アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

藤沢周平著「春秋の檻」

2025年01月04日 | 読書三昧

 

「小説現代」1979年1月~80年1月隔月掲載の連作長編、文春文庫。

昨年は直木賞候補作中心の読書だったせいか何となく不満が残り、この際スカッとしたいとの思いもあって掲題書を借りてきて読んだ。

結果は大正解で、久しぶりの「藤沢節」に酔った。

主人公の立花登は医学を志す若者で、開業医の叔父を頼って江戸に出て来た。叔父の代診として小伝馬町の牢屋敷に通う内、獄中医として囚人を診るようになるのだが・・・。

また、登が当時としてはめずらしい「柔」の達人として活躍する異色の舞台設定となっている点が面白い。加えて、登の囚人の訳ありの人生に寄り添う生き方にも共感する。

以下、同シリーズの「風雪の檻」、「愛憎の檻」と続く。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

 

 

 

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ウイーンフィル・ニューイヤーコンサート2025

2025年01月03日 | 音楽三昧

 

元旦の夜は、ウイーンフィル・ニューイヤーコンサート2025 を楽しみました。

今年は、何でもワルツ王ヨハン・シュトラウスの生誕200年に当たるとかで、例年以上の盛り上がりだったようですね。

指揮は、7回目の登場となったマエストロ リッカド・ムーティ。小生などと年回りは違わない(83歳)のに、その元気な指揮ぶりは驚きでした。

曲目は、年によって指揮者によって微妙に異なりますが、最後は例外なく「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」で締め括られ、メデタシメデタシとなるのがこのコンサートの面白いところです。

蛇足~コンサートは、ウイーン楽友協会大ホールからの中継でしたが、このホールの音の良さには定評があり、この日も良く響く美しい音楽が流れていました。

小生は、2009年4月にこのホールで、ヒラリー・ハーンとウイーン交響楽団によるシベリウスのヴァイオリンコンチェルトを聴いています。

 

 

 

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2025年明けましておめでとうございます。

2025年01月01日 | アーバンライフ

新潟県関川村の大(だい)したもん蛇(じゃ)祭り:ギネス認定の82.8m~しんぶん赤旗元旦号から転載

 

2025年明けましておめでとうございます。

今年があなたにとって良い年となるようお祈りいたします。

また、今年こそ大災害のない平穏な年でありますように!

 

 

 

 

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