寝台特急「富士はやぶさ」号乗車記 - 富士乗車

2008-12-23 21:46:07 | 旅行

そろそろ時間になったので、大分駅で富士の入線を待ちました。乗車した時点では、まだ廃止が決定されていませんでしたが、恐らく廃止になるだろうと思っていました。


大分駅での表示          九州特急と共に

反対ホームで富士の入線をビデオ撮影してみました。遠くの方からED76に牽引されながら富士の到着です。

 FUJI.wmvをダウンロード(約3.6MB)
 動画のイメージ
*現在、動画の配信は行っておりません

日頃ほとんど見ることができない赤い電気機関車にしばらく見とれていましたが、早々に発車です。弊社線ではTOMIX製ED76が元気良く走っていますが、やはり実車は迫力があります。以前から気になっていた連結器辺りを撮影し、模型の参考資料とします。


ED76-66号機            ED76の連結器

ゆっくりと富士が発車し始めました。客車ならではの独特な発車感。あっという間の大分旅行でしたが、ちょっと名残惜しいです。


大分駅を後にする寝台特急富士

車内の様子などは、多くの諸先輩方の立派で詳細なHPや書籍、文献等がありますので、ここでは省略しますが、もちろん車内探訪しまくりました。

ただ、自分で以前から気になっていた、開放寝台オハネの寝台端部(寝台が上下2席のみのところ)だけは、載せておきます。単なる壁でした。


B寝台の「1上下」のところ 
寝台← ハシゴ →壁

途中、特急待避や機関車付替え等で長い(!?)停車時間の駅があり、写真を取って楽しみました。やはり連結器が気になったので、大分駅で撮影できなかった分も取り戻しました。


最後のX'masイルミネーション・・・  ED76と14系との連結部

下関駅に着きました!待望の下関駅です!!実は、富士には車内販売がないため、飲食物を用意して乗車しなければなりません。そこで今回は、事前に下関駅の御弁当屋さんに電話で予約注文しておきました。18時間も乗ることを考え、3食分買いました。


旅の楽しみは、やはり食べること?!

さすがに一度に3つを食べることなど出来ません!夕食用、夜食用そして朝食用です。味はどれも絶品でした。一日でフグをたらふく味わいました。

夕食用は下関寿司・デラックスふく寿司


デラックスふく寿司の器      ふく寿司の中身

夜食用のふく寿司


 ふく寿司のパッケージ        その中身

朝食用の特製壇ノ浦弁当


壇ノ浦弁当のパッケージ       その中身

途中、瀬野八峠で急停車し、しばらく停車してしまいました。理由は良く解りませんでした。その後も三石ー上郡間で鹿と「衝撃」した影響で1時間近く立ち往生するハプニングがありました。お陰でより長く富士に乗車することができましたが、残念なことに東京駅まで行けず、品川駅で「運転打ち切り」となってしまいました。


品川駅に到着した寝台特急「富士・はやぶさ」

品川駅でも気になる連結器を中心に写真を撮ってみました。


← EF66-46号機                 14系 →



実際の「開放てこ」はかなり大きいことがわかる

しばらく停車していたので、写真撮影していました。腕を伸ばして運転台も、パチリ。


EF66-46号機の運転台内部

運転台の座席はブルーではなく、ブラウンだったのですね orz

楽しくブルトレに乗りながら、美味しい駅弁を食べ、気がついたら東京に着いてしまいました。18時間も乗車していたのが信じられませんが、実際は夕方に大分を出発して東京に着くのが翌朝です。行きのように1時間30分で到着できる飛行機とではやはり競争は難しいのでしょう。しかし、横になりながら、寝そべりながら目的地まで移動できるブルトレ・寝台特急は飛行機にない魅力だと思います。狭い座席にじっとしているよりはるかに楽です。

寝台特急「富士・はやぶさ」を含め、ブルトレが全廃されると、もしかするとこの国から「客車」がほとんどなくなってしまうのかもしれません。またいつかきっと客車が見直されることを信じましょう。

さて、今週末はTOMIXから旧客オハ61系が発売になります。一応全形式を購入する予定ですので、インプレなど紹介できればと思っています。

関連記事
 ・あの時の「富士はやぶさ」号 オハネ15-2000
 ・さよなら「富士はやぶさ」 入線 スハネフ14編 - TOMIX
 ・さよなら「富士はやぶさ」 入線 BOX編 - TOMIX

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする