エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

吉原手引草

2012-02-26 06:31:40 | Weblog

吉原遊里の花魁遊びの手引書の体裁にみせて

書かれていたのだが・・・

遊里に生きる人間達を実に

驚嘆する程に活写している(勿論内実など知らないが)

まるで江戸期の吉原に取材したかの様で

特に指切り屋 お種婆の語りなど実に見事だった

しかし結局

作中後半いっきにたたみ込むような展開は

唐突すぎる様に感じた

(ネタばれになりそうだが)

花魁版赤穂義士譚の結末とはびっくり!!

遊郭が無くなった現代とはいえ

夜のアソビは無くならない その折の心得として??

興味深く読めた

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セラフィーヌの庭

2012-02-25 22:07:32 | Weblog

2008年公開のベルギー映画

セラフィーヌの庭を観た

これは一級品の映画だ‼

ピカソをいち早く見出した事で知られる

画商ヴィルヘルム・ヴーデに

その才能を高く評価されたが

精神を病み不遇の生涯を送った

実在の女流画家の映画だ

ピアなこころの持ち主セラフィーヌの

自然の木々と語り

絵に対して一途に向かって行く

精神に驚嘆した

もちろん 私は芸術家では無い

それ程一途にものに向かい合えない

名前通りに気(木)が多い

その事を実感し

むしろホッとした

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AUPEO!

2012-02-18 13:07:10 | Weblog

脳出血で入院以来

家人の締め付けが厳しくなってしまったので

barに飲みに出かける事が少なくなった

そんな訳で結局家飲みが増える

家飲みは やっばり味気ない

という事でせめて音楽だけでも自分の部屋を

BAR風にしたいと

BGMに凝る事にした

そこで見付けたのが

aupeo! personal radioという代物だ

pc向けのfmラジオというサービスは

かなり以前から有ったが

aupeo!は一味違う

というより

格段に進歩している

世界中の120ものジャンルとアーチストが網羅され

(私はまだ確認していないが)

love benのボタンを押す事により

自分の好みの音楽を自動的にセレクトして

四六時中提供してくれる

何とも親切なサービスなのだが勿論

pc やlpad l phoneユーザーなら

無料で利用出来るアプリだ

CDやレコードの様にかけかえる手間もいらないし

既存のFM放送のようなCMも

読書に邪魔なナレーションがほとんど無いのも

気に入っている

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真冬のそぞろ歩き

2012-02-12 17:24:04 | Weblog

最近仕事が暇なせいで土日が休みになって

休日は家でブラブラして過ごすことが多くなった

なんか運動不足が気になる

掛かりつけのドクターが

身体の為には無闇に早足で歩くのではなく

そぞろ歩きを勧めていたのを思い出して

今日は

いつもの古書店までゆっくり歩くことにした

家から舗装の無い田圃の畦道をえらんで往復一里の距離

2月の畔道に春の兆しはまだみえない

こそこここに有るのは

クソ犬のくそ飼主が放置して行った

犬の糞だけだ(持って帰れよ!)

古書店でみつけたのは 松井今朝子著

吉原手引草 ハードカバー300円なり(安い!)

我が岡山県生れの作家

重松清著 疾走 上下巻で200円

運動までさせてもらったのに申し訳ない価格だ

これから一杯飲みながらゆっくり読もうと思う

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東洲しゃらくさし

2012-02-12 10:46:14 | Weblog

始めは写楽の謎に迫る著作だと

思って読み始めたのだが 

違って居た

作品の中で 作者 今井今朝子は呟く

嘘は書けない   と

江戸期最大の謎 浮世絵師 東洲斎写楽

憶測は数あるが 真に迫るものを語るには

たとえ狂言師だとても

なかなか 作れるものではない

作者は早々と諦め?

芝居の狂言師 並木五兵衛を描く事で

謎の絵師に迫ろうとしている

上方芝居と江戸の芝居(歌舞伎)との違い

異なる気質文化の壁にぶつかる人間模様

が浮世絵をと歌舞伎との係わりを通して

見事に描かれている

江戸なんぞなんぼのもんじゃい!!

という

関西人 否上方者の叫びが

東洲しゃらくさしなる

書名になったのだろうが

そういえば

作者 今井今朝子女史は京都生れの関西人

作者の思いも多分に入っているので有ろう?

遅ればせながら

女史の処女作を読了した今

久びさに

素晴らしい歴史小説作家に出会った

思いで一杯だ

サア!次は何を読もうか?  

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラゴンタトゥの女

2012-02-11 18:26:02 | Weblog

ミレニアム(千年)まさに

今世紀最大のミステリー小説?ミレニアム三部作の

リメイク版

ドラゴンタトゥの女は

今日から公開が始まった

タイトルバックの映像は007シリーズに似ている

漆黒のドロ沼はオンナの生い立ちを表しているのか?

ストーリーは凄惨な連続殺人を

扱っているのだが

ある意味 女性用の映画だと感じた

スタイリッシュで中々そそられる

魅力を持った女ではあるが

スケベ親父としては太刀打ち不可能な

こんな女と関わりたくはない

この映像を観て股間を熱くする人間は

登場する変質的殺人鬼と同じ素養を持っているのだ

人間って怖いね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラララライブ

2012-02-08 12:22:05 | Weblog

最近時々寄っている56sbarの

ライブイベントが有ると連絡をもらい

倉敷老松のライブハウスクッキージャへ

行って来た

素人企画のイベントだったが

結構楽しませて貰った

クラシキもなかなか元気有るじゃん 

 

クッキージャのマスターのバンド

桃色唐辛子のブルース演奏もあった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丸亀の夜

2012-02-05 09:57:03 | Weblog

ゴルフコンペを口実に丸亀に泊まった

十分日帰り可能だが 目的はbar漂流

丸亀で飲むのは数十年ぶりだ

この地も 寂れてしまって

まさに寒風が吹ていて寂しいかぎり

ネットで予め調べておいた

丸亀フェリー乗り場の近くに在る店

ショツトバー臥竜は

かなりのキャパの店なのに

私たった一人

客は私が帰るまで誰も入って来なかった

スタッフも手持ち無沙汰の様子で

じっくり話す事が出来た

まっこんな寒い日になかなか出歩かないか?

いつもの様に店のスタッフにお勧めの店を

教えて貰った(この方法は良いよ!)

その店は臥竜から京極大橋を渡って反対側

「歩いてもすぐ行けるよ!」って言ってたが

流石に寒風吹き荒ぶ中を歩いて渡る元気はない

タクシーでワンメーター奮発した

そこは倉庫の様な佇まいの店だ

舶来洋酒店 SILENCE Bar(サイレンスバー)

ドアを開けると圧倒的なボトルの壁

吹抜けの上までならんでいる

1000本近い酒類???

これは期待出来そう

何とも言えぬマニアックな店だ

店主は収集癖が有るのか?まるでウイスキー博物館の様だ

すっかり  ウイスキーボトルに酔いました

たからだからBAR漂流はやめられない

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする