=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

作業日報 「揺れる思い(ZARD?)」

2010年02月03日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
■2010/2/3

Ⅶ 塗装

・研磨 4h


計4h


本日は、残る上塗りのために研磨作業を行った。
中塗りで塗った塗料をサンドペーパーで平らにするのだが、特に角はすぐに塗料が削れてしまうので慎重を期して行った。
改めて見ると、自分のクセとして
塗料を多く吹き付けてしまったところ(側板の前面部、背板、前板の左右端)

塗料の吹き付けの少なかったところ
がわかった。
上塗りでは、それを注意して行いたい。

さらに重要な事項として、実は上塗りの前に補色を塗る作業がある。
最後の色調整だが、
本日先生より、「黄色過ぎねえか」
と物言いがついたために、この関門を突破しなければならない。

「こんな色買うやつの顔が浮かばん」
という先生の言葉や、
「いい色ですね。僕もこの色にしたかったんですよ」
というYくんの言葉などで、
シーソーのように揺れる私の心。
人間の心って、不安定で単純ですね。
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作業日報 「肝臓に効く箪笥」

2010年02月03日 | 【写真】一本の木
■2010/2/2

Ⅶ 塗装

・目止め着色 1h
・下塗り 1h
・中塗り 1h

計3h

本日行った塗装工程の目的は、

目止め着色・・・素地面道管の充てんによる平滑化と木目強調(この段階でかなり色が決まってしまいそう)
        →乾燥後は隅に目止め剤が残っているのでヘラでとりましょう。

下塗り・・・・・素地の強化、塗膜物性の向上

中塗り・・・・・平滑性、肉持ち感の向上


目止め着色の塗料では、イエロー70%、チェリー30%を配合したが、かなり黄色が残り自分のイメージに近づいているものの、クラスメートからは「おお、黄色だ」と言われる度に、多少動揺してしまう自分がいる。

残りは、上塗り前の補色でどこまで貫けるかが明日の関門だろう。

私の中でのイメージ、肝臓にいい「ウコン」、もしくは「和からし」色に染まった箪笥を是非実現させてみたいものだ。


追伸

昨日の大雪で伊那もすっかり雪国になりました。


アパートの前の五叉路




通学時、中央アルプス方面を望む
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