ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

新兵器登場!!

2009年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム

webikeというサイトでよくパーツやウエアなんかを購入するので、



頻繁に商品案内のメールが来る。



そこで見つけた小型のビデオカメラがどうしても欲しくて買っちまった。



期間限定で5,000円くらい安くなっていたこともあるけど



ブログに張り付けられるような簡単な動画がとれるものを探していたということもある。



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見るからにちゃちなものだけど性能的には十分。



2GBのSDカードで約1時間の動画が撮れる。



外側には防水のケースが付いていて急な雨や埃なんかも大丈夫。



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ちっちゃな弁当箱みたいだけど、パッキングはしっかりしているようだ。



他に付属でカメラを取り付けるアームがいろいろ付属している。



すぐれものは吸盤の付いた台座で、ヘルメットのような球面にも取り付けられる。



今日は右側のパニアケースの上に取り付けてみた。



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こんな感じ。走行中は万が一に備えてワイヤーを付けておいたけど



しっかりと固定されていて強度は十分あるようだね。





今日は近所を流してきた様子をアップしてみました。



タイミングよくOCNからYouTubeとの連携が簡単に取れるようになったので



これからはおすすめルートなんかを動画でアップして行こうと思っています。




チョイ古新幹線…おまえもか

2009年02月22日 | 日記・エッセイ・コラム

(2/23加筆修正しました)

この週末、東京へ出張だった(仕事でね)。

交通費が会社から出ることを良いことに、自腹でお金を足して

「テツ」としては1度は乗っておきたい「のぞみ」N700系に乗って行った。

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名古屋を出て、笠寺辺りのカーブをやり過ごすと

N700はさらに最高速目指してみるみる加速していく。

ノッチを上げるのが体感できるほどの鋭い加速だ。

加速しながら大府のカーブを車体をリーンさせてクリア。

下りの列車と離合するのに3秒とかからない!

乗り味としては700系とさほどかわらず、とても静かで振動や揺れもほとんどない。

ガキの頃乗って感じた新幹線の「すごさ」は、まだまだその凄みを増しているようだ。

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きょうもきれいに富士さんが見えた。

        〇

N700すごいって話じゃないんだよ。

実は帰りに乗った「ひかり」に新たな感想を持った、これが今日の本題。

技術の進歩で機械の魅力は語れないんだって実感してしまった。

BMWのOHVフラットツインに感じるもの。

そういうものが、新幹線と云う最先端技術にもあると気付いた。

その「ひかり」は300系と云われる初代のぞみ用車両だった。

はじめて270km/hで営業運転した車両だ。

10年くらい前に初めて乗ったとき、そのすさましい「疾走感」に感動したけど

反面、車内がうるさく、揺れを伴うひどい振動に、ぎりぎりなものを感じた。

(2004年から可能な編成に対して乗り心地の改善のための改造が行われてます)

700系が投入された時、洗練された乗り心地にあらためてガテンがいき

300系は大いなる試作車だったなと、結論付けていた。

が。

結論から云うと、300系大ファンになってしまった。(右のヤツね)

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確かにN700系は加速力も快適性も経済性もすべてが300系を凌駕している。

でも、300系の「疾走感」は本当にたまらない。愛しいほどひたむきに走る。

N700は半径2500mのカーブを最高速度でクリアする。

300系は減速の度に車両同士が押し合って、ドスンと派手に震動をだす。

けれどその高速性能で、航空機をライバルと名指しして、博多まで5時間で到達した。

けたたましくモーターを唸らせ、車輪を軋ませる。

270km/hでの営業運転に「挑んだ」300系新幹線。

N700には感じられない何か「魂」を感じさせる走りだった。

        〇

80年代・90年代のオートバイに感じるものは単なるノスタルジーではなく

愛すべき機械としての「魂」ではないだろうか。

技術<情熱の機械には何か感じるものがあるのだろう。

300系新幹線の疾走感は本当に愛しい。

帰りの300系ひかりから見えた富士さんはとてもきれいだった。

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いまさらシステム4EVO

2009年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム

腰は全快なのに天気が悪くてオートバイに乗れませんでしたの週末

あるものを取りに元ディーラー(くどい)に行ってきた。

BMW謹製のシステムヘルメット4EVO

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「いまさら」感が強いこのヘルメットだけど(こないだ6が発表されたね)

やはりR259系にはこの「4」が似合う。

前からぜひ手に入れたいと思ってたんだけど

なにせ高い。もちろん価格が。

で、こいつは元ディーラーの強み(?)かデットストック品。

店では製造年も怪しいので積極的には販売されてなかったようだ。

しかもサイズもぴったり(60)

色も黒か白、もしくはカーボン柄が欲しいと思っていたんで

「半額で良い」の悪魔のささやきに即買いしてしまった。

        ○

そのままかぶって帰ってきた。

頭の収まりが良く、ホールド感も自然。

さすがのシューベルト製、とても静かで風圧によるブレも無い。

ただベンチレーターを開けると角度によってピューっという風切り音が出る。

チンガードが大きくて日本製のヘルメットに比べると視界がやや狭いか。

シールドも周辺部で歪みがあり、後方確認には顔を大きく回す必要があるようだ。

チンガードの開閉はとてもスムーズで確実にできる。

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このシステム4は後期型で内装の着脱が可能だ。

白の塗装もとてもきれいで価格なりの高級感がある。

もちろんパニアケースにはすっぽりとストレスなく収まるよ。


明けましておめでとうございます

2009年01月03日 | 日記・エッセイ・コラム

2009年新年明けましておめでとうございます

こちとら100年に1度の不況と云われてもピンとこない貧乏生活です

それにしても衣食住くらいは自分で何とかしたいもんですな……

去年はオートバイこそ我がファーストプライオリティー、などと息巻いたりしましたが

仕事も大事だと身にしみてわかった1年でありました

何事もバランスが大切ですね。

今年はこの辺りに気を付けてオートバイを楽しんでいきたいと思います

どうぞ今年も1年よろしくお願いいたします

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冬仕度その後(電熱ベスト進化す!)

2008年11月10日 | 日記・エッセイ・コラム

WIDDERの電熱ベストを愛用しているが

その素晴らしさはこのブログでも何度か書いていて

多くの人がその性能に興味を持っているらしく

そのたびに多くの反響(アクセス)をいただいた。

「さぶくない」ではなくて「暖かい」

防寒ではなく、暖房なのだから電熱ベストは究極の冬アイテムだ。

        ○

WIDDERのベストはシステムベストと名付けられている通り

チャップス(脚部)・アームチャップス(腕部)・グローブ(手部)と

ベストを中心にしてシステム全体で全身を網羅できるようになっている。

もともとベストだけで十分と思って購入したのだけど

あまりの暖かさで、ジャケットの下はロンTだけで十分なため

結果、腕部分と胴部分とで温度差ができてしまい

腕だけの防寒が困難なため

この際、アームチャップスも購入してしまうことにした。

        ○

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システムベストの名の通り、ベストの肩部分に接続のためのスナップボタンが付いている

アームチャップスのボタンをここへパチンッと留めるだけでベストと接続され、

しかもこのスナップには電気が来ているので同時に電気的にも接続される。

スナップの周囲はベルクロになっていて接続は面で行われ、

ボタンだけに負担がかからないようになっている。

アメリカ人の考えるものってこういうところはしっかりしてるね。

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ヒーターが肩から上腕を包み込むように配置されて非常に効果的に温めてくれる。

高速走行では前腕の一部に寒さを感じるけど

時間が経つほどに熱が拡がり

全体がホカホカと温まってくるのであまり問題とはならなかった。

ほんとにすばらしい!

コタツに入ってオートバイに乗ってる感じ。

お金と電力に余裕のある人はお試しあれ。

問題点はただひとつ。

「降りるとさぶい」(ぜいたく)

        ○

もひとつ。

マシロ号(マジェC)にグリップヒーターを取り付けたことは

先日のブログに書いたけど

やはり直接手の甲に走行風があたるのはいかがなものかと思い

グリップカウルを取り付けた。

ワイズギアの純正品で、純正ハンドルならポン付。(当り前か)

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スリムでカッコ良いんだけど効果はどうなんだろう?

直接風が減ったのは間違いないですが。

マシロ号(マジェスティC)でも電熱ベスト使いたいけど

電気的にどうなんでしょうか?


クロヨンスピリッツ!

2008年11月09日 | 日記・エッセイ・コラム

ちょっとご無沙汰でした…

先月の終りに、旅行に行って

ちょっと風邪気味だったのが、本格的に風邪になって

最近毎日フラフラしながら仕事してました。

今回はバイクからちょっと外れてテツの話。

        ○

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黒部峡谷鉄道に乗ってきた。

何を隠そう(?)ボクはテツ分が多いほうなんですけど(相当多い)

この日、子供のころからの夢が、やっと叶って大興奮!

席は重連の機関車のすぐ後ろで

剥き出しのトロッコなのでトンネルの中では、モーターの焼ける匂いがしたり、

半径が100mほどの急カーブに内輪が追従出来ずに

ギャーギーと悲鳴が上げるのが聞こえたりでライブ感たっぷり!

生憎の雨模様だったんだけど、あっという間の20.1km。

テツっぽい人にはぜひ!

絶対おススメです。

        ○

「宇奈月温泉」から黒部第3発電所のある「欅平」まで約80分。

吹きっさらしの客車で、しかも吹き込む雨に濡れながら行ったもんだから

身をひそめてた風邪が本格的に活動を開始したらしい。

乗ってる時は、豚まん食いながら地ビールをやってたから(これが旨いのなんの)

あんまり寒さ感じなかったみたいなんだ(アホ…)

その日は宇奈月温泉に泊まって温泉に入って温まったんだけど

だめだったみたいだ。

           ○

次の日は雪をすっぽりかぶった白馬から信濃大町へ抜けて、クロヨンに行った。

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昨日の雨がウソのように秋晴れの空が広がって

真っ白な後立山連峰の大パノラマ。

紅葉真っ盛りの仁科三湖。

信州の秋を満喫して

実に30年ぶりに関電トンネルを越えて黒部ダムへ。

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このスケールは単純にすごいね。

すごすぎてただただ感動してしまう。

今回初めて知ったんだけど

「クロヨン」てダムの名前じゃなくて

黒部第四発電所に関わるすべての愛称が「クロヨン」というらしい。

クロヨンダムというダムはなくて黒部第四ダムでもないんだよ。

ダムの名前は「黒部ダム」

不可能かと思われるような困難に出会っても、黒部ダム・黒部第4発電所を完成させた

その電源開発にかける情熱を「クロヨンスピリッツ」と呼ぶ。

「クロヨン」にはそういった思いも含まれているものだということだ。

すごいねー、ほんと。

それよりも何よりも、前にクロヨンに行ってから

30年も経っていることにガ・ク・ゼ・ン!!

黒部の谷を行く冷たい風に吹かれながら

なぜか遠い目になるオッサンひとり……

秋深し……


日本一周はいかが?

2008年09月13日 | 日記・エッセイ・コラム

仕事をほっぽり出して日本一周放浪の旅に出るのが

子供のころの夢だった。

なんてふざけた夢なんだろう、まったく。

別に仕事を辞めて、日本中を旅してまわらなくても良さそうなもんだ。

たいした度胸も、腕っ節もないのにアウトローに憧れていた。

あ、そうか、ないから憧れるってこともあるね。

若い人は知らないだろうけど、むかし「やまがたすみこ」という娘が歌った

風に吹かれて行こう」って歌を自転車漕ぎながら歌っては

いつかボクも旅立つんだ、と夢見ていた。

その旅こそが、なぜか「日本一周」だった。

悶々とした日々に辞表を叩きつけて、ボクはヒッピーになりたかった。

もし本当に子供のころの思いが本心なら

ボクはすでに中年になってその希望を半分くらいは叶えていると云える。

しかし、あまりそれは褒められたことじゃあないし、残念な生き方だよ。

まったく……(Sigh)

        ○

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さて「日本一周」である。

先日の九州ツーリングで佐多岬に達してついに本土制覇した。

ボク的には日本一周の第1フェーズを終わらせたわけだ。

日本一周には様々の定義があって、そんな人たちが作るHPもあるけど

ようは「ボクはやった」と宣言すればそれがゴールなのだ。

前にも書いたけどボクは「日本一周」が目的ではなくて

あくまで結果として達成したいと思っているので

ツーリングで出かける時に絶対に「日本一周」を達成させるために

目的地やルートを決めていない。

だから同じ所へも何度も行くし、好きな道へは何度も走りに行く。

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        ○

ボクの「日本一周」の定義は段階的に3つに分けていて。

第1フェーズ:本土全都道府県走破と本土最北端最南端到達

第2フェーズ:日本百名道走破(須藤英一氏選定の写真集新旧版全線)

第3フェーズ:ひとつの旅程での文字通り日本一周

実は第2フェーズも70パーセントほどの達成度。

ただし今の感じでは第2、第3フェーズは結局同時達成かな、と思っている。

まだ10年ほどは掛かりそうだから、死なないように生きていくつもり。

        ○

でも本当に「日本一周」くらい他人にはどうでも良い話ないねー。

自己満足の極みだよ、これ。

「日本一周」なんていかが?とはとてもひとには勧められない。

だからボク自身あまりこれに拘らない様には努力してるつもり。

達成感は確かにあるけど、

旅の醍醐味や真髄(エッセンス)を見失しなわない様にしないとね。


あーっつい日々が続くこの頃

2008年07月16日 | 日記・エッセイ・コラム

今年は暑いね。

ブログ書く気力が出なかったよ。

というのはうそで、ちょっと悲しい出来事があって

ぼーっとしてたんだな。

        ○

この間結構いろんなことがあったな。

まず、新しいクルマがきた。

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「アニキの」タントカスタムRS紫号

インタークーラー付ターボチャージャーがきゅいーんと唸る憎いヤツ(古)

来週辺りには馴らしを終えて、本領発揮させてやれそうな感じ。

そして、新しい家族。

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「キョン」だ。

ドワーフハムスターのシャンガリアン・スノーホワイト(♀)

スゲー元気!

ハムスターを飼うことになるなんて…

うちには「ナー助」っちゅうネコがおるのに…

トムジェリだよ…

        ○

バイクネタはニューヘルメット

モデルと色で迷ってて買いそびれてたんだけど

結局これにした。

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SHOEIのニューモデル「J-FORCEⅢ」

しかも白!

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リアにXーElevenと同様のスポイラーとダクトが付いた。

走行時の効果は抜群だった。

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フロントもサイドにダクトが増えて、内部に風を感じる。

ダクトの開閉も手探りでも確実に操作可能でGOOD!

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内装も落ち着いたチャコールグレーになった。

Dリングについたリリースタブは「赤」。

ワンポイントになっておしゃれだ。

かぶり心地は最高。

ボクの頭はSHOEIと相性が良いようだ。

        ○

マシロ号の定期点検タイヤ交換もしたんだけど。

こっちはまた詳しく書きたいと思ってます。


週間天気予報ってさー

2008年06月14日 | 日記・エッセイ・コラム

梅雨の中休み?

うまい言葉を考えたもんだよね。

週間天気予報によると、しばらく雨はないらしい。

次の休みが、「晴れ」になっていると

やっぱうれしいよねー。

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でも、よく見てみると降水確率が全部30~40%

なんかこれってズルくないかい?

だいたいあの降水確率30%って何?

30%の日が3日あったら1日は降るってこと?予報は晴れなんだよ。

50%っていったら五分五分!

なんじゃそれ!

そもそも「週間天気予報」は無責任極まりないと思う。

休みに近づくと雨も近付いてくる気がするのはボクだけか。

天気だからね、そりゃ無理もないけど

気象予報士は謝らないねー。

ボクだったら絶対謝るけどな。

晴れなんて云ってごめんなさい、だって3割だもんむずかしいよー

以後気をつけまーす、みなさんもあまり真に受けないように

なんてね。

次の休みは月曜日。

今のところ週間天気予報は「晴れ」

タイヤ慣らしにビーナスラインに行きたいのにな。


梅雨入りしてたのね

2008年06月04日 | 日記・エッセイ・コラム

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何をいまさら、ですが

梅雨入りしてたのですね…(汗)

道理で天気が悪くて憂鬱なんですな~

こないだの休みも昼からみるみる曇っちまって

ざーざー降りの雨に。

あお号(R1150RT)のニュータイヤの慣らしに行きたかったのにね。

しばらく休みがないんで次にオートバイに乗れるのはいつのことやら、ですわ。

        ○

ぜんぜん関係ないけど、うちに7年もいたクルマ(クルーガーV)が

突然売りに出ることになった。って人ごとのように言ってるけど

なんかもうほんとに突然で現実味がない。

もう今日の時点ではうちに無くてドナドナされてしまった。

        ○

でもクルマとかオートバイとかとの関係も不思議だね。

無機質な道具のはずなのに、その関わりに繋がりのようなものを感じてしまう。

ボクだけだろうか。

いろいろ調べたり考えたりして決めているのに

ショップでは違うものを買ってきてしまうことが多い。

なにか初めからボクの所へ来る運命だったようなカオして待ってる。

中古車なんてまさに出会いに運命すら感じてしまうよね。

手に入れた後もいろいろあるし

突然の別れがやってくるヤツもいる。

        ○

ひとも同じだね。

最近は携帯とかメールとかで、ひととの繋がりをもつことがたやすいんだけど

ただただ、その繋がりだけを目的にしてないかい?

でもねほんとはね、すごく会いたいと思っている人には

絶対にどこかで会えるもんなんだとボクは感じている。

メールなんてしなくても、お互いにふっと思い出すだけなのに

ある瞬間に空間と時間が自然に近づくなんてほんとに素敵じゃない?

メールの着信音が頻繁に鳴るより

思いがけず出会えた瞬間のほうが何千倍もこころが震える。

        ○

雨のしとしと降る夜に、むかしの仲間を思っていると

次の週末、思わぬところでばったり出くわすかもしれないよ。