最近 ぶらぶらと自転車を転がすうち
なかなか良さげな喫茶店に目をつけた
図書館からちかいので コーヒーを飲みつつ
借りた本をすぐに読むことができるし
気に入らなければすぐに返却もできる
11時の開店は他の店と比べてちと遅いが
いつ行っても閑散として静かなのが一番だ
いつでもしっかり冷房が効いているのも
店が閑散としているおかげだろう
とりあえず店の名は伏せておこう
人気店になったら困るからね
いま盗作疑惑で訴訟などと話題になっている映画
「カメラを止めるな 」おいらはある素敵な女性に教えられるまで
全く知らなかった
なぜ日本であえてゾンビ映画を作ろうとおもったのか
破茶滅茶なスプラッタームービーを無名監督無名俳優で
低予算で作る まあ作り手からすれば 夢を実現させただけ
なのだろうが
基本となるアイデアと手法が斬新というだけのこの程度の
映画が何故ヒットしたのか不思議で仕方ない
スプラッターゾンビ映画なのに館内で響いた観客の笑い声を
不思議な気分で聴いた 新世代の面白さに対する感性が理解出来い
またまた年取った自分を感じてしまった
矢部の鯉喰い神社前の足守川沿いの道を下って行くと
小さな公園が有る そこには仰々しい石碑が建っている
先日高松城址からの帰り道みつけたものだ
そんなわけで少しネットでググった後
今日もう一度訪れた
石碑には明治天皇御野立所と書かれている
他の石碑を読むと 仔細が書かれていた
明治時代この地で行われた 日本陸軍演習を
明治天皇が観戦された所とあった
いわゆる記念公園だな
そう天皇が神様だった頃の話だから
地域としては名誉なことでこのようなものができたのだろう
その公園のすぐ近くに「石の釜」呼ばれた礎石がある
かなり立派なものだ
これは国指定の文化財とある
奈良時代?この地にあった巨大寺院の礎石らしい
礎石には丸い穴が二重に穿たれている
小さい穴の方に仏舎利が収められていたらしい
我が住まいのほど近い処にこんなものがあるとは
知らなんだ!知らなんだ!!
ふと思いついて
旧野﨑家住宅・野﨑家塩業歴史資料館に向かった
ほぼ30分くらいで児島駅前に着いた 意外と近いな
でも レレレ?? 月曜日は休館日???
やっぱりその日の思い付きでの行動はダメだね
本当に計画性の無さは悪い癖だ
野崎邸に倣うかのように他の店も休みが多い
それでもせっかくだからとジーンズストリートをウロウロ
暑い日差しの中 当てもなく歩き回って
老舗のビックジョンでジーンズを一本買って帰ってきた
今日は5時起きで北北東に向かった
とりあえず高松稲荷の大鳥居を抜けて
稲荷の境内へ登った
ちょっと近すぎたか?
そこで引き返し高松城址へ
平城なので石垣も無い
城址の趣にはかけるが
水攻めされた城という悲壮感は全く感じられない
開かれた公園としては親しみやすく散歩には最適だ
清水宗治公の首塚の周囲には
沢山の蓮が植えられている
宗治蓮と名付けられた睡蓮の花が
今見頃で 見事なピンクの花を咲かせている
日曜日のせいか睡蓮の花を目当ての
女性カメラマンの姿も見られた
いい写真が撮れたかな?
今朝はいつもと方向を変えて東へ
自転車道を通って一宮を目指した
吉備津を越え吉備津彦神社へ
土曜日のせいか全く車に会わずに
一宮に着いた
まあまだ五時過ぎだからこんなものか
吉備津彦神社でウロウロしてUターン鯉山幼稚園前でまだ六時前
その頃やっと吉備の中山に陽が昇った
吉備津神社の屋根が金色に輝く
正に真金ふく吉備の中山だ
たまにコースを変えるのも一興だね
どちらが鯉山か吉備の中山かは判別できない
吉備津神社まだ写せなかった
近頃自由になった時間の中で思うのだが
遠い南国の浜辺にマンモックを持ち出して
潮騒の音を聴きながら大好きな本を読む
夢ではあるがさりとて出来ぬことではないと
実現の暁にはきっとおいらは10歳は若返るだろうと??
最近ブックオフでお気に入りの「御宿かわせみ」
第26 27 28作を買った これはおいらの古本買いの定番そして
原田マハの「カフーを待ちわびて」を手に入れた
いずれも一冊百八円也 まず読んだ「カフーを待ちわびてで
益々南国の夢を深くした
この作品は宝島社の第1回日本ラブストーリー大賞受賞作だそうだが
おいら全く知らない文学賞だった
きっとこの物語は 誰をも南の海辺へ誘うに違いない
「カフーとは与那喜島こと実際は 伊是名島の方言で 果報 良い知らせのこと」
とりあえず果報は寝てまでだ! ではおやすみ
いつものように 芸文館から大原美術館前の橋を渡って
倉敷公民館前を通って鶴形山隧道という短いトンネル
を抜け 倉敷東小学校前を左折する
この場所に軍人の像と二ノ宮金次郎像が建っている
不思議な感じと思っていたのだが いつも素通りしていた
そのさきにも妙な中国服の像がある
今日は止まって像と碑文を撮影した
帰って調べてみると 軍人像の一つは東郷平八郎像らしい
以徳報怨像の主は蒋介石だそうだ
以徳報怨の意味は論語から引用した 戦争責任での
日本への賠償請求を求めないという蒋介石の言葉らしい
まっ様々な思惑もあったらしいが
倉敷の街をゆっくり走っていると様々なものに出会う
また一つ勉強した
以徳報怨
憎い人に対して仕返しではなく、あえて恩恵を施すこと。
「徳を以てか怨みに報ゆ」とも読む。