ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

雑木紅葉がしっくりくる年頃

2021年11月24日 | R100Trad (1990) クロ介
深まる秋はもうここまで

確実に冬の気配がその向こうに広がる



モミジってきれいだね

何の説明も要らないし

好き嫌いという次元の話でもない



冷たい空気を切り裂くようにオートバイを走らせ

静かな景色の中にオートバイをしばし停める

すっきりとした青空の中

目を凝らすと飛行機が一機

広い視界をゆっくり右から左へ進んでいく



すっかり葉を落とし、鳥たちに実を喰われた柿の木の下

コーヒーを飲みながら枯れた枝を眺めていると

枝先には来年の春芽吹く新芽がすでにあることに気付く



「生命力」とか云ったりするけど

そんな大袈裟なもんじゃあない

「当たり前」

そういうことだ



先日掃除してる時に

あのシリンダーを守るエンジンガードが目について

なんだか潔くないな、と感じた

感じちゃった

だから、取っ払ってやったゼ~!

ワイルドだろ~



カエデの派手な真っ赤も良いけど

ほんとは雑木の紅葉が好きだ



ひっそりと枯れ朽ちていく木々

ずっと見ていられるのは実はこっちだな