エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

円空・木喰展

2015-07-17 14:53:04 | Weblog

珍しくも恐ろしい事に台風が岡山県を直撃の金曜日
俄に仕事が休みになった
これ幸い?と
今日7/17より開催の円空・木喰展へ朝一から出かけるというと
「こんな嵐の日に物好きなと」家人に笑われたが
木喰仏は
若い頃柳宗悦の著書「美の法門」を読んで以来
とても惹かれていた
後に柳宗悦著の「木喰上人」も読んだが
慈愛溢れるお顔に
子供の頃大好きだった母方の祖母の面影を感じて
(昔は何処にでもいた田舎の婆様の顔だよね)
一度は拝みたいと思っていたもので
開催を知ってから心待ちにしていたのだ
雨!嵐!何するものぞと出かけた
期待に違わず結構な数の木喰仏を拝見できて
感激雨アラレ???良い一日となった

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ロドリーゴ作曲 セレナーデのSPレコード

2015-07-15 22:04:52 | Weblog

youtubeにアップするため、骨董品屋で手に入れたロドリーゴ作曲 セレナーデのSPレコードを蓄音機で再生してみました。ビデオを手持ちだと撮影し難いね



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接点復活剤

2015-07-11 21:43:40 | Weblog

近頃盛んにLPレコードを聴くようになって
なんかアンプの調子もカートリッジも
おかしい???おいらの身体の具合に
比例しているかの様だ
おいらは病院に入って治療したが
アンプはおいらの黄金??の右腕で
直してやる事にした
事は思ったより簡単だった
ホームセンターで購入した
接点復活剤をアンプの入力端子と
ジャツクにスプレーするだけで事すんだ
何かの折には捨てる前にお試しあれ

ガリガリ音など案外あっさり治るかも


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村上海賊の娘

2015-07-08 06:13:29 | Weblog

今回の永い休暇??のお陰で
読みかけにしていた本を何冊か
読了した
「村上海賊の娘」もその中の一冊だ
その中に興味深い名前を見つけた
おいらが前々から調べていた穂井田姓
毛利元就の四男 側室の子穂井田元清が
この本の主人公(ヒロイン)景の姉妹という
琴姫を娶っているという設定
ということは穂井田元清は村上武吉の養女
と結婚しているという史実
歴史とは面白い 毛利家が養子縁組という
智略で乗っ取った猿掛城とおいらが
20代の頃興味をもって調べていた
村上水軍と結びついたという奇縁だ
歴史の中でも世間とは狭いものだ

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倉敷春の院展

2015-07-07 23:34:37 | Weblog

久しぶりの娑婆(それ程でもないか?)
だが
外は生憎の雨
迎えを断っていたので
売店で傘を調達 駅に向かった
荷物をいったん駅のコインロッカーに預けて
予定していた
倉敷市立美術館へ
目当ては第70回春の院展
雨の平日にしては思ったより人が多い
(残念ながらおばさんばっかりだが)
一般入選作にはなかなか面白い作品があった
のだが・・・
描けない奴に批評の資格はないので
ここらで止めておこう

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入院三冊目 「あん」ドリアン助川

2015-07-04 22:09:53 | Weblog

この本は院内にある本屋で購入した
「あん」がこの病院に並んでいたのは
何か意味があるのかも知れない
「あん」という小説が樹木希林の主演で
映画化され公開されることも内容も少し
ながら知っていたのだが
最初はあえて読もうとも 映画を観ようとも思わなかった
それは ハンセン病をテーマとして
描かれているという重さに
耐えられない自分がいたからだ
「小島の春」に始まり松本清張の
「砂の器」の重々しさ 映画ベンハー
での描き方でライ病(ハンセン病)への
偏見 悍ましさが増幅されたせいだろう
岡山県の日生諸島にある長島愛生園はハンセン病の
施設として有名だ 小島の春のモデルともなった

その施設は最近一般に公開されるようになったとも聞いた
ライ予防法が無くなりハンセン病が
完治する現代になっても
やはり どうしてもその病に対する
偏見は無くならない後遺症の見た目に負けてしまうのだ
強制隔離という悲しい歴史に今我々は
向き合っていかなければならない
眼をそらしてはいけないのだ

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入院二冊目 レオナルドの扉

2015-07-02 15:24:38 | Weblog

小中学校の頃学校の図書室に入り浸って片っ端から本を読み漁っていた(高校生になってもだが)
その頃盛んに読みふけった児童図書の数々は今でも忘れられ無い特にジュールベルヌ スティーブンソン マークトゥエインなどは夢中になった
その図書室は町村合併過疎少子化で学校もめがなくなったせいで もう故郷に学校図書室は姿形も無くなって 寂しい限りだ
さて 今回は 先週読みかけになっていたものを今読了した 身体がまだ思わしくないときは軽いものが良いと持ってきていた誰にでも気楽に読める児童図書のような本だった
「レオナルドの扉」真保裕一 ベルヌの「悪魔の発明」を彷彿とさせるし 何年前だったかダビンチコードも映画化されたが 映画 インディジョーンズのような冒険活劇にもなっている
掛け値なしに楽しめる この作品も映画化されればと思った

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病院一冊目 朝井まかて 「すかたん」

2015-07-01 12:32:12 | Weblog

朝井まかて?面白い名前だ ペンネームか?
彼女は 恋歌(れんか)で2014年度直木賞を受賞した
その朝井まかてさんの「すかたん」江戸期の大阪を舞台にした
時代小説だ 関西弁のすかたんはあまり良い言葉では無い
おいらの様に少し抜けた所のある出来損ないを指す
そんな出来損ないに何故か愛しさを感じてしまった 若後家
を主人公にした話だが 各章に大阪コトバが散りばめられ
ユーモアの中にホロリとさせる新喜劇のような作品に
仕上がっていてついつい今日の手術の事も忘れ
一気読みしてしまった

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