「マスクなんて・・」と言っていた家人が昨年末ごろから外出時にはようやくマスクを着けてくれるようになった。
昨夜、なんとなくテレビを見ていると「ためしてガッテン」が始まり、マスクについて取り上げていた。
家人が見るつもりでチャンネルをかえたようだ。
家人の意識も番組を見ようというところまで高まってきたようでとても喜ばしいこと!
「マスクなんて・・・ メガネが曇るからいやだ」と着けるのを拒絶していた家人が自分から情報を得ようとするまでになったのはなぜか。
体力の衰えを実感するようになったからだと思う。
申し訳ないことではあるが、テレビで高齢の方が肺炎で亡くなったという訃報に接するたびに「風邪を引かないように気をつけなくちゃね、高齢者は風邪が引き金になって肺炎になると大変なことになるからね!」と言い続けてきた。
それをようやくわかってくれたようで外出には自分からマスクをするようになった。
番組では、マスクをつけた時のウイルスなどのカット率を計測し、つけ方によって差があることを検証していた。
又、専門家によるマスクの効用についても話があった。
番組が終わった時、むくっと顔を起こした家人は、「寝ちゃって終わりまで見てなかったけど、何だって?」

ま、内容を知ろうとするだけでオンの字!
安価なマスクでも、着ける時に先に鼻にあたる部分を山おり・谷おりしてからするなどつけ方に注意すれば有効だということ。
喉の繊毛は乾燥すると活動が鈍くなるが、マスクをすることによって湿度が保たれて働いてくれるので異物の除去に有効なこと。
接触感染を予防するには、無意識に手が鼻に行くことがあるのでマスクをすることによって感染を防ぐことが出来ること。
外出から帰ってきたら細菌が付いているかもしれないので、マスクはポケットに入れないですぐ捨てること。
手洗い・うがいも大事だということなどを事細かに話して聞かせた。
今までは「専門家がこう言っているのよ」と言っても、「そんなこと・・・」「いちいちうるさいなぁ~~」と言っていたのに、私の話に素直に頷いていた。
さぁ~~ 今後は帰宅時に注意しなくても手洗い・うがいをするようになるかな?

乞うご期待