今日も鉢には氷。昼見た時縁が少し解けていたので餌を2粒置いておきました。届くかな。
遠藤寛子「きりしたん算用記」と石橋淳一「団十郎とおはぎのゐる家。」読了。
「きりしたん-」大火事で家族と別れ人買いに買われ奉公に入るものの無実の罪で追い出された小菊。北野の森で小菊は女性に助けられます。その綺麗な女性はきりしたんでルチアという名でした。小菊はそこで行儀を習います。算法もした方が良いかと小菊は習いに行くことになります。しかしある日、大切な手紙をそこに忘れて。江戸はきれしたんへの取り締まりが厳しくなる一方。ルチアと小菊は長崎に行くことに。
読みやすい文章でさくさく読めます。「算法少女」を書かれた方だったのですね。題材が珍しいです。
「団十郎-」俳句集とありました。表紙が二階建ての家の二階の窓に猫がいたのでおはぎが猫の名前だと思っていました。でも猫の名前は出ず。二匹いたので団十郎も猫の名前ね。全ページペンで走り書きしたようなイラストに色つき。豪華な本です。四季のほのぼのとした様子がわかります。
やわらかくなつて出てくる炬燵猫
が好きかな。やわやわになっていそうです。ほかほかそう。
掬われてうちの金魚でゐていいの
いいよいいよ(私が言ってどうする)。いい夏よね。