ひいらぎの花が咲いている。
甘い香りである。
芳香と云ってもよかろう。

その香りはただ甘いのでは無く、少なくても梔子よりも洗練された清らかな甘さである。
精製された匂いでは無く、自然に捨象されていって残った匂いであると思うのだ。
言い換えれば「雑味」の排除された匂いである。

柊の花の花言葉は「先見の明」「先見」「歓迎」「用心」「剛直」である。

これなどは「用心」の咲き方である。
じっと、伺っている。
何を伺っているのかは・・・知らない。

「葉の縁の鋭き柊花咲けり」

街を歩けば、柊の棘々の甘さに出会える。
例えようも無い、楽しさであり心弾む所業である。
荒 野人
甘い香りである。
芳香と云ってもよかろう。

その香りはただ甘いのでは無く、少なくても梔子よりも洗練された清らかな甘さである。
精製された匂いでは無く、自然に捨象されていって残った匂いであると思うのだ。
言い換えれば「雑味」の排除された匂いである。

柊の花の花言葉は「先見の明」「先見」「歓迎」「用心」「剛直」である。

これなどは「用心」の咲き方である。
じっと、伺っている。
何を伺っているのかは・・・知らない。

「葉の縁の鋭き柊花咲けり」

街を歩けば、柊の棘々の甘さに出会える。
例えようも無い、楽しさであり心弾む所業である。
荒 野人