ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

四国のこと その2(海岸線をたどる)

2008年04月01日 | R1150RT (2001) あお号

四方を海に囲まれた四国は、美しい海岸線ばかり。

西側の海岸線は大洲より先は、険しく入り組んで、三陸海岸のような美しさだ。

途中にいくつもある街も、どことなく釜石とか石巻とかの様子に似ている。

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折しも早春の花の季節。

法華津峠の南側はトンネルがいくつも連続する。

そのトンネルとトンネルの間の桃源郷だ。

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山桜が木々の中で「わたしはここよ」と花を咲かす。

入江の浅瀬はエメラルドグリーン。そこが透けて見えちゃうんだよ。

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いよいよ「サニーロード」

夢に見たサニーロードの入り口に辿り着いた。

何度か地図を見ていたけど、そのネーミングが

国道321号線に由来しているなんて、ちっとも気付かなかったじぇ。

いわれてみると、とってもベタでなんだか拍子抜けしてしまう。

でも、評判通りの素晴らしいルートだった。

土佐清水の街並みを抜けて「足摺公園線」へ

この道、全線ワインディングのハードなルート。

とにかく直線がほとんどない。

抜重したイン側の足に再び荷重しながら、同時に膝でタンクに過重して切り返す、

左右の荷重を交互に入れ替えながら岬までの13kmを走り抜けた。

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四国最南端の「足摺岬」は風も波もベタ凪。穏やかな表情を見せてくれた。

岬の東岸を北上した。

まだまだ整備が追い付いていない県道だけど

最果ての岬の風情にあふれた良いルートだった。

サニーロードにもどって中村をめざす。

途中にあった「大岐海岸」はこの辺りに珍しいきれいな砂浜。

女の子を連れて行ったら喜んでくれそうな海岸。

地元のカップルがちらほらと……。みんな考えるこた一緒だな。

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速い流れに乗って走り続けると

不意に景色が開ける。

「四万十川」にぶちあたった。

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