好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

名前の最後、判明!

2023-05-30 09:58:57 | 学習
 どこでどう調べても分からず、最後まで読めなかった部分がようやく今日になって分かりました。



 女性の名前の最後に記載されているもののどう見ても名前には見えず、最後だからって先生は随分捻ったものを出されたもんだなぁ~と思っていたのです・・・

 朝からプリントとにらめっこしながら考えました!
 課題の名前がほぼ『新編古文書解読字典』の「人名一覧」から出題されていたので、もしかしたらと再度「人名一覧」をじっくり眺めていると・・・

 他の名前より文字数が多いので小さな字で「市兵衛後家かん」と書かれていました!
 プリントにあるのは「市兵衛後家」でした
 随分遠回りしちゃったけれど、これにて課題はとりあえず一字残らず終了!

 古文書を読んでいると面白い文言にぶつかりそうです。
 昨日のプリントにある「何方迄モ罷出」の部分、書誌学を習った時によく似た文言が版本の封面だったかにあったのを思い出しました。

 確か「無断で刊行した者は地の果てまでも追いかけて追及する」って意味だったかと。
 プリントの文言も漢籍の影響を受けている可能性がありそうですね。

 ADEAC(アデアック)で検索すると、検索結果のテキストだけでなく原本画像と翻刻(PDF)が見られるものがあります。
 もう少し読めるようになったら・・・

 雨が上がったので、これから散歩がてら校正表を投函しに行って来ます。
 あとは、午後から食料の買い出しとくずし字の予習・復習かな?
 女性の名前は字典でカンニングしてすべて分かったけれど、どの漢字を崩したものか分からないので、調べてみなくちゃね!

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解読にデジタルアーカーブ活用

2023-05-29 09:31:54 | 学習
 人名を読む宿題の空欄はほぼ埋められました。
 が、来週説明があるという予習用のプリント、難しくなってます
 特に最後のページ・・・


 所々読める字はあるものの、文言が目新しいものばかりで、そのように読んでいいのか戸惑う漢字が多いです。
 推測できない文字は前後の文脈で考えてみる、と言ってもその文脈も・・・

 そこで判明した文字をキーワードに検索してみました。 
 一番ヒット箇所が多かったのが「中津川市古文献アーカイブ」でした。次に役立ったのが「国立公文書館デジタルアーカイブ」。

 「〇〇寺□同州同郡」の4文字目は「末」のはずなのですが、「〇〇寺末」??
 解読辞典で確かめてもそれらしいのですが、見聞きしたことがない言葉で???

 で、「国立公文書館デジタルアーカイブ」で「同州同郡」をキーワードに入力して検索してみると、ヒットしました
 妙心寺末・同州同郡 (愛知県公文書館の県史収集資料・古文書・私文書データベース)

 意味するところは分からないけれど、「末」で良さそうです。真ん中あたりの画数の多い字は「疑敷」みたい
 こんな調子でほぼ予習も済ませられました

 31日・一日に名人戦第5局があります。
 今日中に校正表の作成を投函し、明日は古文書の復習・予習をしておかなくては・・・
 
 聡太くんの叡王タイトル防衛の喜びの余韻に浸っている暇もないですねぇ~~~。

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祝・叡王防衛!

2023-05-28 23:00:01 | 将棋
 2回の千日手にはビックリ!
 第1局目は課題の調べ物をしながらチラチラ、千日手指し直し局の終盤は夕飯の準備をしながら見ていたので、指し直しの2局目は夕食後にゆっくり見られて

 1日に3局も指すなんて対局者のお二人は疲れたことでしょうね!
 それから、記録係さんも大変でしたね、お疲れ様でした!

   [水匠5による解析結果]
千日手指し直し・第2局
先手:菅井竜也八段
後手:藤井聡太叡王
戦型:3間飛車



 評価値画像で1か所先手に振れていて不可思議・・・
 短い時間で解析しているので、こんなこともあるのかもね?

 聡太くんは今記者会見中です。
 疲れているでしょうに、大変ね!

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手強いぞ、くずし字

2023-05-26 10:26:38 | 漢文・漢字
 講座の冒頭で先生から宿題の解答が示されました。
 課題にあった「銀」で始まる4文字、最後の字は「包」だと思っていたのですが、「匁」でした

 二文字目は、前日に再度確認して「廿」と直して、正解でした。
 間違えた字、えっ?このくずし字って本字はこんな字なの?なんてあったりして・・・ 

 初回の正解率は96.8%でしたが、漢字の読み間違いがあっては正確な文章を把握することはできないので、次回はもっと慎重にしなくてはと反省!

 以前に江戸時代の文献を読んでいて、どこまでを踊り字の対象と捉えたらよいのか分からないことがあったのですが、先生のお話を聞いていてなんとなく分かった気がしました。今度出てきたら大丈夫かな?

 今回の予習用の課題もほぼくずし字ばかりみたい
 今日は、まず課題を先に済ませて、それからオンライン講座の資料に目を通す予定。
 
 先月のオンライン講座では、考古学的な見地からすると邪馬台国は九州には無かった、という先生の説だったのですが、今回の講座では九州説のお話を聞くことになりそう

 真っ向勝負、どっちに軍配を上げることになる?
 永遠の課題かな・・・

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富士山が綺麗・・・

2023-05-24 21:03:26 | 日記
 風が強かったせいか、今朝の富士山はとっても綺麗でした。写真は撮ったもの、なにしろコンデジだから・・・心眼でお願いします

 ワクチン接種の副反応は、一晩寝たら昨日は平熱に戻っていました。
 今日は校正の続きをし、美容院へカットに行き、帰路にスーパーによって食材の購入。

 午後から島根県古代文化センターの「〈第4講〉風土記が拓く出雲の古代史」のアーカイブを拝聴!

 『出雲国風土記』が書かれた時朝廷側の意向が影響していたのではないかと以前にふと思ったことがあったのですが、まんざら的外れでもなかったようで、ちょっと、いやかなり嬉しくなりました

 大和朝廷と出雲の国の関係性が少し整理されて分かってきたような気がします。
 継体天皇と繋がりがあったという話も興味深かったです。何と言っても越前の国の出ですからね!
 あと2~3回見直して頭の中をスッキリさせたいなぁ~

 気分転換したところで、夕方まで校正の続きを頑張ってほぼ済ませ、あとは校正表を作成するのみ。
 明日講座があるので、宿題に間違いがないか点検してみなくちゃね。
 校正をしていていつも感じるんだけど、人のミスは目ざとく見つけるのに自分のミスって見逃がしやすいのよねぇ~~

 もう眠くなってきているんだけど、なんとか頑張れるかな・・・

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名人戦七番勝負・第4局

2023-05-22 21:53:28 | 将棋
 終局16時45分、69手で先手・聡太君が勝ちました
 今日午前中、6回目のワクチン接種があり、対局をゆっくり見ていられず、午後からはPCの前に陣取るも疲れが出てウツラウツラ・・・

 昼休憩に入る直前にすでに聡太君に形勢が傾いていたので、安心して応援の手抜きをして少しばかりお昼寝を
 3時過ぎころから起きだして、さぁ~これから終盤を迎えるのだろうと集中して応援し始めたと思ったらなんだかなぁ~~

 解説者が「夕食休憩入らないかもしれません」ですって
 終局時の持ち時間は、先手2時間3分、後手1時間22分も残っていました。

   [水匠5による解析結果]
先手:藤井聡太竜王
後手:渡辺明名人
戦型:雁木



 ナベさん辛いね、刀折れ矢尽きたって感じだったのでしょうか?
 負けた対局者の心中を考えると、バンザーイなんて言えなくなってしまって

 次局は5月31日・6月1日、長野県「緑霞山宿 藤井荘」で行われます。
 お二人とも疲れが出ませんように、体調を整えて頑張ってください。

 ワクチンの副反応は有難いことに、また微熱程度で済みそうです。左腕は上に上げようとすると重い感じでちょっと痛むかな?
 一晩寝ればほぼ平熱に戻ると思います

 昨日古文書講座がyoutubeにたくさんアップされていることに気付いてしまい、夕飯後に聞き入ってしまいました。
 あまり深入りしないように気をつけなくっちゃ!
 
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宿題と予習、完了

2023-05-20 14:57:32 | 学習
 昨日の午後から課題に着手したのですが、手持ちの辞書では何文字か確認が取れず、今朝から又続きを始めました。
 
 貨幣に関する記述で、「銀」で始まる4文字です。
 最後の一文字は単位だろうと見当をつけて、「貫」「匁」「分」「文」「朱」を辞典で調べてみたのですが、これらでは無さそうなのです

 ほかに単位は無いかとググって見たら、あるブログに「包銀」という情報があるのを見つけました。
 さっそく『新編古文書解読字典』で「包」の字を見てみると、ピッタリの用例がありました

 「銀子壱包」

 課題の二文字目を「子」と読んでいいか微妙なのですが・・・
 とりあえず、空欄を埋める事ができたので課題終了とし、続けて次週の予習も済ませました。

 配布されたプリントで、わからない用語があったのでNDLコレクションで調べておきました。
 ついでにスマホのホームにアイコンを表示し、すぐに検索画面やマイコレクションを見られるようにしました。
 スマホ、便利ですねぇ~

 さて、お八つも食べたことだし、これから校正にとり掛かります。
 あと小1時間もしたら明日の名人戦の検分が始まるのかなぁ? 気になる・・・

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古文書解読講座で宿題

2023-05-19 10:34:42 | 学習
 初心者なのでどうなることかと案じながら参加したのですが、さすがそこは専門家の先生、初心者向きに基本的な事項から丁寧に教えてくださいました。

 用紙の種類・形態、種類などや元号・数字などの崩し字等々が記載された資料も配布され、初日は楽しく学べました

 『漢字くずし方辞典』と二日前に買ったばかりの『新編古文書解読字典』を持参したのですが、この日は出番がありませんでした。

 が、宿題が出されたので、今日中に済ませるべくこれらの辞典を使って今から始めます
 21・22日に名人戦第4局があるので、それまでに校正を少しでも進めておかなければ。
 
 昨日は暑くてエアコンを使わざるを得ませんでしたが、今日は窓全開で心地よい風が入って来るので気持ちよく宿題ができそうです。

 11日にコピーした『古史辨』の「四 南方民族中槃瓠盤古之傳説與信仰」、胡蝶装に仕立てて同日夜に現代語訳に取り掛かったのですが、本文3行分しか済んでいません

 二つの講座の予習・復習、それに関連する書物に目を通し・・・読みかけの本が増えるばかり。
 『日本書紀と出雲観』に風土記の講座で先生が触れられたことに関する論文があるので読んでいるのですが、内容が難しくてなかなか理解するまでに至りません
 繰り返し読んでみるしかないと思うのですが、その為の時間が・・・

 最近、私が忙して疲れていそうだと家人よく家事を手伝ってくれるのでとてもありがたいです。
 洗濯物を畳むことは以前からしてくれていたのですが、昨日は昼食後の食器も洗ってくれていました
 
 以前は自分の趣味のことで出かけたんだから疲れていようが我関せず、って顔されたんですけどね。
 ちょっとのことでも手助けしてもらえると有難いですね。感謝感謝!

 帰宅途中に寄ったスーパーで、久しぶりにキハダマグロのお刺身を目にしました。初めて漬け丼を作ったのですが、美味しかった!
 漬けダレに生姜のすりおろしを入れ忘れていて、漬けた後に追加したので味にばらつきがあったみたいですが、なかなかのお味でした  

 息子、他のおかずを食べた後で、漬け丼を食して曰く「生姜が効きすぎていて生姜の味しかしない」ってことでしたが、ご飯のお替り2杯!
 これはリピあり!ですね。

 クラシルの「お家でも マグロの漬け丼」のレシピを利用しました。
[漬け汁]
(1人前・マグロ100gあたり)
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ2 (刺身醤油を使用)
すりおろし生姜 小さじ1

[トッピング]
刻みのり・炒りゴマ・大葉

[作り方]
みりん・酒は煮切って漬け汁を作り、冷ましてから皿に並べたマグロに掛け、冷蔵庫で20分冷やしました。 

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名人戦2勝1敗に

2023-05-15 09:10:10 | 将棋
 昨日行われた第3局の負けで2勝1敗となりました。ちょっと残念!
 昼食休憩に入る直前の59手目では、先手30%くらいだったのでこのまま聡太君が勝ち切るかと思っていたのですが、66手目2七歩打で逆転となってしまいました

 持ち時間はナベさんより1時間ほど少ないとはいえまだ2時間ほどあったのに、35分の考慮でした。
 終盤で1分将棋になっていたのならいざ知らず、持ち時間があるうちにいったい何があったのか観る将には知る術もなく・・・

 終局直後、聡太君から別の手が示されたようですが、その手であっても形勢は保てなかったような・・・

 ナベさんの防衛まであと3勝、聡太君の名人位奪取まであと2勝!
 第4局は来週21・22日です。

   [水匠5による解析結果]
先手:渡辺明名人
後手:藤井聡太竜王
戦型:矢倉
 


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母の母の日

2023-05-14 22:33:07 | 日記
 今日は母の日だったんですね。
 娘と、そして孫からもプレゼントを貰っちゃいました

 孫からもらったタオル、大好きなトトロです!!
 綺麗な色でとっても素敵で可愛いぃ~~~!
 使わないで飾っておきたいところだけれど、夏によく汗をかいてるからってプレゼントしてくれたんだから大事に使わせてもらいますね。



 聡太くん、今日は負けちゃったけど、このタオルを眺めて癒されてますぅ~

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『古史辨』第7冊

2023-05-11 15:00:11 | 参考文献
 『古史辨』第7冊を借りて来ました。
 係の方がカウンターへ運んでこられた本を見て
 第1冊から第7冊までの合冊ではないのかと思えるほどの厚みのある本でした。

 帰宅後早速開いてみると、第7冊の上・中・下編の合冊で、測って見たら6.5cmもありました。
 こんなに厚い本の中から目的の「畬族の“狗皇歌”」が探し出せるかちょっと不安になったのですが、予備知識があったので目録を眺めていて思いの外すんなりと見つけられました。

 「四 南方民族中槃瓠盤古之傳説與信仰」の p172~p174、早速コピーしました。
 なにしろ借り物の大事な本なので、喉が渇いても気軽にお茶も飲めず、なので

 目録を眺めていると、興味をそそられる項目がたくさんあるので上・中・下編すべての目録もコピーしました。
 読む必要性が生じた時が来たら又借りようと・・・

 パラパラっとめくっていると、『山海経』の文字が何度も目に入りました。
 邦訳があればスラスラッと読めるのになぁ~と恨めしく思いながら・・・時間を掛けて読むしかないです・・・

 目録を記そうと思ったのですが、今日はちょっと無理みたい ・・・
 先にオンライン講座の資料に目を通して予習しなくてはいけないので。

 最近、鶏以上に物忘れが激しく、何かする前に机の上の物を片付けて、と片付けたあと、で、何をするつもりだったんだっけ? ・・・

 しばし考えるのであります。

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王座戦挑決トーナメント、初戦白星スタート!

2023-05-10 21:57:38 | 将棋
 いよいよ王座戦への挑戦が始まりました!
 本日東京の将棋会館・特別対局室でトーナメント第1局対中川大輔八段が行われました。

 振り駒の結果、聡太君が先手に。
 聡太くんの得意戦法角換わりを堂々と受けて立った中川大輔八段はカッコいいですね。男の中の男です!
 
 最近のAIによる研究では、角換わりは先手番が勝つという結論が出ているらしいので、いずれ角換わりは見られなくなるのではないかと噂されています。 
 なので、恐らく今日は角換わりは指されないだろうし、聡太君がもし角換わりを仕掛けても拒否されるだろうと思っていたのです。

 終局後のインタビューで中川八段は「気持ちとしては八冠阻止を~という気持ちで対戦していた・・・」
 中川さん、八冠阻止って言っちゃった!
 名人戦はまだ2局しか終わっていないですよ~。

   [水匠5による解析結果]
先手:藤井聡太竜王(六冠)
後手:中川大輔八段
戦型:角換わりその他



 名人戦の第3局が13・14日、第4局は21・22日にあります。
 今月から複数の講座も始まり超忙しいというのに、校正依頼も1点入ってしまいました

 図書館にリクエストしていた『古史辨』第7冊が届いたので、明日は取りに行かなくては・・・。
 最悪のタイミングで届いちゃった。
 いつ読むのよ~~

 
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叡王タイトル防衛に王手!

2023-05-07 21:30:01 | 将棋
 一夜明けたら気が抜けてしまって感激も薄れて・・
 でも大熱戦だったことは確かです!

  [水匠5による解析結果]
先手:藤井聡太叡王
後手:菅井竜也八段
戦型:三間飛車



 今日は朝から雨でした。
 なんとなく本を読む気になれず、洗面所・お風呂場・洗濯機の掃除をして午後から少し仮眠を取りました。家族に起こされてしまって30分ほどしか寝られず、取らないよりはマシ?って程度かな

 明日も雨かなぁ?
 自分に少し喝入れなくっちゃ!

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『ある歴史家の生い立ち 古史辨自序』読了

2023-05-04 11:38:32 | 参考文献
 昨夜『ある歴史家の生い立ち 古史辨自序』を読み終えました。
 「文庫版あとがき」p230に、「自序」は三十三歳における自叙伝である。「総序」は八十七歳における自叙伝である。
 と書かれています。

 「自序」は六万字、「総序」は二万字で第1冊の巻頭に載せられているのだそうです。

 p232 八十七歳の序は多弁になっている。二万字が却って六万字よりも心のゆたかさを、三倍ものゆたかさを、読む者に感じさせる。
 
 八十七歳の顧氏が書いた「総序」も読んでみたい。
 「新書版あとがき」「顧頡剛先生をしのぶ」「文庫版あとがき」から顧氏の晩年のお人柄は自ずと分かるのですが、悩み多き若かりし頃に綴った文章だけを読んで終わりにしたのでは氏に対して甚だ失礼な気がしてならないのです。
 しかし自分の語学力ではどこまで理解できるか全く自信がなく・・・

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『国語展望』漢文研究シリーズ 2 (漢文指導法史伝編)

2023-05-04 10:58:31 | 漢文・漢字
 先日、「『漢文の語法』復刊をめぐって」と題して校訂に携わられた齋藤希史(まれし)氏と田口一郎氏によるリエゾントークが、zoomで東京大学生協・本郷書籍部を結んでハイブリッド開催されました。

 対談の最後に質問時間が設けられ、件の疑問について伺いたかったのですが、蚤の心臓で言葉を発することができませんでした
 でも、漢文の難しさに関して質問される方がおられて両先生は丁寧に回答されていました。

 その話の中で前野直彬氏の著作について触れられ、「ふう・・・じん」と聞こえたように思い、私家版とのことだったので無理かなと思いつつ、似かよったタイトルの書籍を見つけ図書館から『風月無尽-中国の古典と自然』(UP選書92)を借りてみました。

 残念ながら、期待していた内容とは全く違っていたのですが、そのはしがきに以下のようにありました。

 pii より抜粋 この1冊におさめた文章は、私が一九六一年から七〇年までの間、尚学図書発行の雑誌「国語展望」に連載したものであった。雑誌は高校の国語科の先生を主な対象としていて、有用か無用かは知らず、辞書や参考書とは違った角度からの知識を提供するのが本来の主旨であった。

 早速いつもの図書館で検索してみると
 『漢文研究シリーズ』2 (漢文指導法史伝編),尚学図書,1973. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12162692 (参照 2023-05-01)

 目次
 史伝教材の意義と特質 藤原宏 1
 指導計画の立て方 長谷川節三  6
 望ましい史伝教材について 鵜城紀元 16


 圧倒的に多い教材として『史記』『十八史略』が挙がっていました。
 「巻頭言」「史伝教材の意義と特質」「望ましい史伝教材について」をざっとしか読んでいませんが、いろいろな観点から考慮されているようですが、やはり教えづらい・学びづらい難しい教材が選ばれているんだなぁ~と

 
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