映画「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」を見て来ました。
人は文明の中にいると文明をありがたいとも思わず過ごしていると思うのですが、未開の地に憧れも持っているのではないでしょうか。マサイの戦士がスマホを持っていたりするとがっかりしますがそれはこっちの勝手で。日本人なら紙と木の家に住んでメールじゃなく紙と筆で連絡して欲しいと言われたら、ケッと思いますもんね。ゴーギャンは文明のない土地に行きたかったのね。ゴッホとくらべるとゴーギャンってまともな人のように思いましたが、結構ひどいような。まあこうでないとあの絵はなかったのかも。
大山淳子「あずかりやさん」読了。
最初を読んでほっこりする話だと思っていましたが、なかなかそうでもないような。結構シビアな話も。一日百円で何でも預かってくれるあずかりやさん。色んな人が色んな物を預けます。最初のうちは処分にお金のかかるゴミを預けられたりして困っていましたが、何とかなっているようです。ここに出た人には幸せになってほしいものです。