先週のこと、夕方7時を過ぎたころ電話の着信音が鳴り、ディスプレイを見ると家人の実家からです。いまだに家人の親戚からの電話は、言葉がよく理解できない時があり、ことに年配者と話すのは苦手です。相手も私が言葉を理解できにくいことを知っていて、なるべく標準語に近い言葉を選んで話してはくれているのですが、それでもなかなか・・・
その場で顔を見て話すときは、わからなければ聞き直せるのですが、電話での話は一方的に先に進んでしまい途中ではなかなか聞き直せません。
たぶん甥っ子からだろうなぁ~と思いつつ受話器を取ると、甥の母の兄嫁からでした。「おばんですぅ~
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」に続いて「○○の◇◇ですぅ~
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」までは大丈夫! いつもこのあたりで挨拶をし「かわりますね」と言って家人に代わるのですが、代わってくれる人はいない。
「まだ帰ってきていないんですよ」と話すと、「ほんだかぁ~
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、おらほもワラシがまだでねぇ~
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、電話しましたぁ~
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」といつものしり上がりのおっとり・ホワ~~ンとした義姉の言葉が続きます。「この度はイタミかけましたぁ~
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」
お歳暮が届いたので、というお礼の電話でした。「痛みかけました」という言い方は初めて聞いたのですが、「負担をかけた」という意味だなとわかり、気をよくした私は向こうの家族の安否なども聞き、年末の決まり文句を言って無事に電話を切りました。
その後帰宅した家人に電話があったことを伝えてから、「ワラシがまだって、こんな時間に子供たち帰っていないのかしらね?」と言うと、「○○のことだろ」とワラシが兄嫁の子の甥を指していることが判明! いつもは甥の名前を言っているので、うっかり兄嫁の孫たちのことと勘違いしていました。でもまぁ「そうですかぁ~」と返しておいたので、会話は一応成立。
「息子がまだ帰って来ておらず、(帰宅が遅くなりそうなので)代わりに自分が電話をしました」ということだったと改めて認識!
話変わって一昨日のこと、ある40人ほどの集まりで「顔と名前がなかなか一致しないので、順に自己紹介をしましょう」ということで、運悪く何人目かに順番が回ってきました。
話す言葉を考えている時間もなく、まず「どこどこから来ました、〇〇です。」ここまではよかったのですが、「参加させていただいて丁度〇年になりましたぁ~
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」と思わず知らず、義姉のイントネーションが出てしまったのです。
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会場からは何の反応もありませんでしたが、どこの出身と思われたかな?
「イタミかけましたぁ~
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」の言葉があまりにも新鮮でしかも温かみのある言い方で心に残っていたので、うっかり出てしまったのですねぇ~。
特に義姉は口調がおっとりとしていて語尾がホワ~ンと上がり、きつい口調で話すのを聞いたことがありません。訛というより話し方に人柄が出ているのかもしれないですね。
話し方には気をつけねば!