「大原美術館 20世紀美術の巨匠たち」を見て来ました。
ウォーホールやリキテンスタインとあったのでポップでキッチュな(意味知らない)展覧会かなと見に行きました。えーと、第一次や第二次大戦とか移民問題とか反ユダヤ主義とかに向き合い、芸術とは何かと考え抜いた真剣な展覧会でした。抽象表現主義、ポップアート、ミニマルアートなど。拍車をかけたのは大量生産、大量消費の資本主義社会。芸術も人間性も消費されていきます。「もしアンディ・ウォーホールのすべてを知りたいのなら(…)表面だけを見てくれたまえ。そこに僕はいる。裏側には何もないんだよ」ウォーホールの言葉です。まずはじっくりと表面から見ようと。
リキテンスタインは好きなので手書きのドットが見られるかなと思ったらシルクスクリーン1枚でした。もっと見たかった。でも「いい夢みろよベイビィ」だったかな男の人が殴られている絵で有名です。芸術が消費されていく時代と戦ったのね。