好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

漢音と呉音による意味の相違

2014-11-24 12:12:01 | ボランティア
データの校正をしている時、漢音と呉音の読み間違いを時々見かけます。

多分、辞書はひかれているのでしょうが、今更ながらですが、辞書にすべての言葉が載っているわけではないので、注意が必要ですね。
手元の辞書に載っているからといってその読みを書くと、大変なことになります。

辞書をひいた時に、読みだけではなく意味も確認していれば、気がつくだろうになぁ~と思います。
「あれ、文脈からするとこの意味はちょっと違うなぁ~~~??」って思ったら、他の辞書にあたってみたほうが良いですよね。

特に、その意味が仏教などに関するもののみ書かれているときには、漢和辞典でその文字を調べ、呉音と漢音を確認し、呉音で読まれているのであれば、漢音読みの語が無いか調べる必要があると思います。
漢音読みの語があれば、そこには文脈にぴったりの意味が書かれているかもしれませんよ。

自宅にある辞書だけで済ませるのではなく、面倒でも、是非とも図書館に足を運んで『日本国語大辞典』などで調べて欲しいです。
誤読を防ぐために、下調べにはもっともっと時間をかけなくては、と思いますね!

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回り道解消!

2014-11-20 22:18:40 | 漢文・漢字
学問に王道なしとはいうけれども、何かを調べるためにあっちを調べ、こっちを調べ・・・
中国の書籍を見ているために、書かれていることを理解するのにも時間がかなりかかり、す~っと頭の中に入って来ない。
回り道すること甚だし!

それで、先週先生にポロっとこぼしてしまいました。
「あっちを見たりこっちを見たりで、なかなか知りたいことすべてが載っている本が無くて、時間ばかりかかってしまいます。・・・日本語で書かれている何か良い本はないでしょうか?」

先生は、「私のところに・・・」とお心当たりが御有りだったようで、今日ご自分の書籍を持ってきてくださいました。
『漢文読解辞典』(角川書店)です。

助字に関してかなり詳しく載っていて、大満足です。
言いたい放題の我儘な受講生で申し訳ないです。

『段注』についても教えを請うていたのですが、そちらの方はお手持ちの本からコピーをして持ってきてくださいました。
『漢字学 説文解字の世界』(阿辻哲次)です。
段注の解説がかなり詳しく載っていて、私が知りたかったことがほとんど分りそうです。

本を置く場所が無く、「もう~買わない、も~~買わない!」の舌の根も乾かないうちに、「これで最後だから、最後にするから」。その後何冊買ったことか!
この前買った『大字源』も書棚に入れられず、振り向けば箪笥の前に・・・

そんなこととっくに忘却の彼方・・・
帰宅後すぐにアマゾンで検索し、幸いなことに2冊とも! 
この病は治りそうにないですねぇ~~~ 



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王様の耳はロバの耳!王様の耳はロバの耳~~~~~!!

2014-11-18 14:44:56 | ボランティア
あまりにも道理に反することがさも正しいことのように行われている。
3人寄れば文殊の知恵と言うのに、事前に何も相談さえされずに・・・

大義名分のない独断的な行為に異議を唱える人はいなかったのか?
不思議でしょうがない!! 

朱に交われば赤くなる!
みんな揃って赤くなっちゃったか?

情けないことに、余計なことが耳に入ったために雑念が生じて仕事や勉強に身が入らない。
かと言ってうさ晴らしに誰かにしゃべれば、今度はその人に迷惑をかけることになる。

そんなことをするわけにはいかない!
2~3日の辛抱か?

漢文の勉強に集中しよう!!

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父の言葉、人は一生勉強!

2014-11-15 17:27:06 | 日記
「達成可能なことを目標にしてはいけない。努力しても達成できるか分からない目標こそ能力を高めるのだ」
アルバート・アインシュタインの言葉だそうです。

以下の記事に興味シンシン!

知能を高める5つの方法

「成長する考え方」と「成長できない考え方」の違いが20年の研究で明らかに

まだまだ伸び代、ありそう~? 



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漢文の勉強は楽し~~~い!!

2014-11-14 13:04:27 | 漢文・漢字
漢文の勉強をしている時は、浮世のしがらみ、その他諸々のことをさっぱりと忘れられて至福の時です!
と、昨年の記事にも書きましたが、漢文の勉強は本当に楽しいですねぇ~~~。

同じ講座の受講者の方々は、内容を楽しんでいらっしゃる方が多いのかもしれませんが、私が気になるのは、「虚詞」のほうです。
先日来、故事成語辞典の入力を始めたのですが、原本には現代語訳・書き下し文・白文が書かれています。それで問題になって来るのが、白文を入力する時です。

書き下し文を書く時は、送り仮名が書いてあるので古文の文法にそって書けばいいのですが、白文を訓点符号付きで書くとなるといろいろ迷いが生じて来ます。
「虚詞」を漢字そのものを読んで振り仮名とするか、添え仮名とするかで書き方が全く違ってきます。

例えば、『孟子・万章下』にある「集大成也者、金声而玉振之也」の「也者」が「とは」と書き下してあり、どうしたもんだろうかと・・・
「也者」そのものを「とは」と読むか、「集大成」の添え仮名として「集大成とは」とすればよいのかさっぱり分かりません。
書き下し文にする際の決まりとして、原文の漢字を仮名書きするという箇所があるので、困ります。

で、先週先生に質問票をお出しして、昨日、いくつかの読み方を教えていただき解決することが出来ました。
めでたしめでたし! 

たったこの「也者」2文字のために、どれほどの辞書・参考書をひっくり返し、時間を費やしたたことか!
最後には先生に教えを請うて解決に至ったのですが、漢文の勉強をしていると、一生学ぶことが絶えることなくズウ~~~~と楽しんで行けそうに思えます。

昨日又質問を先生に致しました。この「也者」を調べているときに、『説文解字注』を見ていて意味がどうしてもわからない箇所が出てきたのです。
講座の始まる前に大学の図書館に行って『訓読説文解字注』を見たのですが、問題解決に至る情報は見つけられませんでした。なので、先生にお尋ねしたのですが、先生のご専門外のことで・・・
いつものことながら申し訳ないことです。

そんなこんなで次から次へと疑問が生じ、絶えることなく・・・





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今日は御命日

2014-11-11 23:37:11 | 古事記・日本書紀
今日は青木周平先生の御命日です。
もう丸6年が経ってしまいました。月日の経つのは本当に早いです。

先日、神保町のブックフェスティバルで出版社の方から、来年の先生の誕生月に先生の全集が出るとの話を伺いました。
先生、又勉強させていただきますね!

 合掌
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♪い~っぷかんにあ~たるや、ばんぷもひらくなし~

2014-11-07 16:20:03 | 日記
「一夫関に当たれば万夫も開くなし」この句を目にして、歌詞にあったのを思い出しました。
「天下に旅する剛毅の武士 大刀腰に~」と続き・・・
いつ習った歌だろう? 昔昔に習った歌なのに結構覚えているもんですね。

『中国故事成語辞典』に出典は李白の詩とありました。
そうだったんだぁ~~~ 

「海ゆかば~」の歌がもとは『万葉集』にある歌だって言っても信じてもらえなかったことがあったっけなぁ~~
出自を知らないで口ずさんでいる歌が他にもたくさんあるかもしれない。

『中国故事成語辞典』がらみで、「老」を漢和辞典で引いてみたら、「老馬識途(老馬途を識る)」「老馬之智」という語が載っていました。
今度使ってみよう、「老婆之智」」 
 





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良いことはどんどんマネしよう!!

2014-11-05 12:34:35 | 日記
ある日、知り合いからのメールに以下のように書かれていました。

・・・「今日はいい日~」などとオペラしながら冷蔵庫の上を拭き・・・

このメールを読んで以来、家事をするのに気分がのらない時、歌を口ずさみながらすることにしました。

読みたい本があるのに、お風呂の掃除をしなくちゃならない。
調べ物があって中断したくないのに、食事の支度をしなくちゃならない。
などなど・・・ 

風呂掃除をしながらやってみた。でも、口を付いて出てきた歌が、
「晴~~~れた空~~~~」 ちょっと古すぎ、と思いなおして・・・


「ツタの~からまる~~う」う~~ん、これも古い!! 



いまどきの歌ってどんなのがあるのかなぁ~~~
あ~~~、あるある。孫が歌っていたあれがある~~~


       映画『アナと雪の女王』松たか子が歌う本編クリップ
       


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ブックフェスティバルで見かけた方

2014-11-04 21:04:42 | 日記
一昨日、孫たちと合流するまでの時間つぶしに、建物の横の段差に腰を掛けていました。
背中のリュックは本で重く、おまけに大きな辞書まで買ってしまったから・・・

その建物の向かいのお店で軽食をとったのだけれど、昼時とあって店内も混雑して来たのであまり長居しても悪いかなと、窓から見えるその段差に座っている人たちが見えたので、私もその仲間入りに。
年配の女性が掛けておられたその隣に荷物を下ろし、どっこらしょ!

しばらくすると、声を掛けられました。
「私は足がこんななので・・・。 主人は孫の本を見に行ってるんです・・・。 子ども用の本は重くてね・・・」
二言三言話しているうちに、そのご主人が携帯片手にしゃべりながら戻って見えました・・・・ うむ~~~??? どこかでお見かけしたような?

ハンチングに真っ赤なポロシャツ、ジーパン、そして足元は今時珍しい下駄。ハンチングの下からは真っ白な髪がほんの少し見えています。
かなりのご年配にお見受けしましたが、鮮やかな赤いポロシャツが良くお似合いです。
足元の下駄は履きなれた感じのもの。

失礼とは思ったのですが、お顔をそれとなくジーーーーッと観察して・・・
どうも2~3年前にお世話になったN先生のような気が・・・

ご夫婦で話される声が聞こえてくるのですが、お声の感じからもはっきりしません。
「持っているか聞いてみたんだけど・・・」
「聞けば欲しいって言うわよ・・・ 買って来なかったの?・・・・」

大きなリュックを背負っておられたのに又買いに行かれました。
孫可愛さは同じようです! 
そのうちに戻って来られてリュックに本を入れ、お二人で又通りの方へ。

昨日になって、やっぱりそうだったんだ!と 
下駄、下駄! 確か、ご実家は下駄屋さんだとおっしゃっておられました。
よく手入れされた真っ白な綺麗な下駄でした。

お顔の感じからするとそうではないかと思ったのですが、スーツ姿しか拝見したことがなかったので・・・
2年もの間お世話になっていたのにわからなかったなんて・・・・

そんな年になったんだなぁ~~~ 
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恒例のブックフェスティバルへ

2014-11-03 13:32:16 | 日記
昨日、神保町で開催されているブックフェスティバルへ行って来ました。
も~~~、買わない!と言いつつも行けばやっぱり買ってしまうことに!

『中国歴代漢詩選』(右文書院)
500円でした。たまには漢詩鑑賞もしようかと思って。訓読・語釈・通釈に加えて、鑑賞の仕方や作者の伝記逸話も書かれているので、読み物としても興味深いかなと思います。

『漢文訓読入門』(明治書院)
これは、以前に図書館から借りて目を通したもの。800円の値段につられて買ってしまった!やはり読み直してみると、ざっと読んだだけでは見落としていたところがあり、買って良かった!

『国語文字・表記史の研究』(汲古書院)
3000円で、ちょっと?と思ったのですが、図書館から借りてきては読み終わらずに返してしまっているので、思い切って買いました。
「候文の特質」「倭片仮字反切義解の成立」や片仮名の成立にまつわる項目が興味深いです。

『角川大字源』
この辞書との出会いは、もう一期一会としか言いようがありません。ビックリ仰天です! 

この辞書は2~3週間前に、M先生の漢文講座で顔を合わせている方から、「M先生のお名前があったのよ!とっても良い辞書で、テキストの分らない言葉を引くとみんな出ているのよ」と教えて戴いたものです。

図書館で引いてみたのですが、確かにその時に調べていた情報が載っていました。中古・近世などの日本での古訓も載っており、これはとても興味深いです。

教えて戴いた時は、漢和辞典はすでに何冊かあるし、大型で場所も取るし扱いづらそうだし、おまけにかなりの値段(¥24,116)なので、図書館で見れば良いか、と思っていました。

ところが、ところが、
いつも覗く出版社のワゴンを一通り見終わり、孫たちとの待ち合わせまで時間があるので、昼食を取る前にもう少し、とふらっと立ち寄ったワゴンの棚に『大字源』の文字が・・・

本の影から値札の「19,」の下に「1,」と見えていました。
思わず、「大字源が千円なのっ?」て聞いちゃって、私の声に戸惑ったのか店員さんが「えっ?・・・」

「ほら、一コンマって、見えてるよ?」と私が言うと
「いえ、いえ・・・・」と言いながら棚からおろして値段の確認を・・・

「一コンマだから、千円でしょ?」と私。
後ろから男性の声で「そうだ、そうだ」って応援が ・・・ 
(声をかけてかよわい主婦の味方をしてくださった方、ありがとうございました 

いやぁ~~~~、欲しかった辞書が「千円」だなんて・・・ こりゃぁ~買うしかないって!!
もう今まで思っていたことなんて一瞬にして吹っ飛んでしまいました。
持って帰るのに重いなんてことも・・・

       


ワゴンから少し離れたところで、辞書を開いてみました。先生のお名前と中を確認するために。
お名前もありました、中も未使用とあって綺麗なもんです! 帯が破れているのと、カバーの背表紙にほんの少しヤケがあるだけ!
なんで千円?
これは旧版かな?とも思ったのですが、そうでもないようです。

こんな出会いがあるからもうやめようと思いつつも毎年足を運ぶことになるんですね!
いやぁ~~~、今年も行って良かった!

孫たちにも買ってあげるつもりだったのに、が欲しい本が無かったのが唯一残念!


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