登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

東京:奥多摩【天祖山】

2007-04-22 | 東京の山
2005年6月6日(月) 

《往路》 JR立川6:34 ⇒ 青梅7:28 ⇒ 奥多摩8:02-8:10(西東京バス) ⇒ バス停・鍾乳洞8:40

《歩行》 バス停・鍾乳洞8:40~天祖山11:20~【往路を戻る】バス停・鍾乳洞13:35=行動時間4時間55分

《帰路》 バス停・鍾乳洞14:55(西東京バス) ⇒ 奥多摩15:25-15:56(青梅行き)



奥多摩8:10発バスは立客も出る賑わい。
川乗橋で半数の客が下車、中日原で残り多数下車、終点鍾乳洞は3組のみ。

ブナ・コナラ・ミズナラの新緑が目を引く。
尾根にのり、樹林帯をあるく。
涼風がほてった身体に気持ちよい。

暑くて汗をかくが、湿度が低いのでさわやかである。
2リットルの水が半分あまる。
足が攣りそうになり、あわてて塩をなめたり、かぶらの漬物をかじる。

ヤマツツジ・アカヤシオ・ヤマクワガタ・ギンリョウソウ・フタリシズカの花を見る。

一人に行き会ったのみ、静かな山である。

【天祖山】頂上に神社が祀られている


【ヤマツツジ】


【コナラ・ブナの新緑】


【ヤマクワガタ】


【ギンリョウソウ】


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神奈川:丹沢【塔ノ岳~丹沢山】

2007-04-21 | 神奈川の山
2007年4月20日(金) 

《往路》小田急・下北沢5:11⇒渋沢6:31-バス6:45 ⇒バス停・大倉7:00

《歩行》バス停・大倉7:00~塔ノ岳9:53~丹沢山11:43~塔ノ岳13:17~バス停・大倉15:41=行動時間8時間41分

《帰路》バス停・大倉15:52⇒渋沢16:07-16:10(新宿行き)



奥多摩、富士五湖、箱根などあちこちで雪便りを見聞きする。
こんな時は丹沢に登るのが、“登子”流儀。
一番安全な山域だと思っている。

蛭ヶ岳を越え、東海自然歩道の東野まで通すプランを立てる。

塔ノ岳・尊仏山荘で会話をかわした団体さんの一人に“蛭ヶ岳は止めたほうが良い”と助言される。
宮ヶ瀬~丹沢山~塔ノ岳とラッセルを強いられ、難渋したようだ。
丹沢山から下山してきた男性は“蛭ヶ岳へ行きかけたが膝まで雪があり、あきらめた”という。

あっさり計画を変更し、丹沢山で折り返す。
腐れ雪の上を3時間歩き、クタクタになる。
ヤビツ峠へ下山する体力も時間も残っていない。
大倉へ下りて、靴・スパッツの泥を大急ぎで落とし、折りよくきたバスに間に合わせる。

【丹沢山前衛峰】


【塔ノ岳を振り返る】


【ブナ林を行く】


【蛭ヶ岳前衛峰】 右に小屋が見える


【丹沢山】


【丹沢は鹿の楽園】


【オニシバリの芽吹き】 まるで花のよう


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長野: 厳冬の八ヶ岳 【赤岳~横岳~硫黄岳】

2007-04-19 | 長野
2005年1月2日(日)~4日(火)

《往路》 1月2日(日) JR新宿14:00 ⇒ 茅野駅15:59・・  ⇒ 美濃戸口(泊)

《歩行》 1月3日(月)  美濃戸口7:00~美濃戸山荘ゲート8:00~【柳川南沢】行者小屋10:20~【文三郎尾根】中岳分岐~赤岳13:00~赤岳天望荘13:20(泊)=行動時間6時間20分

《歩行》 1月4日(火)  赤岳天望荘9:00~横岳~硫黄岳山荘11:40~硫黄岳12:25~赤岳鉱泉13:30~【柳川北沢】美濃戸山荘ゲート14:10~美濃戸口15:00=行動時間6時間

《帰路》 1月4日(火) 美濃戸口15:00(入浴・食事)・・  ⇒  JR茅野駅19:05 ⇒ JR新宿21:05 



 1月3日(月) 
《美濃戸口~柳川南沢~行者小屋~赤岳~赤岳天望荘(泊)》
三々五々、下山してくる人たちに出会う。
雪道はよく踏まれている。
赤岳頂上からは、北・中央・南アルプス、後立山連峰、富士山を遠望。

赤岳天望荘は風の通り道に位置しているらしく、一晩中、小屋が揺れんばかりである。
正月は振る舞い酒が飲み放題、バイキングの夕食もご馳走がならぶ。
標高2800mだけあって、冷え込みが厳しい。
豆炭あんかを寝具の足元に抱え込んで眠る。

【横岳】 柳川南沢から見上げる


【霧ヶ峰】後方、左:北アルプス、右:後立山連峰
 

【赤岳】つづらおりの文三郎尾根、後方:御嶽 


【権現岳】 後方、左から北岳・甲斐駒・仙丈

        
【白い山並みは中央アルプス】  

                  
【赤岳山頂】  

                                      
 1月4日(火) 
《赤岳天望荘~横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉~北沢~美濃戸口》

烈風吹きすさぶ中、リーダーにハーネスで確保してもらい横岳通過。
硫黄岳では耐風姿勢もなんのその、3回吹っ飛ばされる。
ガスって視界悪し。かじかんで手の感覚ない。厳冬の到来だ~。

樹林帯に入ったら、今までの1歩1歩は何だったの、まるで別世界。
穏やかな冬景色の中、新雪を蹴散らしてあっという間に赤岳鉱泉。
サイホン沸かしのホットコーヒーで温まる。

【横岳へ】
                                  
【急坂を慎重に登る】横岳へ
  

【横岳頂上】
                                 
【横岳からの下り】

  
【ガス益々ひどし】


【硫黄岳頂上】


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富山: 袴腰山 & 人形山 & 大門山

2007-04-15 | 北陸・東海
2005年5月31日(火)~6月2日(木)

《往路》 5月31日(火) 兵庫:西宮07:00(貸切バス) ⇒ 袴腰山・登山口12:40

袴腰山 《歩行》  5月31日(火) 袴腰山・登山口12:40~ 袴腰山13:25【往路を戻る】~ 袴腰山・登山口14:00=行動時間1時間20分 ・・(貸切バス) ⇒ 五箇山青少年旅行村・ロッジ宝引荘(泊)

人形山 《歩行》 6月1日(水) ロッジ宝引荘6:40(貸切バス) ⇒ 人形山・登山口7:20~宮屋敷跡9:55~梯子坂乗越11:05~人形山11:50~梯子坂乗越12:40~三ヶ辻山13:20~宮屋敷跡15:00~登山口16:30=行動時間9時間10分・・(貸切バス) ⇒ 五箇山青少年旅行村・ロッジ宝引荘(泊)

大門山《歩行》6月2日(木) ロッジ宝引荘6:10(貸切バス) ⇒ 鳩谷ダム・林道・・【大門山へ転進】 ⇒ ブナオ峠9:00~大門山~赤摩木古山~ブナオ峠14:30=行動時間5時間30分

《帰路》6月2日(木) ブナオ峠14:30(貸切バス) ⇒ 【入浴】・・兵庫・西宮21:30

5月31日(火)
袴腰山へ、貸切バスで峰越林道を奥まで入る。
人喰谷を真下に見ながら、命がけの通行である。
頂上で名残のシャクナゲに行く春を惜しむ。
帰途も同じく峰越林道を戻る。
一般道へ合流した時は、期せずして
運転手さんに拍手が沸き起こる。



6月1日(水)
人形山・三ヶ辻山とも、山頂からの展望抜群。
カタクリ・イワウチワ・カタバミ・サンカヨウ・コブシ・マンサクの花盛り。

三ヶ辻山へは、やぶっぽいヤセ尾根をたどる。

登山口あたりには、わらびがニョキニョキ出ている。

暑くて、水1リットルでは足りない。



6月2日(木)
猿ヶ馬場山・登山口への林道を貸切バスで行く。
車高3.3mの車両を、林道の両側に生えている樹木の枝が間断をおかず邪魔する。
遂に前進不能となる。
やむなく、登る山の変更を余儀なくされる。
衆議一決、大門山を目指すことに・・。

ブナオ峠近く、芽吹き始めたブナ自然林に目をうばわれる。
登山道にはザゼンソウ・ツバメオモト・カタクリ・イワナシ・マイヅルソウ・テンニンソウの花。
コシアブラがやたら目につく。




【袴腰山】 山頂三角点


【人形山の山容】 姉妹の雪形(中央)


【三ヶ辻山の山容】


【中央・笈、右・大笠を遠望】


【大笠山】


【白山を遠望】


【人形山】


【三ヶ辻山】


【大門山】


【赤摩木古山】


【ブナオ峠のブナ林】


【シャクナゲ】


【サンカヨウ】


【ミヤマシキミ】


【ハウチワカエデ】


【タムシバ】


【ヒメイチゲ】


【ザゼンソウ】


【ツバメオモト】


【アカヤシオ】


【?】


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山梨: 毛無山~十二ヶ岳~節刀ヶ岳~鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳

2007-04-15 | 山梨の山
2005年5月26日(木) 

《往路》 JR八王子6:36 ⇒ 大月7:23  ⇒ 河口湖8:12(タクシー) ⇒ 文化洞トンネル8:35

《歩行》 文化洞トンネル8:35~毛無山10:07~十二ヶ岳11:36~金山12:19~節刀ヶ岳12:37~鬼ヶ岳12:51~雪頭ヶ岳13:36~バス停・根場15:02=行動時間6時間27分

《帰路》 バス停・根場15:09  ⇒ 河口湖15:40-15:59(高速バス) ⇒ 新宿17:50



歩き始めると、まずイカリソウがお出迎え。
今を盛りと咲き誇る。

うわさにきく十二ヶ岳・緊張の鎖場が遂に出てくる。
アセアセ 

鬼ヶ岳から根場へもズリズリ滑る急坂。

今日は充実度100%、足もよく使った。

【毛無山】


【十二ヶ岳の山容】 最奥に節刀ヶ岳が頭をのぞかせている。毛無山から。


【西湖を見下ろす】 十二ヶ岳から


【吊橋を渡る】


【十二ヶ岳】


【節刀ヶ岳】


【雪頭ヶ岳】


【トウゴクミツバツツジ満開の道を根場へ下る】


【イカリソウ】


【ホタルカズラ】


【ズミ】


【コイワザクラ】


【レンプクソウ】


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神奈川: 畦ヶ丸~菰釣山~高指山

2007-04-14 | 神奈川の山
2005年5月15日(日) 

《往路》 小田急・下北沢5:38 ⇒ 新松田6:49-7:20(富士急バス) ⇒ 西丹沢自然教室8:40

《歩行》 西丹沢自然教室8:40~権現山分岐9:10~善六ノタワ10:00~畦ヶ丸10:45~大界木山11:51~中ノ丸12:50~菰釣山13:42~樅ノ木沢ノ頭14:50~高指山17:00~バス停・平野17:40=行動時間9時間00分

《帰路》 バス停・平野17:40(タクシー) ⇒ バス停・旭丘バスターミナル18:00-18:30(高速バス) ⇒ 新宿20:50 



雨・ガスで、視界を遮られた中を歩く。
負け惜しみでいうなら、ミストグリーンフィトンチッド浴をしながら、歩行しているというところかな。
尾根の両側で目を引くブナの新緑・シロヤシオ・トウゴクミツバツツジを観賞しながら・・

畦ヶ丸~菰釣山~高指山間は東海自然歩道になっていて、笹の刈り払いがなされ、道標も完備。

標高1100m~1300mの尾根が、小さい“こぶ”をいくつも従えて延びている。

高指山まで来ると、霧が文字通り霧散し、富士山と山中湖の展望を得る。

下調べ不十分で、平野発・最終バスを逃す。
旭丘バスターミナルへタクシーで移動して事なきを得る。

【シロヤシオ満開】


【畦ヶ丸】


【トウゴクミツバツツジ】


【菰釣山】


【新緑の道を行く】


【高指山】後ろにボーット霞む山中湖と富士山


【ヤマウツボ】


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山梨: 雁ヶ腹摺山~黒岳

2007-04-13 | 山梨の山
2007年4月12日(木)  ⇒ 

《往路》 JR高尾6:42 ⇒大月7:20  ⇒金山温泉山口館7:40

《歩行》 金山温泉山口館7:54~金山峠9:15~姥子山分岐10:16~雁ヶ腹摺山11:26~大峠12:08~黒岳13:37~湯ノ沢峠14:30~天目山温泉16:20=行動時間8時間26分

《帰路》 バス停・天目山温泉17:08⇒JRかい大和17:31⇒八王子19:01



思ってもみなかった、そこは雪山であった。
前日の寒波がもたらしたのだろう。
ウサギや鹿の足跡を追い、ルートを見極めながら慎重に登る。
樹木から雪が解けてポタポタ落ちてくる。

青空が広がってきたときは心底うきうきし、山へきて良かったと思う一瞬である。

今日も、人っこ1人会わない。
熊の“爪あと”が随所に見られる。
それも今年付けたばかりの新物だ。

湯ノ沢峠からは何度も通っている慣れた道、途中泥んこの靴を洗い、天目山温泉をめざす。
キブシやフサザクラが沢沿いに咲いている。

【雁ヶ腹摺山】 “500円札”の富士山はガスの中


【雁ヶ腹摺山を振り返る】 頂上あたり、草原状になっている


【大峠】


【下生えの笹道】 大峠から黒岳への登り始め


【熊の仕業?】


【黒岳への道標】 木株切口に赤ペンキ、今日のような雪道では大いに助けられる


【黒岳】 ブナ林に囲まれた頂上、解けかかった雪だるまが・・


【雁ヶ腹摺山の山容】 黒岳から


【小金沢連嶺の南端を望む】 最奥は滝子山、黒岳から


【“湯ノ沢お花畑”が広がっている】 後方は大蔵高丸、黒岳から


【湯ノ沢峠】


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山梨: 滝子山 【寂ショウ尾根】~大蔵高丸

2007-04-12 | 山梨の山
2005年5月8日(日) 

《往路》 JR高尾6:44 ⇒ 笹子7:33

《歩行》 笹子7:33~【寂ショウ尾根】滝子山10:30~大谷ヶ丸11:45~ハマイバ丸13:00~大蔵高丸13:30~湯ノ沢峠14:00~天目山温泉15:40=行動時間8時間07分

《帰路》 天目山温泉17:08(100円バス) ⇒ JR甲斐大和17:20ー17:26(立川行き)



富士山をうしろに振り返りながら、カヤトの草原や雑木林を行く。
笹原は刈り払いされ、指導標も充実している。
花も次々に咲いており、カメラが活躍する。
15組ほどに出会う。

天目山温泉は団体2組とかちあい、浴場は足の踏み場もない混雑振り。
100円バスは、登山客で満員御礼となる。

【富士山がクッキリ】


【滝子山】


【大谷ヶ丸】


【フジザクラ満開】


【ハマイバ丸】


【大蔵高丸】 富士山が顔を出す


【チゴユリ】


【イカリソウ】


【ツクバネウツギ】


【エイザンスミレ】


【フジザクラ】


【シロバナエンレイソウ】


【マムシグサ?】


【ワチガイソウ】


【クロモジ】


【ワダソウ】


【オオカメノキ】


【ヨメナ?】


【ハルリンドウ】


【イチリンソウ】


【シロガネソウ】


【ヤマエンゴサク】


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福井:経ヶ岳

2007-04-10 | 北陸・東海
2005年5月18日(水)~19日(木)

《往路》 5月18日(水) JR品川18:14 ⇒ 名古屋20:14 ⇒ 多治見20:54・・  ⇒ 経ヶ岳登山口・スキージャム勝山(泊)

《歩行》 5月19日(木)  経ヶ岳登山口6:45~法恩寺山7:43~経ヶ岳10:20~【往路を戻る】~法恩寺山~経ヶ岳登山口13:30=行動時間6時間45分

《毛勝山の登山口へ移動》 5月19日(木) 経ヶ岳登山口13:30 ・・  ⇒ 毛勝山登山口・避難所(泊)



雨具を着込み、出発。
スミレ・ショウジョウバカマ・イワウチワ・カタクリ・ガマズミ・タムシバと花が多い。
雪が所々、わずかに残っている。

経ヶ岳頂上で晴れ間がのぞく。
経ヶ岳から稜線続きの赤兎山・大長山が近い。

法恩寺山まで戻ると、白山・荒島岳がくっきり見える。

 
【いにしえの祠】


【法恩寺山を経由する】


【経ヶ岳】


【目前に赤兎山、後列・白山】 経ヶ岳から


【大長山、後ろ白山】 経ヶ岳から


【経ヶ岳の山容】


【ツバメオモト】


【フサザクラ果実?】


【マンサク】


【ショウジョウバカマ】


【タムシバ】


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