった様な感じになった・・・何、このコクの増え方?
普通のシーソルトの時もイギリスの鯖を使い焼き鯖寿司や「soused mackerel」で似た様な事を試したと思うが、イギリス(今回はノルウェーも含む)の鯖をイギリスのスモーク・シーソルトで焼いてみた。
(そのままだとポロポロと落ちてしまうので)少し潰しながら馴染ませる様に振って、少しだけ置く。
グリルで焼くのだが、焼く前に網の下に落ちた塩を拾って更にかけた。
お、美味しそー
うん、キレと旨味を感じる。素材が引き立つ・・・ヤハリ、その土地で作られた塩とその土地周辺で獲れた素材との相性は抜群に良い!
先程書いた1.5の差みたいなのも出ている・・・(気がする)。
なんというか(モノは違えど)英国の伝統的な味に凄く近かった気がした・・・
(明日の分も焼いてしまった)
因みにイギリスとかの鯖の裏側ってこんなに油脂分があるのね・・・
イギリスでは油脂分の多い鯖(トロみたいなの)はあまり好まれないと何かに書かれていた・・・
・油脂分が多いと酸化し易い?アシが早い?
・サッパリしたモノが好き?
※トロ崇拝信仰のある日本とイギリスは需要と供給で良いのかもしれない・・・
(見よ、この脂質!!回転寿司のビントロなみだろ↓)
トマトに・・・お、おお、おお、スッゲー、美味しい!!
燻製をした分、旨味が出るというか、トマトにも出汁があるし・・・、この塩は、その素材の持つパワーを極限まで引き出す印象。
こりゃ、イギリス料理が何故、調理人の仕事が加熱をする所までで、食べる人が塩・胡椒を使い、自分で味を付けるか?、素材を活かした食べ方をするのかが解かった気がした!!
素材がここまで活きるか?と・・・
EXオリーブオイルと合わせてみよう・・・
(止まらなくなったわ・・・)
もうね、サラダみたい・・・
そう、この塩、止まらなくなるんだよねー
ホロ苦い蕗の薹(フキノトウ)をこの塩で食べてみた。
お、美味しい!!、絶妙。蕗の薹って普段少しクセがあって子供のうちは食べつけないが、春の、素材の息吹が活きる!
牛ミスジ肉と沖縄県産のパプリカ串をmaldonの塩で。
凄い美味しさ。
ワサビ好きだが、今回だけは山葵が要らないぐらい美味しかった。
(もっと上手にやりゃぁ、山葵とも合わせられるのかもしれんが・・・)
訊いたらキュウカンバーとかも合うようだ・・・
木綿豆腐に一応かけてみたらチーズみたいになった!!
(そりゃ豆腐だから完全にってはいかないけれど、モッツァレラチーズ7:クリームチーズ1にやや近い様な感じで)
なにこれ。やっぱり素材の味を極限まで引き出す事が出来るのかもしれない!!?
このイギリスの塩で酢飯を作ってみよう!!
塩や塩が引き立てる酢の鋭角さが無く丸みがある印象、も少しキレがあってもいいかも、やはりイギリスなのかも・・・
イギリスの鯖で、以前作った焼き鯖寿司に。
う~、ちょっとシツコカッタ。
(英国人が油脂分が多過ぎる鯖を避ける意味も解かった気がした・・・←寿司屋さんの場合は違うのだろうけれど・・・)
目玉焼きご飯に合う!!!
なんか、こう、卵の卵黄の風味を格段に引き出してくれる。
ステーキには~・・・俺のステーキの腕が足りないのか、少しビミョーだった。
(米国産の成長ホルモン剤や抗生物質等のお薬漬けで実験台になるのも嫌だし、昔世界中で問題になり揶揄されたモンサント法ではないが【遺伝子組み換え】みたいなのも嫌だが、普段から高価で買えない事は勿論、元々フライパンで焼く行為って素材の表面にカリっとストレスが掛かる様で、ステーキ自体、実は、あまり好きではないので腕が上がらない・・・←牛肉が嫌いってワケではないのだけれど、だから同じくポークソテーも左程好きではない・・・)
ただ、山葵醤油を追加したら、尋常では無く、ご飯に合うって感じに変化が起きた。
山葵菜にパラパラと塩をふった方が美味しかったな。
(因みにステーキとの相性も良かった)
昭和のおじさん達みたいに珍しく分厚いトーストに無塩バターを塗り塗りし、maldonの塩2種(ノーマルとスモーク)をパラパラ
う~ん塩が勝つかも
市販の天婦羅へ・・・
おお!!、凄い美味しさ!!
これは凄い!!
『感想』
今回、この塩を食べてみて、とにかく凄く素材本来の味を極限まで引き出し、旨味が増大する調味料という印象が凄くあったが、
↓
【イギリス料理の調理人は加熱する所までが仕事】で、多少の下味は付いているが、食べる人それぞれが自身で塩・胡椒をし、自分の味で食す事と、頭の中で符号をした!!
成程、素材本来の味を極限まで出す為→こういう塩を使い→自身で味を付けるのだなと。
・(他人と100%同じ味覚なんて指紋と同じ様に人それぞれ違うから)喧嘩にもならないし、相手を尊重する味の『ユニバーサルデザイン』なのかもなーって(=譲り合う『島国』らしさ?)。
※料理の味「だけ」ではなく、どちらかというと素材自身の味を学びたい料理人としては、助かるのだが・・・世の中は100%完成され押し付けられた(=素材が押し殺された味)がメディアで褒め称えられる傾向にある。
(「未完成のメロディ」ではダメなのか?)
金儲けに対抗し、本質は普及と追及をするのに凄く時間がかかる。
『本物』・素材・生産者・命に感謝をする素材本来の味に、感謝を続けたい!!
これもユズレナイものだな・・・
※先日、若者に「ユズレナイモノはなんですか?」と訊かれ、即、「正義」と答えられた。
広義の意味で、この本物・素材への感謝も含まれているのだろうなー。
最後は千葉県産の海苔(←やっぱ美味め~な~)ヤハリ、おにぎりに。
1個は塩むすび
やっぱ、素材だよね・・・
しっかし、この塩は素材を活かすなぁ~