=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

祝!開業

2010年02月27日 | 【お出かけ】木のむくまま
写真は、名古路くんがろくろで作ったお椀でプレゼントしてもらいました。
とても薄く仕上げられていて立派です。

彼は木工を経験したあと、さらに石川県で漆器の製作を学び、ついにこの4月に独立することになったのです!

実は彼は私の大学の同級生の弟さんで、私が木工の道に進む際にいろいろとお話を聞かせてもらった先輩です。
その彼が独立のために購入する木工機械の最終確認のために、駒ヶ根の吉村商店さんに来たので今日は図々しくも同行させてもらったのです。

入念に機械をチェックする名古路くん↓


ただ機械を見るだけでなく、工房の見取り図による設置場所の寸法をはじめ、集塵口の取り付け方向の打ち合わせなど、具体的な話を聞くと工房を開くという実感が伝わってきます。

ぺティワークスの両定盤という掘り出しモノも見つかり、
あとは電気工事を終え、3月末か4月に開業を待つばかりです。

成功をお祈りしています!
そしてまた遊びに行かせて頂きますね。(お兄さんも含めて)
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カトラリーサークル

2010年02月27日 | 【お出かけ】木のむくまま
今日の午前中は、伊那技専の先輩、更家さんのカトラリーサークルに行ってきました。

私が作るものに選んだのは「しゃもじ」

ちょうど家で使っているしゃもじが味気ないプラスチックのものだったので選んだのですが、これが実は厄介。

しゃもじは面積も広く初心者には向いていないとのことで、素材もサクラということもあり、削るのがとても大変です。

どうして私はいつもこう厄介なほうばかり選んでしまうのでしょうか。
素直でないからかな?


カトラリーは小さくて形状も複雑なので木目がいろいろと変ります。
それをしっかり見て、コロコロと向きを変えて削らなければいけません。
また、更家さんから教えて頂いたことは、
荒取りの際でも、
漫然と削るのではなく、
「この角をとろう」
ときちんと狙いを定めて削らないときれいにできないそうです。

参加者4名と、黙々と削り過ごした2時間でした。

(しゃもじはまだいびつで未完成です。上はKちゃんのスプーン)

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憧れの囲炉裏を囲んで

2010年02月27日 | 【お出かけ】木のむくまま
本日は、クラスのIさん宅にKちゃんファミリーとお泊り宴会!
春一番も吹き、やけに暖かくなってきてしまいましたが、古民家ならではの囲炉裏を囲みます。

Iさんのふるさとの福島県いわきからのさんまなどの海鮮、地元長野の銘酒「真澄」をはじめ、自家製しょうゆ、ポン酢などでのお料理が並び最高です。

学校でも寒い冬の間は、いやでもストーブの周りに人が集まります。
昔は囲炉裏に集まった家族で、いろんな会話をしていたのでしょう。

Iさん宅にはテレビを置いてなくそれもいい環境なのですが、
なかなかできそうでできないことです。
二人の娘さんも素直に順応し読書をしたりしているようです。
そして、週末には中2階の部屋でプロジェクターで映画を見ることが家族の楽しみになっているなんて素晴らしいですね。


私は蔵の2階にある離れにふとんを敷いて頂いたのですが、
そこで活躍したのが、
マメタン↓


お弁当箱のような中にはマメタンが入っていて、その暖かさは湯たんぽの比ではありません。暖かいを超えて熱いです。
ちなみにこのマメタンはなかなか都会では売っているところも見かけないようです。


またひとつ伊那でのいい思い出ができました。
Iさんご家族ありがとうございました。
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