今年のGウィークは
前半と後半で明暗が分かれたような天気だった
倉敷のあたりもしっかり雨が降って
直ぐにでも田植えができそうに水が溜まっている
オイラの田舎はGウィーク中が田植えどき
で大方のところで早々と田植えを済ませたようだ
近頃では田舎でも機械化が進み
人出も要らずあっという間に農作業が片付く
子供の頃田植え稲刈りといえば
農繁期は学校が臨時休校になるくらいに
児童の手も借りるくらいの忙しさが普通だったから
今の機械化は農業を大きく変えた
そんな時登場したのが
「疎植」という変革
省力高速で農作業ができるのだが
狭い田圃に大きな機械高額の機械を
導入する事で
問題も起こってくる
圃場の端々まで綺麗に機械が入らず
植え残しが出来る
隅まで機械を入れようとすると
崖や溝にぶつけて壊してしまう事があるからだ
年に一回しか使わない機械で操作に熟練しないからでもある
年寄りなどに見られると
「植え方が勿体無い綺麗じゃない」
「植え残しはちゃんと後植せいよ」
「ふーがわりーが!!やっちもねー!!
と
世間体を気にして口出ししてくるのだが
綺麗さより現実的な問題なのだ
省力化による利点を理解してほしいものだ
↓久保田農機のホームページより↓
慣行に比べ、株間を広くとる疎植栽培は、その分、単位面積当たりの苗箱の数を減らすことができ、省力・低コスト化を図ることができます。また、苗箱の運搬量や田植機への補給回数を減らすことができ労働負荷の軽減が可能です。
● 密播(高密度播種育苗栽培)との組合せについて
密播栽培と疎植栽培はどちらも苗箱の数を減らすことができるので、組み合わせて、「密播疎植」と呼ばれています。しかし、密播苗移植と疎植は、いずれも面積当たりの茎数確保が緩慢ですのでこれらを組み合わせることは必ずしも得策ではありません。過度な疎植は、減収や品質低下を招く恐れがあります。密播栽培の場合は、品種、作期、圃場の地力、温度条件等を考慮しつつ、栽植密度を坪当たり50株以下としないよう、無理がない程度に調節しましょう。
その②強い稲が育つ
省力・低コスト化もさることながら、疎植栽培最大のメリットは、稲が持つ本来の分げつ力を引き出し、効率良く穂数を確保できること。一方、無理な疎植では、穂揃いが悪くなり、品質低下のおそれが生じます。
ふーがわりーよりときは金なり
これ程懇切丁寧に説明しなくては理解してくれないのだ
やっちもねー事ですなー
岡山弁 「ふーがわりー」みっともない。体裁が悪い。
「やっちもねー」つまらない。ばかばかしい。