TOMIXから新しい車両用ケースが発売されました。試しに「10両用・20m級」用と「12両用・コンテナ貨車」用を購入してみました。今回は前編として、「車両ケース10両用・20m級」を紹介します。
TOMIX車両ケース(10両用20m級)
中を開けてみると、「仕切り」の数に驚かされました。頑張れば10両も入るのかと感心しつつ、早速、ウレタンを抜いてみました。本来はケースの一番下に「中敷」が敷いてありますが、撮影のため、外しています。
ウレタンを外す前後の「仕切り」の様子
写真を見てのとおり、ウレタンを抜いてしまうと、ほとんど空間だらけです。また、車両間の間隔が狭いため、「仕切り」には従来のようながっしりとした強度がなく、M車を入れるのはちょっと躊躇ってしまいました。
TOMIXE233-3000ですが、基本および増結セット併せて10両なので、このケースにテストとして納めてみました。「仕切り」はパンタグラフの有無および先頭車用の3通りの「仕切り」が用意されておりました。先頭車用の「仕切り」ですが、様子からしてケース右端の、上下逆さまに納めるところではないかと勝手に判断しました。全部納めてみると壮観な感じもしますが、やはりどことなく「仕切り」が頼りなく思われます。
パンタなし(上)/あり(下)で作り分けられた「仕切り」
TOMIXE233-3000を納めた様子
先頭車を収納してみた様子
TOMIXE233-3000で試した結果、やはりこのケースにはM車を納めたくないと思い、それならば単品で購入することが多く、軽量感のある客車群を納めてみることにしました。
TOMIX14系寝台車を試しに納めてみました。すると、「仕切り」が短く車両を全部納めることが出来ません。なるほど、「20m級」の表記とはそういうことだったのですね。
オハネ14-300が納まらない様子
ちなみにTOMIXキハ58も納めてみましたが、同様の結果に終わりました。
キハ58が納まらない様子
仕方ないので、適当にTOMIXマニ60、KATOキハ30、TOMIX583系等を納めてみましたが、これらは問題ありませんでした。ただし、583系のようにパンタグラフの位置が前後で異なる場合、「仕切り」の切り欠き位置が対応していないため、いずれか片方のパンタグラフが「仕切り」と干渉してしまいます。
「仕切り」の切り欠きとパンタグラフの位置が合致しない様子
このケース導入により、車両たちの整理整頓が少しは進展するかと思われましたが、小生にとっては図らずも使いにくいケースになってしまいました。このケースに相応しい車両をもう少し検討してみようと思います。
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松屋で開催されている鉄道模型ショウ2010に行ってきました。今日は土曜日にもかかわらず、電車も銀座もやけに人が少なく、松屋の会場も思ったほど混んでいませんでした。
考えたら、猛暑 です。温度計が35℃ を示し、歩道は焼け付く暑さ 。もしかしたら、みなさん外出を避けているのでしょうか。確かに、この暑さ の中、外出しましたが、かなり堪えました。
さて、今年は写真機を持参し、気になったものを撮影してみました。
TOMIX EF64 各種
鉄コレ 201系と自走バスシステム
KATOのHOゲージレイアウト 迫力が違う・・・
グリーンマックスの工作事例
マイクロエース 営団地下鉄3000系
河合商会のク5000
ところで、会場で一番気になったのが、新しく鉄コレシリーズに仲間入りする運材船でした。今回発売されるモデルは、タグボートに牽引されている格好ですが、子供の頃、よく川で運材船のような船が「ポンポン、ポンポン」と軽快なエンジン音を立てながら、自走して下っていくのを眺めていました。その時の船とは違うのかもしれませんが、なんだかとても懐かしく、こういうのもモデル化されるのかと、つくづく感心しながら繁々と見入ってしまいました。
鉄コレ 運材船
会場の熱気と外の熱気に少々やられてしまいましたが、充実した一日を過ごすことができ、満足しております。来年はさらにヒートアップするのでしょうか。楽しみです。
今日から鉄道模型ショウ2010が開幕です。今年も招待券を頂きました。ありがとうございます。折角招待券を頂きましたし、今年は東武百貨店の催し物に行けなかったので、なんとか出かけたいと思っております。松屋まで(最短)あと2日!毎日暑いですが、松屋に行くことを夢見て頑張ります!
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久しぶりにコンテナを購入しました。今回はTOMIXのJR19D形コンテナ(鉄道コンテナ輸送50年記念カラー)です。以前にコキ107を購入しましたが、積載するコンテナが足りなくなっていたので、ちょうどよいアイテムです。
購入した鉄道コンテナ輸送50年記念カラー
簡単に3面の様子を撮影してみました。表裏とも同じデザインです。エコレールマークが彩りを添えています。
真上からの様子
正面 横
鉄道コンテナ輸送50年記念カラーの3面
コンテナに印字されていた番号は次の通りです。
19D-653,19D-692,19D-700
エコレールマーク
鉄道コンテナ輸送50年ということで、手持ちのJNRコンテナと並べてみましたが、色合いもピッタリ一致しております。
JNRコンテナとの色彩の比較
早速コキ107に積載させてみましたが、鮮やかな緑が印象的です。実物を見たことがありませんが、コンテナに疎い小生でもこれならパッと見てすぐに判別できそうです。
コキ107と鉄道コンテナ輸送50年
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先日の土曜日、KATO・80系湘南電車にTOMIXスノープロウを取り付けてみました。記事にするのが遅くなりましたが、簡単にまとめてみます。
まず、車体をひっくり返して、オリジナルスノープロウがどこに位置しているのかを確認しましす。TOMIXスノープロウは、穴に取り付けるタイプなので、オリジナルスノープロウの位置を参考に取り付け位置を決めていきます。
オリジナルスノープロウの様子 穴の位置を印した様子
適当に印をつけ、TOMIXスノープロウを置きながら取り付けるイメージを膨らませます。大体感じがつかめたら(決意できたら)、ピンバイスを用いて穴を開けます。本当はきちんと定規等で測定・位置決めをした方が良いかと思われます。
今回用いたドリルの刃の径は0.8mmです。少し小さめでしたが、開けてからピンバイスの刃を使って径を徐々に広げ、スノープロウが「かっちり」収まるようにしました。
ピンバイスで穴を開けた様子
下左図はTOMIXスノープロウを取り付けた様子です。概ねスノープロウの先端がオリジナルの位置と同等ではないかと思われます。
TOMIXスノープロウを取り付けた様子 反対側からの様子
車体を取り付けてみました。なかなか良い感じです。
TOMIXスノープロウを取り付けた様子
単品で購入したクハにオリジナルスノープロウを取り付けてみました。ところが、単品クハの場合、カプラーと干渉してしまい、うまくオリジナルスノープロウを取り付けることができません。また、カプラーの関係で床下がややゴチャゴチャした感じになってしまいました。今回は撮影用として取り付けましたが、走らせるのはちょっと難しいのではないかと思われます。
オリジナルスノープロウとカプラーとの干渉
左側はTOMIXスノープロウを取り付けたクハを、右側にオリジナルスノープロウを取り付けた単品クハを示します。オリジナルの方が鋭角なので、スピード感があるように思われます。
TOMIXスノープロウ装備車 オリジナルスノープロウ装備車
ところでTOMIXのC243カーブでの様子です。オリジナルだと台車固定なのでスノープロウが内向きになってしまいますが、車体に固定させた今回は、逆にそれが大きく外へ向いてしまいます。まあ車体からはみ出ないだけ良いか・・・
TOMIXC243カーブでの走行状態
今回のスノープロウ取り付けについて、実物とは大きく異なるところが多々あると思われまが、簡単に取り外せて元のスノープロウに換装できますので、弊社オリジナルということで楽しみます。
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