餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

知らない方がいい事

2018-01-21 23:30:42 | アート・文化

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」「はじまりは、伊藤若冲」「描かれた“きもの美人”」に行って来ました。

「ゴッホ-」ゴッホの絵とゴッホが見たであろう浮世絵とゴッホと日本をつなぐ展覧会でした。ゴッホは日本に憧れたけど、日本でも早いうちにゴッホが評価され、ゴッホを看取った医師のもとへ日本人が訪ねた芳名帳が残っています。面白い視点の展覧会だなと思いました。後ろのカップルの女の子が話していました。どうしてそんなに日本を好きならゴッホは日本に来なかったの?うーん、来ていたらあんな綺麗な絵にならなかったと思う。きな臭い時代に突入していたもんね。驚いたのは黄色い家の有名な寝室、壁紙が黄色じゃなかったのね。

「伊藤-」細見美術館の若冲がざっと出ていました。墨絵の鶏が多い。私の好きな糸瓜群虫図の出ていました。やはり楽しい。

「きもの-」美女に囲まれると幸せな気持ちになれます。晴れ着から普段着、古典美人から現代美人、土田麦僊から汚いと言われた生々しい妖艶美人もいました。着物がすごく豪華なのに顔が地味な女の子もいてそのお仕着せ感が可愛いかもと思ったり。美人も色々よね。やはり上村松園は鉄板です。