夜更け
窓を開け放つと 今年の夏のあの暑さが嘘のよう
涼しい風が心地よい
そこで日曜日に中古レコード店オクタゴンで見つけて来た
ドナサマー 「フォーシーズンズオブラブ」をかけてみた
何年前のレコーディングだろう?
1976年10月江原一雄のライナーノートには
ドナサマーをマリリンモンローの生まれ変わりでは?
と書いている たしかに!!!
今でも色褪せないセクシーで魅惑的な歌声だ
素晴らしい!!
今夜はセクシーな夢を観よう
おいらの田舎吉備中央町に円城という所がある
その円城は行基の開山から1300年という
天台宗の古刹円城寺の門前町?だった
以前は檀家1660軒にものぼっていたらしいが
今はその十分の一あるだろうか?
過疎化の波で寂れ果て寂しい限りだ
今年は盆前に寺の掃除のご奉仕を仰せつかって
草取りに村の檀家衆達と汗を流した
円城寺の周りには子院として医王院と地蔵院がある
寺の裏手には亥の刻参りという呪詛を行ったという
(呪い人の名を書いた藁人形に五寸釘を打ち込むやつ)
少々不気味な話だが提婆宮がある
余談だが地蔵院の住職はおいらの中学時代の恩師だ
何故今頃円城寺か・・・
先日宮本常一著の文庫本「山に生きる人々」を買って来た
民俗学者として柳田國男と同様に知ってはいたのだが
その著書をまともに読むのは今回が初めてだ
サンカ マタギ 木地屋 杣人等々宮本民俗学は中々興味深い
そうして読み始めてすぐ 25頁目の山民往来の道の項に
件の円城寺の記述が登場してビックリしたわけで
宮本民俗学にますますはまりそうだ