今朝は寒かった。
とは言え、小生は6時半過ぎまでベッドの中だったのでそれほどでもなかったが、新聞を取るため玄関まで降りた妻が「寒い、寒い!」と言いながら戻って来た。
予報図(上図)を見ると-15℃くらいまで下がっているから、そりゃ寒い訳だ。
以前住んでいたニセコの隣町の喜茂別町では、今朝-23℃の道内最低気温を記録したとのこと。
春が立ったと言うのに、日本列島全体が凍える寒さと大雪に恐れおののいている感じだ。予報図は、tenki.jp からお借りしました。
今朝は寒かった。
とは言え、小生は6時半過ぎまでベッドの中だったのでそれほどでもなかったが、新聞を取るため玄関まで降りた妻が「寒い、寒い!」と言いながら戻って来た。
予報図(上図)を見ると-15℃くらいまで下がっているから、そりゃ寒い訳だ。
以前住んでいたニセコの隣町の喜茂別町では、今朝-23℃の道内最低気温を記録したとのこと。
春が立ったと言うのに、日本列島全体が凍える寒さと大雪に恐れおののいている感じだ。予報図は、tenki.jp からお借りしました。
PHP新書、201頁。
前書に続く美女(男)絵画の解説版。
描かれたのは、伝説の中のひと、芸術に愛されたひと、数奇な人生を辿ったひと、権力に翻弄されたひとびとである。
また、単に実在の人物を描くだけでなく、事象を擬人化して描くこともあるという。
これ(上図)がその代表作。
カトリックの7つの大罪のひとつ「虚栄」を、イギリス人の画家フランク・カドガン・クーパーが華麗に描いて見せた。
かの国の大統領がまた、変なことを言い出した。
「(ガザの)住民を追い出し、米国が掌握する」と・・・。
一体、どうなっているのか。
そこには現在、イスラエルによるジェノサイドを耐え抜いた180万人ものパレスチナ人が居住している。
それらの人々に対し、どこへ行けと言うのか。
このような国連憲章にも国際法にも基づかない主張を、超大国の指導者が行うことに強烈な違和感を感じる。
右目の不調は相変わらずだが、一時よりは良くなっているので、最近はパソコンでテレビを見る機会がある。
過日、NHKの「ドキュメント72時間~聖夜、大病院のケーキ店」という番組を拝見し、とても感心した。
それは、12月24日の聖夜を含む72時間(3日間)、800を越える病床と50を越える診療科を持つ大病院(長崎大学付属病院)の中にあるケーキ屋さんを訪れる人々に密着取材したドキュメンタリー番組だったのだが、そこに集う人々のあまりにも等身大の人生にいたく共感したからである。
この高齢の男性はその場でケーキを試食していたが、理由を尋ねると、ガンの治療で味覚がほとんどなくなってしまったので、リベンジをすべくケーキで甘さと思い出し、味覚を取り戻そうしているのだと言う。
また、これから帰宅して家族でケーキを楽しむという女性が立ち寄ったが、彼女は、その病院で(長期入院)生活をする子供たちを教える先生なのだそうだ。
他方、ケーキを購入した小さい頃から難病とたたかう子供とその母親にも、インタビューを試みていた。
病院には、こうした人生のはざまを生き抜く人々の暮らしが無数にあるのだ、と実感させられた。
PHP新書、201頁。
数々の絵画の解説で著名な中野さんの「美貌のひと」を拝見した。
掲載された美女(美男を含む)の絵画もさることながら、中野さんの硬派の解説が魅力的である。
例えば、フランツ・リストの肖像画に添えられた文章。
「美貌の青年がピアノの前に憂鬱そうに座り、だがいったん興が乗るとアクロバテイックな奏法に合わせて髪ふり乱し、時に弦が切れるほどの大音量を出し、ふっとまた夢想的になる。現実を忘れさせる。いつしか「リスト・マニア」と呼ばれる貴婦人たちの集団が各地に生まれた。いわゆる「追っかけ」だ・・・。」
とまぁ、そこに居合わせた如き解説が続く。
表紙の肖像画(部分)は、あるいはトルストイのアンナ・カレーニナではとされるクラムスコイの「忘れえぬ女」である。原画がこちらにあります。
我が国を代表するヴァイオリニストで、ソリスト、コンサートマスター、室内楽奏者として幅広く活躍している豊嶋氏の掲題ドーナツを聴いた。
始めて試聴させていただいたが、その演奏技術の確かさ、音楽全体の造りの豊かさ等、とても感心しながら聴いた。
尚、協奏交響曲では、豊嶋氏がヴィオラを弾いている。
このドーナツ(2枚組)は、全曲シリーズの2枚目としてリリースされたもので、先にリリースされている第1~2 & 5番も併せ聴きたいと思った。
収録曲 モーツァルト
ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216
ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218
ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190
協奏交響曲 変ホ長調 K.364
演奏
大阪交響楽団(指揮:豊嶋泰嗣)
豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)
林 七奈(ヴァイオリン:K.261 & 190)
津末佐紀子(オーボエ・ソロ)
大谷雄一(チェロ・ソロ)
録音 2017 & 19年 大阪、ザ・シンフォニーホール & いずみホール(ライヴ)Octavia Exton OVCL00737
LPレコードの売却についてである。
昨夜までに、ヤフーオークションを通して550枚を売却することができた。
これで、単品ベースはすべて終了したことになる。
売上げは、〆て70,355円也。
1枚128円ほどで売れたことになる。
当初、買取業者を呼んで見積もらせたところ「400枚のみ引き取る、単価は1枚10円(〆て4,000円)」ということであったから、手がかかったとは言え、上記は上々の結果と言えよう。
これで1枚ものは終わったので、引き続き箱もの、全集ものの売却にかかろうと思う。
蛇足~最後の2件は、閉札前の価格を元に集計したのだが、終わって(閉札)みれば18,900円ほど踏みあがって、トータル89,255円(@166円)となった。
「文藝春秋」1994年1月~97年3月連載(休載を含む)、全集第24巻356頁の大作。
年初以来、藤沢周平氏の作品を再読してホーリックに陥っている。
つまり、本書はその延長線上で、且つトドメにしようと思い借りてきて読んだもの。
江戸時代中期、米沢藩主上杉治憲(鷹山)が竹俣当綱を始めとする改革派に依拠しつつ、藩財政の再建を進めた過程を克明に描いた著者絶筆の長編時代小説。
良くここまで子細に調査して書いたなと感心する場面が多々あった。本小説の執筆で、著者は精魂尽き果てたのではと思った。