エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

小淵沢便り…六章

2013年11月25日 | ポエム
今日は、明鏡止水を実感して頂く。
信濃の原村にある「まるやち湖」である。



大気が冷えて、良く晴れた日にそれは現認できる。

八ヶ岳の姿を写し、且つ湖畔の白樺を写し出す。
明鏡止水の境地が現出するのである。



本来は、単なる溜池であると思うけれど、ここまで鮮やかに風景を写丘ろうし出すと最早溜池といった範疇では律しきれない。

澄んだ大気と風景が本来持つ自然の力である。
自然のパノラマと云っても良かろう。







「静謐の湖面に映る深き秋」







この湖は、原村のペンション村の高台にゆったりと佇んでいる。
明鏡止水とは・・・を示している。



信州は、なかなかに懐が深い。
以前に紹介したので、今回は紹介しないけれど「八ヶ岳美術館」は、一見の価値のある施設である。



拾い館内に、彫刻が点在している。
そして、館内の照明と自然光が調和する光のカクテルが素晴らしいのである。



       荒 野人