映画「ダンシングベートーベン」を見て来ました。
新しい出し物かと思ったらボレロのベジャールの振り付けなんですね。バレエのダンスです。多分曲だけで1時間はあるので全部舞台シーンかなと思ったら練習風景が主でした。第9のシーンで華々しく終わったらよかったんですが、地味な終わり方で何か物足りない。ダンスそのものはすごいです。すごいんだけど重々しさがない。演出家の人がもっと軽くもっと軽くと言っていました。本当にダンスで体重がないように見せる方法があるのだと思いました。ただし無茶苦茶きついらしいです。けが人が出るわ、降板が出るわ大変です。これは見る音楽。ベートーベンに見せたかった、という言葉に納得です。