ノートを３分割して使用

しっかりノートの準備も整いまずまず順調な滑り出しです。

昨年は忙しくてテキストの内容をノートに書き写して講座に臨むなんてとてもできなかった。
しかし、今年は時間たっぷり！　

戴いたテキストは、漢文に訓点や送り仮名を先生が付けてくださったもの。
テキストの余白は狭く、とても先生のお話を書ききれるものではありません。

やはり前もってノートに書き写しておいた方が便利な気がしたので、ノートに書き写し始めました。
書き写しながら、ふと以前にノートを3分割して書く方法があったのを思い出しました。
そして、写真のように分割してみました。

一番広いスペースに書き下し文を書き、行間に訳文を書く。
その下には下調べしたこと、熟語の意味や文法的なことを書く。
そして、左側の細長いスペースに、先生の話の内容を書く。
あとは、プリントの裏もあるので、書き込みスペースとしては充分足りるでしょう！

書き下し文をノートに書くことで思わぬ収穫がありました。
分らない部分・疑問点がはっきりして来たのです。
しっかり質問も出来そうです。

今年は漢文の表現法・地理・役人の制度などもしてくださるとのこと。
しっかり下調べをすることで話の内容がよりわかりやすくなることでしょう！


風が強く、ガラス戸がガタガタと音を立てています。
どうぞ各地の被害が小さく済みますように

秋の講座開始！

首を長～～～～～～くして待ちに待っていた秋の講座が昨日より始まりました。　

12時を過ぎてから教室に入って、先生の御到着を今か今かと・・・　
ほどなく先生が見えられ、カートに載せられたお荷物を解きはじめられました。
雨が降らなくて本当に良かった！

カートから下ろされたテキストは、紙袋・包装紙に幾重かにくるまれ、包装紙の外側にはテキストの角がつぶれないように厚紙まで当てられていました。　
受講者の手に渡す時まで傷一つつくことの無いようにという先生の細かなご配慮です。
有り難いです！！

荷ほどきが済むと、先生が受講生の座席のほうにいらして一人ずつテキストを手渡ししてくださいます。
緊張の一瞬です！　
椅子から腰を上げ、「有難うございます」と御礼を言いながらテキストを戴きます。
今年も先生直筆のテキストです。




今年は、「中国古代の人々の心　植物への思い」です。
早速テキストを開きながら、しっかり勉強しなくっちゃ・・・
と、思ったのですが・・・
なんだか始まる前から頭がぼんやり・・・
寝不足だった？

講義が始まると開始早々からあまりにも内容が濃すぎて、メモを取るのが追い付かない！
お話しのスピードも心なしか速いような気が・・・
整理しながら書けなくて、ぐちゃぐちゃ。　

メモを取るのが忙しいということは、知らないことが多い、と言うことで・・・・　
先生のお話もどこまで頭に入ったのやら怪しい！

今日はノートの整理をしよう！！

耳掃除でくしゃみが出る？

先日、友人たちとお茶していた時のこと、そのうちの一人が、
実はね、左の方の耳かきをすると、必ずくしゃみが出るのよ・・・と。
身内にも同じようにくしゃみをする人がいらっしゃるとのこと。　

そんなこと初耳！
今日、美容院でカットしてもらいながら友人の話をし、「そんなこと聞いたことあります？」
と尋ねてみたところ、

「あ～～　私、それほど珍しいって思わないですねぇ～。なんとなくその感じ分ります」って。
「喉の奥の方を舌でこちょこちょってすると・・・・」
「太陽の光を浴びた時も、なんとなくそんな感じで・・・」
鏡に映った彼女の顔を見ると、色白のほっぺがピンクに綺麗に染まっていました。　

なんとも可愛い～～～
若いっていいなぁ～～～　うらやましい～～～


こちらは、今日も今日とて探し物が見つからない！
月曜にはあったと思うんだけど？　
やれやれえらい違い！

いよいよかな？　

これこそ「くしくも！」やぁ～～～

夏休みも終わり、今日から又講座が始まりました。
今日は携帯を忘れてあまり良いとは言えない状況でスタート！

いつもの事ながら、少しでも早く行って図書館で調べ物を！と思っているのに家を出たのは11時半ころ。
なかなか思うようにはねぇ～～～　　

現地について最初に図書館へ、といきたいところだけどまずは腹ごしらえ。
おにぎり二つを大急ぎで食べ、それから図書館へ！

お目当ての本を探してコピーに。
此の大学の図書館はコピーに関してとても厳しく、「文献複写申込書」なるものに必要事項を記入し、係りの人のOKを戴いて
からようやくコピーが出来ます。

地下書庫に行って本を探したりあっという間の1時間、時計とにらめっこしながら大急ぎです！
ゆっくり内容を確かめる時間も無くコピーしたものを抱えて講座の会場へ！
もう汗だくです！

ようやく汗がひいたころ先生の御到着です。
講座が始まるといつものように先生はゆっくりした調子でお読みになりながら文法や語源など、詳細にわたり説明をしてくださいます。
そして、「高城(たかき)」の「き」のお話をなさりながら、纏めようとなさっている論文の話に。
それは「上代特殊仮名遣い」に関することでした。

今まさに私が勉強している『韻鏡』に関わりがあることです。　
これこそ「くしくも」です！
これはどのような論文をお書きになるのか楽しみ！　
待ち遠しいですねぇ～～～～　


それにしても携帯を忘れて外出したのは痛かった！
自宅の電話番号は分っていても家人の携帯の番号を覚えていなかった。　
駅まで迎えを頼みたくても家人は外出中のようで連絡がつかない。
仕方なく重い荷物を持って買い物し、足取りも重くとぼとぼと帰宅！

でも、自宅近くまで来たところ虹が出ていました！
珍しい～～！　写真を取ろう！　と思っても携帯は無く・・・
やっぱり痛かった！　

今後のために手帳に家族の携帯番号、メモしておこう！

『韻鏡』と「上代特殊仮名遣い」

昨日、原稿・データともに担当者にお渡しし、私の役目はめでたく終了！　
でもってようやく腰を落ち着けて『韻鏡』の勉強に集中できる環境になった。

参考としているものは、『中古音のはなしーー概説と論考』『漢和大辞典』の巻末にある「中国の文字とことば」など。
『中古音のはなしーー概説と論考』には、『廣韻』・『韻鏡』の構造を、練習問題などをまじえて分りやすく順を追って説明がされている。

このテキストを送って戴いたのは、２年前の１０月。
折に触れて眺めてはいたものの、『韻鏡』に入る１歩手前で立ち止まっていた。

『廣韻』は、科目等履修生であった時に授業で先生が取り上げてくださったので、どうにか理解はしている。
今回は、中古音を調べるために是非とも『韻鏡』の壁を突破したい！

このテキストの設問に「以下の字の中古音を調べる」とあるのが目に入り、よし、このテキストの内容をマスターすれば自分で中古音を調べられるようになるんだ！　と思った次第。

練習問題には、反切・小韻代表字・梅県音・広州音などを調べて記入する表が設けられている。
反切・小韻代表字を調べるには、先生に薦めて戴いた澤存堂蔵板の『校正宋本廣韻』がすでに手元にあるので大丈夫。
梅県音・広州音を知るには、『漢語方音字彙』が良いようで、これもさる筋からゲット！　

あとは根気よく調べていくのみ！
これは私がもっとも得意とするところ！　

じっくり腰を落ち着けて・・・　のはずが、何かを調べ始めるとつい他のところに目が・・・
「中国の文字とことば」の韻鏡に関するところを読んでいると「日本の上代特殊仮名遣い」というのが目に入った。

特殊仮名遣いのうち、「き・ひ・み」の甲類・乙類を表すために使われた漢字が、『廣韻』や『韻鏡』の漢字音と関係があると書かれている。




へぇ～～～、そうだったんだぁ～～～　なんて感心して・・・　ふと
手元に橋本進吉著の『古代国語の音韻に就いて』があるのを思い出してパラパラとめくってみると、
「甲類に属するものと、乙類に属するものとの音の上の違いは、まず支那の韻の違いに当ります。」とあり、『韻鏡』の等位に関しても書いてありました。

読んでいたのに全く記憶に無く・・・　
マーカーまで付けてあったところをみると、読んだ当時も関心はあったんだろうに・・・　

仮名遣いと言えば、萬葉学会の機関紙『萬葉』２１０号に「西風の見たものーー上代日本における中国詩文」(内田賢徳)と題した論文が掲載されている。
その初めのほうに以下のようにある。




「倭国の固有名の表記に中国語の音節のうち、近いと聞かれた文字を使って写し、～～～。そうした思いつきやすい文字が選択されている。その方法は、基本的に『萬葉集』の音仮名に引き継がれている」ということは、甲類・乙類に当てられた漢字も耳で聞いて近い音の漢字があてられたはず。

となると『漢和大辞典』に書かれている「日本の『上代特殊仮名づかい』は、くしくもこの差異を反映している」とある「くしくも」という表現は妥当なのだろうか？


あ～～～～、又とんでもなく脱線してしまった！　
でも、何か引っかかるなぁ～～～　　

慌ただしくスッピンで外出 (/_;)

今日は友人４人と「ベルリン国立美術館展」を見に行くため、上野駅の公園口で9時に待ち合わせ。
ところが今朝、「おい、もう8時だぞ・・」の声で目が覚めた！

うわぁ～～～、もう無理、間に合わない・・・
と、思いつつも家人に「駅まで送って」と頼み、大急ぎで洗面・着替え。
何しろ手配したチケット５人分を持っているのは私なんだから、行かないわけには・・・
食事の時間もないので、とりあえず麦茶だけ持って、化粧ポーチも持って下に降りる。

雨が・・・　
家人に車を頼んで良かった！

車に乗り込んでスタートしたのが、乗る予定だった電車の発車時刻。　
車中で仲間の一人にとりあえず、「ごめん、寝坊した」とメールを送る。

予定の電車の１台あとの電車に乗れたので、約束の時間には何とか間に合いそう！
車中で化粧しようと思ったけれど、あっという間に駅についてしまい、スッピンのまま電車に乗る羽目に。

起きてから１４分後には家を出ていたわけだから、なんという早業！　
いやぁ～～～　こんなに忙しい思いをしたのは多分生まれて初めてだと思う。

一番最後に合流したけれど、とりあえず遅刻せずに済んだ！　
上野駅構内のチケット売り場には長蛇の列。
やはりオンラインで購入しておいて良かった。

美術館前で並んで待つこと３０分ほど。
開館５分前位にあけてもらえたので、雨にも会わずに済んで良かった。

思ったほどの人出ではなく、館内に入ってからもゆっくり鑑賞で来て良かった。
友人の「込み始める前に、お目当てのフェルメールを先に見ようよ」という提案で、先回りしてじっくり拝見！
皆さん立ち止まって食い入るように、嘗めまわすようにじっくりご覧に！

すばらしい作品を堪能し、常設展示はさっと見て会館を後にし、上野公園近くのお店で美味しい和食を堪能し、不忍池へ。
まだ蓮が咲いていました。
そして帰路に・・・

いえいえ、上野駅のecuteでお茶してそれから帰路に。
何とも慌ただしく充実した楽しい１日でした！　

お化粧はさすがに電車の中では出来ず、美術館内のあるところで済ませました。　
さぁ～～て、これから何勉強しようかな？

担当分の仕事完了！！

本日ようやく手元にあった二つのデータの校正完了！
我ながらよく頑張った！

最近は目の疲れ方がひどくて、パソコンでの作業が以前のようには長時間は出来なくなっている。
1時間と持たない。　
特に横書きの原稿は疲れやすいように思う。　
パソコンの画面も横書きだから余計に疲れるのだろうか？

ともあれこの先2週間はたっぷりと自由な時間が取れる。　
今月末には待ちに待ったM先生の講座が始まり、他の通年の講座も始める。
それに備えて読んでおきたい本がたくさんある。

一昨年習った「楚辞」に関して『楚辞韻律論』
『韻鏡』も少しわかってきたので更に勉強したい。
『中古音のはなしー概説の論考』にある「反切系連法」も読み返してみよう。

初めに読んだ時はなんだかよくわからなくても、何度も読み返しているうちに何とかなるもんだ！
「継続は力なり」

途中であきらめてしまえばそれより先には進めない。
少しでも続けていればそのうち何とかなるものだ！！　

仏典関係の入力をしたおかげで、梵語の音写にも興味がわいてきた。
「梵語音写例一覧表」なるものがあるらしい。
「漢訳仏典の漢語と音写語の問題」・「仏教文献の若干の音写語について」なども読んでおきたい。

『玄奘訳著中梵漢対音的研究』もある筋からゲット！
なにかめぼしい情報があるかもしれないから、ぼちぼちと読もうかな?

う～～～ん、ちょっと欲張りすぎかな？　

明治大学古事記編さん1300年記念シンポジウム

明治大学で11月24日(土)に[古事記編さん1300年記念シンポジウム～「古事記」三大聖地の魅力を探る～]が開催される。

受講料無料で本日から受け付け開始、と届いた「明治大学リバティアカデミー　教養・文化講座」の冊子にあった。
先着１１００名。
明大のこの手のオープン講座はいつも大盛況！
出遅れないようにと昨夜、日付が変わった途端に申し込みをしようと、眠い目を無理してキープしながら明大のHPにアクセスしてスタンバイ！
ところが・・・・

待てど暮らせど「もうすぐ受付」の表示のまま！　
HPからなら素早く申し込みが出来ると思ったのに、そうは問屋がおろさなかった。　

朝、事務局に電話をしてみると、受け付け開始は10時半からとガイダンスが流れていた。
パソコンの前にスタンバって待つ、待つ・・・・

10時3１分、表示が変わらない・・・
再読み込みをしてようやく「受付」表示に！

やれやれ、無事申し込み完了！
申し込み確認メールも届いた、が、受け付け番号が・・・
私より速い人がいる～～～～
やっぱりね！　楽しみに待っている方がいらっしゃるんだよね～～～　

これで三浦佑之氏の「古事記の魅力」と題する講義が聴ける！
氏の著書『古事記の秘密』を読んで以来一度は講義を聞いてみたいと思っていたのです。

この秋の楽しみが増えました！
さぁ～～　それまでに頑張って仕事を片付けよう　　

ちなみにこの講座は会員以外の一般の方も受講できます。
但し、受け付けは5日の10時半から。

自作の校正表

なかなか順調に作業が進んでいる。
この調子なら今週中に終わらせることが出来るかな？

自前の校正表も使いやすく、第3巻も半ばまで終わった。　
配布された校正表もあるのだけれど、両サイドに太い線が入っており、文字を書くスペースが狭くて使い勝手が今一で、結局自分で作った。

やはり、手づくりで好みに合ったもののほうが気持ちよく作業が出来る。
フッターに入れたネームもちょっと気分がいい。
市販の罫紙を使う人もいるけれど、縦線が入っている方が格段に見やすい。

校正表なんて、もらってうれしい人はあまりいないのだから、なるべく見やすいに越したことはない。
綺麗な字で、読み易ければなおさらいいのだけどね。　　

ま、丁寧になるべく読みやすいように心がけて書きましょう！　

タイミングを逃してしまった

日付が変わってしまった！
８月31日はブルームーンだったそうな。
綺麗な満月だったので、とりあえず1枚！

仕事のほうも校正・データの訂正が終わってようやく一段落！
あとは、校正表を書き、見てもらって校正箇所の了解を得て完了！なのだけれど、校正表を書くのが大変だろうなぁ～～。
何せ８巻分なのだから・・・　

何枚になることやら・・・　
見せられた方もビックリ！だろうなぁ～～～