エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

木枯らし一号

2013年11月13日 | ポエム
寒い訳である。
一昨日、東京は風速17メートルを超える木枯らし一号が吹きまくった。



お隣の蔦の唸る音が、夜遅くまで響いていた。
この分だと、紅葉は一気に進みそうである。
来月早々に、平林寺へ吟行なのだけれど紅葉は見頃で待っていてくれるだろうか?

曇天の一日だったけれど、時々青空が覗くといった空模様であった。



従って、可笑しな空であった。
公園を歩くと、昨夜の強風の名残がある。



せせらぎを、堰き止めるかのように落葉が溜まっているのであった。







「木枯らしの吹き溜まる川辺り」







この寒さが、一瀉千里に冬を招くのだ。



君よ!
いざ冬へと向かえよ!


      荒 野人