オハニ61系
今回入線したTOMIXのオハ61系ですが、荷物車が2種類発売となりました。今回はオハニ61系とオハユニ61系について両者の違いを中心に紹介します。
まずは、オハニ61系からです。車両が荷物室と客室に区分されています。
←荷物室 客室→
荷物という標記が印刷で表現、また窓の柵もはっきりきちんと見て取れます。
車体中央部 荷物マーク
一方、オハユニ61系ですが、これもオハニやオハフに準じた作りです。
←荷物室 客室→
当然のことながらオハユニには「郵便」も標記されています。
車体中央部 郵便マーク
外見的には、オハユニは業務用扉が一枚多いと感じる程度ですが、車両内部を見るともっとはっきりと差異が認められます。上がオハユニ、下がオハニですが、オハユニにはきちんと郵便室が表現されています。また、座席数も少なく表現されています。
←荷物室 客室→
郵便室は、イスやカウンターも丁寧に表現されています。また、驚いたことに洗面台もついていました!
郵便室内の様子 洗面所の様子
洗面台 トイレ
中を見てちょっとビックリしました。外から見るとどうなるのか気になりました。洗面台等は磨りガラスになっていて外から覗けないようになっていました。しかし、見えないところまで作り込んでいるオハ61系に驚きです。
外から見えないのに、きちんと洗面所を再現
テールライト部分ですが、これはオハフも同じ機構でした。テールライトの赤いパーツですが、U字形した部品で導光しています。
発光しない方も同様の作り
消灯状態 点灯状態
さて、オハ61系のセールスポイントの一つ、ダミーカプラーですが、これがかなりの力作です。オハニ61系を試しにダミーカプラー化してみました。ダミーカプラーにするためには、一度台車を「ばらす」必要がありますが、「カプラーがついていない台車枠」にパーツを取り付けるだけなので、作業としては簡単です。この「カプラーがついていない台車枠」ですが、どうも人の手で一つずつ切り取り作業をしたような感じです。
左から右の台車枠へ 切り取られた跡?
説明書を見れば簡単にダミーカプラー化できますが、不器用な小生は少し手間取りました。念のため、簡単に組立てを紹介します。
ダミーカプラー本体を台座に取り付ける
端梁は台座の上側にのせる
解法てこをホースにくぐらせるのを忘れずに
あとは合わせれば完成
早速車体に取り付けてみましたが、これがまた逸品です。是非アーノルドとの違いを見てください。
ダミーカプラー アーノルドカプラー
ダミーカプラーだけ示します。
撮影用に試着させてみましたが、もう取り外すことは絶対にないでしょう。これで、TOMIXのオハフ・オハニ系は全て最後尾車に決定しました!
折角なので、このダミーカプラーも分売、販売して欲しいと思います。
また、KATOとの混結ですが、参考までにスハ43系(青)と連結させたときの様子です。違和感は全くないと思われます。
← TOMIXオハニ61系 KATOスハ43系 →
最後になりましたが、オハニ、オハユニとも車番はインレタが付属しています。付属していたナンバーを記載しておきます(記載ミスがあるかもしれませんので、悪しからず)。
オハニ・オハユニ共通のインレタ
オハ・オハフの車番
オハ61系:57, 69, 73, 160, 164, 375, 380, 629, 671, 677, 683, 782, 2420, 2435, 2437, 2514, 2577, 2580, 2602, 2715, 2716, 2720, 2729, 2911
オハフ61系:438, 447, 450, 451, 458, 585, 594, 656, 681, 699, 754, 783, 2401, 2406, 2513, 2528, 2531, 2548, 2592, 2617, 2619, 2623, 2752, 2768
オハニ・オハユニの車番
オハニ61系:233, 252, 254, 259, 273, 279, 282, 305, 323, 326, 343, 353, 395, 404, 407, 416, 428, 437, 455, 458, 2212, 2250, 2305, 2412
オハユニ61系:1, 4, 10, 13, 17, 22, 40, 56, 67, 76, 86, 105(以上)
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