江戸時代の風俗史書を読んでいたら
傾城(ケイセイ)いう言葉に引っかかった
そうだ人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の傾城だ
近松門左衛門の下作
傾く城だからおおよそ見当がつく
江戸期の廓の遊女花魁をこう呼ぶようだ
今時のキャバ嬢やソープ嬢と違う
高級娼婦をあらわす言葉だ
傾城とはあらゆる世事に教養があり洗練された立ち居振る舞いを売り物に
一国一城の主をも惑わせる遊女の別称らしい
ただたんに浄瑠璃のタイトルとしか
捉えていなかったので
驚きだった
調べてはみるものだ
「傾城阿波の鳴門」
先日の岡山県出身のサッカー選手を身の破滅に
追い込んだのは素人で
傾城とは呼ばないし
勿論
犯罪の不同意性交は許されない