待望のKATOキハ35-900シルバーが入線しました! 「濃厚な金属感」 これが第一印象です。
KATOキハ35-900シルバー
まだパーツ類の取り付けが終わっていませんが、簡単な点描です。画像を見て気がつきましたが、小生のキハ35は、表記の一部が早速擦れてしまいました。残念。
先行発売された首都圏色との比較です。併せてライト類の点灯の様子を示してみました。
床下、室内等の造形は、首都圏色とほぼ同じなようです。ただし、付属のジャンパ栓は「ねずみ色」での仕上がりとなっていました。
付属のジャンパ栓
かなりピカピカなので、ちょっと違和感もありますが、個人的には永い間待っていたモデルだけに感無量です。
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今週KATOからキハ35-900シルバーが、それに併せてキハ35のAssyパーツも発売される模様です。
現在、とある理由でキハ35ボディが放置されており、今回のAssy販売で床下パーツを購入し復活させる予定です。管理が悪いため、車内に埋め込まれた「おもり」がすっかり錆び付いてしまいました。
床下パーツが欠如したキハ35 錆び付いたおもりの様子
キハ35-900シルバーも購入する予定です。
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先日購入した映画「三丁目の夕日'64」の情景フィギュア「鈴木オート」を組み立ててみました。
三丁目の夕日'64情景フィギュア「鈴木オート」
前回の情景フィギュア「鈴木オート」とは作りが若干異なっているようです。色合いがやや薄くなり、軟質の素材を使っているためか、組み立てた時のキッチリ感がなくなり、緩い箇所は接着した方が良いかもしれません。
ただ組み立てるのも面白くないと思い、ちょっと一工夫してみようと思いましたが、思慮不足のため具現化できませんでした。
ひとまず、両者を比較してみます。左欄が今回の鈴木オート(新)、右欄が前回のもの(旧)です。
鈴木オート(新) 鈴木オート(旧)
今回はミゼットが付属しており、細部にまで塗装が施されていました。窓はクリアパーツですが、車輪は回りません。
付属のミゼット ミゼットの床下
手元にあったトミーテックの街コレを適当に並べてみました。Nゲージレイアウトで十分使えるかと思われます。
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・三軒目の鈴木 - 三丁目の夕日
コンビニを覗いてみたら、映画「三丁目の夕日'64」公開を記念した関連グッズが販売されており、その中に「情景フィギュア'64」という商品がありました。1/150スケールで街コレに準じた作りのため、Nゲージ・レイアウト用ストラクチャとして使うことが出来ます。
「三丁目の夕日」情景フィギュアの表パッケージと裏面
今回のラインナップの中に、レイアウトの角地に使えそうな建物があったので、「それ狙い」でブラインドパッケージを慎重に選んでみました。
角地用建物
ドキドキしながら開封します。開けた瞬間、見事に「街コレ」確定でしたが、建物は「鈴木オート」でした・・・主役キャラなのですが、残念、無念です。
入っていた「鈴木オート」の部品群
数年前もコンビニで映画「三丁目の夕日」の公開に併せて同様のグッズ販売があり、実はそのときも「これ」に投資してしまいました。なぜか「鈴木オート」が2つ当たり、一つはオリジナルで、もう一つは民家風にしてレイアウトに配置しています。しかし、今回もまさかの「鈴木オート」。おかげさまで「鈴木オート」三号店が近日中にオープンしそうです。
前回品の「鈴木オート」(左)、今回の「鈴木オート」(中央)および前回品鈴木オート改(右)
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KATOマニ60のTR11のようなKATOカプラー装着台車を、アーノルドカプラー台車に換装してみました。
用意するのは、TOMIXの「廃カプラー部」1個とピンバイス1.2mm径だけです。作り方もカンタンです。
まず、TR11台車に付いているKATOカプラーを左下図のように外します。TR11のカプラー取り付け部・先端部の厚み(右下図の赤丸の部分)をノギスで測ってみたところ、1.20mmでした。
KATOカプラーを外した状態のTR11台車 TR11の先端部
先端部の厚みをノギスで測定した様子
次に「廃カプラー部」ですが、TOMIXの車両をボディーマウントカプラーにする際、アーノルドカプラー部を台車から切り落とします。このとき、切り落とした・不要となったアーノルドカプラーを今回は「廃カプラー部」として活用します。
TOMIX台車から切り落とした廃カプラー部
工程順に説明します。
1) まず金属フタ、カプラーおよびスプリングを取り外し、廃カプラー部の余分な部分を綺麗に切り落とします。
工作直前の廃カプラー部
2) 廃カプラー部の中心部分にピンバイス1.2mm径で1つ穴を開けます。さらに左右各1つ、計3つ穴を開けます。
ピンバイスで穴を3つ開けた直後の様子
3) 3つの穴が貫通し、幅方向にもつながったら - 工具としての本来の使い方ではありませんが - ピンバイスの刃先をヤスリのように使って- 台車の先端部が収まるような溝を作っていきます。穴を3つ程度開けたぐらいでは台車の先端は全く入りませんが、この時点で「入らない」ということが極めて重要です。
軟質プラスティックなので、ピンバイスの歯でヤスれば、溝を作っていくことが可能です。さらにヤスるだけでなく、ピンバイス本来の使い方・穴を開けるようにして溝を作り、徐々に台車が入るようにしていきます。ちなみに、1個目は試行錯誤でしたので、時間がかかりましたが、2個目を作った時は10分程度で出来上がりました。
切り落とした廃カプラー部が沢山ある場合、もし失敗だと思ったらすぐに諦めて次を作りましょう。
ピンバイスで溝を作った状態
4) 台車の先端がなかなか入らない程度まで溝を作ります。最後に押し込んでやっと入るようなところまでくればOKです。つまり、この「入りにくさ」を利用して廃カプラー部と台車とを固定させるのです。無理に押し込んでダメそうな時は素直に「溝作り」に戻りましょう。貴重な台車を壊しては元も子もありません。小生の場合、机に押し当てながら入れ込み、相当引っ張らないと抜けない程度にしました。逆に緩い場合、「接着」という選択肢もあるかもしれません。
入れ込みながら溝の具合・程度を探る様子
また、お気づきのとおり、この溝の出来映え次第で「これから先の台車生命の全て」が決まります。溝が斜めになったり傾いたりしないように気をつけます。当然「カプラー高」にも影響します。一方、入れ込み具合によってカプラー長も変わります。ある意味、自分の好みのものが作れるのかもしれません。
廃カプラー部を入れ込んだ様子(撮影後、カプラー長を長めに調整)
廃カプラー部と台車とが固定できたら、スペースにアーノルドカプラーを入れて金属フタをすれば完成です。なお、小生の場合、スプリングは入れず、カプラーはほとんど首を振らない状態です。
TOMIXの場合、製品によってはカプラーポケット部の空間が広いものがあるようです。その場合には、スペーサー(関連記事参照:管理人の負けられない戦い - TOMIX)などを使って空間を埋めるようにしました。
KATOカプラーのものとの比較です。前述したとおり、溝の具合によって「カプラー高」が決まってしまいますので注意が必要です(力業で修正することも可能です)。
廃カプラー部装着台車 KATOカプラーオリジナル台車
実際に連結させた状態です。左のマニ(茶)が廃カプラー部を取り付けた車両です。
廃カプラー部装着車とKATOカプラー台車装着車との連結
試運転を行ってみました。比較的牽引力のあるTOMIXのEF65PFを先頭とし、次位をマニ60、以下にKATO10系客車類を11両全てアーノルドカプラー連結させて弊社レイアウト本線上を走行させてみましたが、廃カプラー部の脱落、脱線等トラブルは認められませんでした。また、前述の編成中間部にマニを配してみましたが、著しい問題は認められませんでした。なお、当方の使用条件下における結果ですので、他の環境では違った挙動を示す可能性があることを予めご承知願います。
試運転の様子
恐らく使うことはないであろう廃カプラー部があれば、カンタンに作ることができます。今回はニセコ・マニに適用しておりますが、当然他の台車にも応用できるかと思われます。また、アーノルドカプラーを使いましたが、例えばTOMIXのTNカプラーなども使えるかもしれません(未実施)。台車側には手を加えていませんので、廃カプラー部を取り外せば台車を復元できるはずです。
ところで、手元に「廃カプラー部」がない場合はどうすれば良いのか?
これは難しい問題です・・・
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